今の生活が
そこそこ良いと思えるあなたも
あまり良いと思えないあなたも
こんにちは。
見知らぬ女性に歩調を速められ杉田です。
1週間お疲れさまでした!
あ、今回の記事は、何か結論がある話ではないんですけど、ダラダラとお話させていただきたいと思います。
えーと、私、ワークショップの懇親会とかで参加者のみなさんから、
「よく心理セラピストとしてやっていこうなんて思えましたね。杉田さん、勇気ありますよね」
なんて言われることってあるんですけど、そんな時、いつもこうお答えしているんです。
「いやいや、私が、みなさんみたいに、もし会社員としてやっていくことができていたら、きっと心理セラピストなんて、やってなかったと思います。
会社員としてやれなかったら、流れに流れて結局こうなっちゃったんだと思うんです。
むしろ会社員としてやっていける方が、その立場を捨ててフリーランスとかになるほうが、よっぽど勇気がいりますよ」
で、先日、いつも通りこんなことを言っていたら、フとある本の言葉が頭に浮かんできたんです。
それが、
「GOOD は GREAT の敵である」
という言葉です。
あ、これ、「杉田隆史オススメの本」の中でもご紹介している、ビジネス書の名著、
の中にある言葉なんですけど、その意味は、
「そこそこ良いと、そこから変わる必要がなくなる。
それが、多くの良好(GOOD)な企業はあるのに、それが偉大(GREAT)な企業にはなれない一番の理由」
なんですって。
でも確かに、この「そこそこ良いと、そこから変わる必要がなくなる」って、ホントそうだなって思うんですよ。
というのは、人が「行動」する動機って、
「○○したい!」 (快楽を求める)
「○○になったらマズイ!」 (苦痛から逃れる)
のどちらかしかないわけですから、
「そこそこ良かった」ら、ある程度の満足はあるし、そこまでの苦痛もないしで、今いる場所から動く必要がなくなっちゃうんですよね。
でも私の場合、20~30代の多くを年収200万円台で過ごして、自分の生活すら自分で支え切れなくなりそうでしたら、自分では「そこそこ良い」なんて、とても思えなかったんですよ。
だから、動かざるを得なくなって、あがいているうちに、気がついたら心理セラピストになっていたんだと思うんです。
ということで、そんなことをフと思いながら
「そこそこ良い」っていう悩みってあるんだな」
って思ったんです。
あ、たとえば、自分の生活に文句言いながらも長年動いていない人とかって、良くも悪くも、「そこそこ良い状態」にいると思うんですよ。
エッ、「いや、そんなことない。全然良くないのに動けてない」ですって?
そ、そうですか。
でも、「本当に追い込まれた時」って、人は動くと思うんですよ。
私も30歳を超えて、全財産が3万円を切った時があったんですけど、そういう時って、「動かない」っていう選択って、できなかったんですよね。
だってリアルに生活できないわけですから。
でも、おかげで引きこもりから脱出できたりもしたんですよ。
あ、でもこういう話をしちゃうと、自分の生活に文句言いながらも長年動いていない人って、
「自分が現状に甘えて動かないからいけないんだ!」
とか、自分を責め出しちゃう人もいらっしゃると思うんですけど、
ヘンな話ですけど、
「やる」より、「やらない自分を責めている」ほうが楽
だったりするんですよ。
つまり、そうやって「自分を責める」ということが、かえって「動かない自分を強化」しちゃったりするんですよね。
こうやって人は自分でも気づかないうちに、自分で自分を巧妙に「動かない罠」にはめていくんです。
あ、ということで、今回の記事は、何か結論を言いたいわけじゃないんですけど、
ある程度の満足はあるし、
そこまでの苦痛もないし、という、
「そこそこ良い」状態って、「幸せ」だと言えるし、
でも、ある意味、
「変化しずらくなる」
とも言えるわけで、
「そこそこ良い」が悩みになることもあるんですよ
てな話でしたとさ。
あ、そうか、だから私、髪型変えないのか!
だって、みなさんも思いません?
私の髪型って、そこそこ良・・・
☆彡
ん?
(トス)
ウッ!
(「☆彡」の意味がわからない方はコチラをどうぞ)
それでは今回はココまでにします。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
また次回お会いしましょう!
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