「やりたい度」という言葉を
ご存知のあなたも
ご存知ないあなたも
こんにちは。
外出する時に限ってその日一番の強い雨が降り杉田です。
1週間お疲れさまでした!
えーと、私、このブログの過去記事の中で、何度も
という言葉を使ってきたんですけど、みなさん、ご存知ですか?
あ、この「やりたい度」って、なんとなくの意味は想像ができるかと思うんですけど、
何かに対して「どれくらいやりたいか」ってことを10段階のスケールであらわしたもの
です。
たとえば、
Aさんの「ジム行きたい」は、「やりたい度8」
Bさんの「ジム行きたい」は、「やりたい度3」
みたいに。
で、私がこの「やりたい度」って言葉を言い出したキッカケは、クライアントさんが、
「起業したいと思って、起業塾に入ったけど、まわりの人がものすごく熱心で、自分が本当に起業したいのか、わからなくなりました」
みたいな話をお聴きすることが多かったからなんですよ。
この「やりたい」という言葉って、
「なにがなんでもやりたい」
「すごくやりたい」
「まあまあやりたい」
「できればやりたい」
「やってもいい」
みたいにグラデーションがあるじゃないですか。
だから、たとえ同じ「◯◯やりたい」という言葉を口にしたとしても、
他人が言う「やりたい」と自分が言う「やりたい」のやりたさは同じじゃないし、
自分の「やりたい」という言葉も、その都度やりたさは違うわけですよね。
でもそれに気づかないと、他人と比較して、「こんなのやりたいうちに入るのかな?自分の気持がわからない」みたいに思ってしまうわけですよ。あなたは「あなたのやりたさ」でいいのに。
で、中には他人と比べて「やりたい度」が低いと、「自分はダメだ!」みたいに自分を責める方もいらっしゃるんですけど、
「やりたい度って、自分の意識でコントロールできるものではない」
ですからね。
だって、「やりたい」とか「スキ」って、「感覚」ですから、「感覚」って自分の意識で動かしようがないんですよ。
「らっきょうを1番スキな食べ物にしよう!」と思っても、それができないように。
水泳がキライな人が、水泳をしたくならないように。
だから、「やりたい度3」の人は、たまたまそれに対して「やりたい度3」ってだけで、
それが人より低いからってダメだとか悪いとかの話でなく、「ただあなたがそういう状態だ」ってだけなんですよね。
ということで、この「やりたい度」の話、
「同じ「やりたい」という言葉を使っていても、そのやりたさには違いがある」なんて、言われてみれば当たり前すぎることなんですけど、
それがなんか見えなくなるようで、「やりたい度」という言葉を使うことで、たくさんのクライアントさんから、
「前は「あれ?やりたいと思ったのに、なんでやらないんだろう」みたいに思うことが多かったけど、やりたい度という言葉を知ったことで、
「これはそんなにやりたい度が高くないことだから、そこまでやれないのはしょうがないか」とか自分の気持ちがわかるようになった」
みたいなことを言われたので、「やりたい度」って言葉を言語化して良かったなって思ってるんですよ。
(「やりたい度」に関しての記事はコチラからどうぞ)
さ、ということで、導入が長くなりましたが、
今回の記事は、その「やりたい度」と似た言葉をご紹介したいと思うんですけど、
その前に、ちょっと話題を変えまして、いきなり質問があるんですが、
みなさんの中に、「お金がない」って悩んでいる方っていらっしゃいますか?
ではそんな「お金がない」って悩んでいる方に、今日ここで間違いなくお金が増える法をお伝えしたいと思います。
絶対に失敗しない方法ですから、他の人には内緒ですからね(小声)
ではこっそりお伝えしますと、その絶対に失敗しない、間違いなくお金が増える方法とは・・・・・
今、仕事をしていない時間にバイトする!
エッ、「そんな当たり前の方法かよ!」ですって?
