最近、
波に乗っているあなたも
波に乗っていないあなたも
こんにちは。
つけ麺のつけ汁にお湯を多く入れてしまって味が薄くなり杉田です。
1週間お疲れさまでした!
えーと、今回は、「波に乗る」っていうテーマでお話したいと思います。
あ、今回、なんでこういうテーマでお話しようと思ったのかというと、最近、私のクライアントさんのフェイスブックを見ていると、今まさに「波に乗っている方」が多くて、いつも「おー!」って思ってたんですよ。
でも、そういう波に乗っている方たちって、元々イケイケなタイプではなく、むしろ、さんざんモジモジしていた方たちだったんですよね。
なので、私には逆に興味深かったというか、その方たちの中で、「何が起きたのか?」って、すごく聞いてみたい気がしてたんですよ。
そしたら、先日、「Cafe LOSER」というお茶会を開催した時、そんな波に乗っている方の1人である、「Aさん」もいらしていたので、みんなで、「波の乗る」ってことについてお話をしたんですね。
なので、今回の記事は、そんな「Cafe LOSER」でみんなでシェアした内容も交えつつ、「波に乗る」ってことについてお話したいと思います。
あ、えーと、ではまず、「波に乗る」って言葉の意味って、人によって、ちょっとズレがあるような気もするので、
「この記事の中での「波に乗る」は、こういう意味で言っていますよ」という話からしたいと思います。
あ、で、私、ちょっと前にアップした
っていう記事の中でですね、
(5)スキな仕事をした時、波に乗った
私が、いざ、フリーランスというか、スキな仕事をはじめたら、
(つまり、心理セラピストとしての活動をはじめたら)キセキとしか思えない良いことが、いくつも起きたんです。
今まで仕事面では全然そんなことなかったのに。
なんてことをお話したと思うんですけど、その時、何が起きたかというと、
私が、「心理セラピストになろう!」と思って一歩踏み出すと、
「なんで私にそこまで良くしてくれるんだ!」みたいな、私のことを応援してくれてたり、サポートしてくれる方たちが突然たくさん現れたんですよ。
この時の驚きは、今でもハッキリ覚えていて、
そのちょっと前の私は、工場でアルバイトしていて、10歳以上も年下の人たちから、「バカ!」とか、「帰れ!」とか怒鳴られて働いていたのに、急に世界が違ってしまったような気がして、
「オレ、今まで居る場所、間違ってたのかな?」なんて思ったんですよね。
で、いざ心理セラピストという仕事をはじめてみても、最初はクライアントさんなんて全然来なくて、
「この仕事をやっていくのはムリなのかな。辞めようかな・・・」とか何度も思ったりもしたんですけど、
いつもギリギリところで、メディア出演の話がきたり、ネットの検索で上位表示されて、クライアントさんが急増したり、
(↑どちらも自分で意図していない)
まるで、何かに「この仕事を辞めるな!」と言われているかのように、見えざる手によって助けられてきたような気がするんです。
あ、こんな感じで、「波に乗る」って、
「自分が予想している以上の良いことが、いくつも起こる」
ってことを経験するんですよね。
で、「Cafe LOSER」というお茶会に参加した方たちともこの「波の乗る」についてお話した時も、やはりみなさん同じように、
「応援してくれる人が現れた」
「偶然、あり得ないような良いものが見つかった」
「すごいオファーがきた」
「もうダメだと思ったら、あり得ない逆転があった」
みたいな、「自分が予想している以上の良いことが、いくつも起こる」ってことを経験しているんですね。
そういうのが、この記事で言う、「波の乗る」って意味です。
あ、で、そうなると、
「何がキッカケで波に乗れたのか?」
「何をしたことで波に乗れたのか?」
みたいなことが気になると思うんですけど、お茶会に参加してくださったAさんにも聞いてみたんですけど、明確な答えがあるわけじゃなく、
「なんかそうなっちゃったんですよね」
みたいな答えだったんですよ。うん、その感覚、私もわかる。
あ、で、このAさん、「やりたい仕事」をするには、会社を辞めなければならなかったんですけど、
安定した企業に勤めていた方なので、辞めるのは、やっぱり怖いし、10年以上も迷って、モジモジしていたんですよね。
でも、ある時、上司との面談の時、思わず、「辞めます!」って言ってしまったそうで、
本人の言葉を借りれば、
「「辞めます」って言葉を自分の耳が聞いて、「あ、オレ、辞めますって言っちゃてるぞ!」って気づいたって感じ」
だったそうですよ。(笑)
その場で、「辞める」って言おうと思っていたわけじゃないのにガマンの限界がきて、思わず言ってしまったんですって。
で、そんなAさんのお話をお聞きして、みんなでシェアしたことを箇条書きにすると、
決めようとしているうちは、決められない。
決められないってことは、まだ極限まで切羽詰まった状態でないのかも。最後は、クマが走ってきて、「決める」というより、「決まる」になる。
(「クマが走ってきて」の意味はコチラからどうぞ)
「勇気を出す/出さない」とかそういう問題ではなく、最後は、アウト・オブ・コントロールで、思わずやってしまう。
「本当にやりたいこと」なら、「その日」はくる。
そんな話をみんなでシェアしたんですよね。
あ、で、会社を辞めた時のことを、Aさんは後にこんなふうに語っています。
以下、Aさんがフェイスブックに書いた日記です。
(本人の許可をいただいて掲載しています)
今思うと・・・
「自分の居場所が違う」って気づいてるのに、
決断できない、リスクが取れない。
「いずれ沈む泥舟だってわかってるけど水面に飛び込めない」
っていうのは「決断できるのにできない」わけじゃなく、
特別チキンなわけでもなく(オレはチキンだけど)、
乗ってる船が「小さな泥舟じゃなくタイタニック号
(水面までの落差数十メートル)なんじゃないかなぁ?」って。となると
今は水中に飛び込むより、船上の方が安全なんだから
「飛び込めない」ってビビるのは
おかしいことでも何でもないんじゃないかなぁ?って。「そんなこと言ってたら、
いつまで経っても決められないじゃん><」
とも思うんだけど、
タイミングが来たら穴の開いた船は
ものすごい勢いで水面に引きずり込まれるから大丈夫♡
(賛否あるかもしれないけど、
少なくともオレのタイタニック号は沈んだ)そん時はあれだけ怖がってた水面を
水中から見上げることになるから
もがきながら水面を目指す他に選択肢はない。だから、今決められなくて悩んでる人は
自己嫌悪する必要はないと、
さんざんウジウジジトジトしてきたオレは思うんだよなぁ。。。まあ、今だったらあんなに苦しくて溺れ死ぬ思いをして
水面に浮上して板切れにしがみついてから救助されるより、
サッサと飛び込んで
救命ボートに乗せてもらう方がはるかに安全だと思うケド。だって救命ボートから見ると、
船がめちゃめちゃ傾いてるんだもん。
スクリューが水面に出てるかどうかなんて、、、
乗ってる時はわかんないよね^^
Good Luck☆
ということで、とにもかくにも、Aさんはそうやって、「思わず「辞める」と言ってしまった」ことで、その後、「波のつかんだ」みたいなんですね。
もちろん、この時点のAさんには、「波に乗る」なんて全然思えてなかったわけですが。
あ、で、その後のAさん、いざ仕事を辞めた後は、しばらく呆然となったみたいなんですけど、おずおずと、その「やりたい仕事」の準備をはじめたら、こんな感じになったんだそうです。
(以下もAさんのフェイスブックより)
【協力者現る、の巻】
先日の続きです。
目星を付けていた店舗物件、再三に亘り内覧や
各所寸法を測ったりした過程で出会った工務店の会長。不動産屋さん経由で未舗装部分のコンクリート打設の見積りを受領、
工事費が意外と安かったので工務店へお邪魔した際に
レイアウトもろもろを相談。話の流れから、事業内容の説明もしたところ
「へ~~~、そんな商売があんの?