で、ですよね(笑) ん? でもそれって「お金がない」と悩んでいるのに、間違いなくお金が増えるよう方法がわかっても、やらないってことですよね? なるほど。
あ、で、この質問から何をお伝えしたいのかというと、「悩み」に対して、
「解決したい度」
ってものもあるんじゃないかと思うんです。
要は、自分の悩みをどれくらい解決したいかって、「やりたい度」と同様に、
「なにがなんでも解決したい」
「すごく解決したい」
「まあまあ解決したい」
「できれば解決したい」
「楽にうまくいく方法があれば解決したい」
みたいにグラデーションがありますよね。
なので、「お金がない」と悩んでいる方にとって、「今、仕事していない時間にバイトする」って聞いて、「そんな当たり前の方法かよ!」と思った方は、
「お金がない」という悩みの「解決したい度」がそれほど高くないのではないでしょうか?
だってやれば間違いなく今よりお金は増える方法がわかっているのに、それをやろうとしないわけですから。
もし本当に「お金がない」という悩みに対して「なにがなんでも解決したい!」と思っている方なら、きっとお金を増やす方法がわかったら、「何でもする」のではないでしょうか。
そういうことからも、人は悩みに対して「解決したい度」ってものがあることがわかりますよね。
この「解決したい度」の意味をもう少し正確に言うならば、
悩みに対して解決したいと「思っているだけ」ではなくて、「実際に」どれくらい解決する覚悟があるかを10段階のスケールであらわしたもの
ということになるでしょうか。
あ、で、この「解決したい度」の話から何をお伝えしたいのかというと、
自分に悩みがあって、「この悩みをすごく解決したい!」と自分では思っているのに、実は、
「自分からは解決するための行動をする気はない」
「自分が努力する気はないけど、楽にうまくいく方法があればやってもいい」
「誰かがなんとかしてくれないかなぁ」
とか思っていることって意外とあるんですよ。
要は、自分では「この悩みをすごく解決したい!」と思っているのに、実際は「解決したい度」が低いことに自分が気づいていない。
そういう例として、たとえば「パートナーができない」っていう悩みを長年持っていて、自分では「そのことにすごく悩んでいる」と思っていても、
自分から何かアクションを起こすようなことはぜんぜんなくて、「なんかうまい話、転がってないかな?」みたいに思っていたりする。
そういう感じなら、「パートナーができない」って悩みの「解決したい度」は、そんなに高くないですよね。
でもこういう話をすると、「解決する気がないなんて、自分はダメだ!」なんて自分を責める方もいらっしゃると思うんですけど、
この「解決したい度」も「やりたい度」と同じで、「自分の意識でコントロールできるものではない」んですよ。
たとえば、「お金がない」という悩みでも、あまり切羽詰まっていない「お金がない」から、「解決したい度2」くらいでそこまで解決したいと思わないけど、
「会社を解雇されて、今月家賃を払わないといけないのに残高が足りない」とかなれば、「ヤバイ!」ってなって「解決したい度8」くらいになるかもしれないですよね。
でももし「会社を解雇されて、今月家賃を払わないといけないのに残高が足りない」という経験することなしに、
自分の意識だけで、「解決したい度 2→8」にコントロールしようと思ってもできないじゃないですか。
そういうのが、「解決したい度」は、「自分の意識でコントロールできるものではない」ってことの意味です。
なので、ここで「解決したい度」について考えることの目的は、自分を責めるためではなくて、
自分の悩みの解決に対して、ただ「自分がそういう状態だ」ってことを眺める
ためなんですよ。
そうやって自分の状態を眺めていると、なにか感じるものあったりするんですよね。
それが大切なんだな(ポツリ)
さ、そういうことで、長くなりましたので最後にまとめますと、
自分では、「この悩みをすごく解決したい!」と思っているのに、
自分が思ってるより「解決したい度」が低いってことってありますよ。
てな話でしたとさ。
あ、今回の内容を踏まえたうえで、以下の記事を読むと、より内容がわかるかもです。
あなたはどうでしょう? 自分では、「すごく解決したい!」と思っているのに、
実は「解決したい度」が低い悩みってありませんか?
それでは今回はココまでにします。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
また次回お会いしましょう!