社長(←オレのこと)の商売面白いね~」
と言ってくれ、流し台の位置を含めて的確なアドバイスをもらう。このアドバイスによって、狭い狭いと思っていた
「流し台・作業机・商談ブース」のレイアウトが何とか収まりそう。
現地の打設済みコンクリートが波打ってるので
不陸調整(表面を水平にする作業)もお願いしようかと思ったけど「社長の商売だと水平にこだわる必要ないから、
そんなお金もったいないよ」←会長、商売は?「土間はわざと凹凸つけてあるから
一番出っ張ってるトコだけ削るとイイ、
ウチの工具使いなよ」←商売道具じゃないの?「あ、スチール棚の余ってるヤツがあるから、よかったらあげるよ」
と、まるで商売っ気を感じない。
さすがに申し訳ないので
「じゃあ、流し台は会長のトコロでお世話に・・・」
と言うと
「ネットで買いなよ、その方が安い(キッパリ)!
器具が搬入されたらオレがタダで付けてあげるよ」と。。。もう、お言葉に甘えまくることにしました。
さらに、「意外と安かった」とは言っても
結構な額のコンクリート未舗装部分の打設、
当初から借主負担という条件だったのが、
大家さんのご好意によりゴニョゴニョ。
そしてお家賃もゴニョゴニョ。。。不動産屋さん曰く
「大家さんもクルマ好きだから、
ぜひAさんのご商売を応援したいそうです」と。。。あれ? 世界ってこんなに優しかったっけ??
もっと頑張って利得を奪取しあうような感じじゃなかったっけ???なんか、、、会社勤めしてた頃と全然違う。
そう、会社辞めてからまるで世界が違う。
神様がオレの周りをハードモードから
イージーモードにチャンネルを変えてくれてるんじゃないのか?
ってくらいに変わってきてる。
ような気がしたクリスマスの翌日。
ね、なんか「波に乗っている」でしょ?
で、Aさん、この他にも、「波に乗っている話」をいろいろしてくださったんですけど、私が、「おっ!」と思ったのは、Aさんが、「やりたい仕事」をするための物件を見つけた時、
「その物件は、前に自分が、「こういう仕事場で働きたい」とイメージしてそれを○○さんにお願いして描いてもらったイラストとそっくりだったので、その物件に決めました」
なんて言っていた部分だったんですよ。
あ、なぜ私が、この話の部分に「おっ!」と思ったのかというと、前に心理学を習った先生がですね、
「社会的に成功している人を見ると、見えないものを信じる力が強い」
なんてことを言われていたんですね。
これ、どういうことかというと、社会的に成功している人って、日常のさまざまな出来事から、
「これは、うまくいっている流れだ!」
「これは、こうしろってことなんだ!」
「これは、前にイメージした○○とそっくりだからいける!」
みたいに、「見えない何かが、私をうまくいかせてくれる」って、ある意味、「こじつける」のが非常に上手いんですよ。
あ、ではなんで、そういう「こじつけ」ができると成功しやすくなるのかというと、
人って、「そうだと思えば、そうなる世界」なんですよね
たとえば、あなたがしゃべった時、まわりの人たちが「笑った」としますよ。
で、この「まわりの人たちが笑った」ってことって、人によっては解釈が違っていたりして、
「みんな、楽しいんだな」と思う人もいれば、「自分はバカにされてる」って思う人もいるわけですよね。
なので、実際に、まわりの人がどう思って笑っているかは別として、あなたの世界の中では、「あなたが思ったように見える」んですよ。
そういうのが、先ほど言っていた、「そうだと思えば、そうなる世界」ってことで、
つまり、人は、世の中の情報から自分が「そうだ」と思っている情報を探そうとするし、その世の中の情報を自分が「そうだ」と思うように解釈をしやすくなるわけで、
そうやって、人は、ますます自分の「そうだ」を強化していくんですよね。
となると、「見えない何かが、私をうまくいかせてくれる」って、こじつけるのが非常に上手い人というのは、
「自分 = うまくいく人間だ」
ってなっている証拠ですから、やっぱり「そうなりやすくなる」んですよね。
(「そうなりやすくなる理由」は以下の記事からどうぞ)
私のまわりにいる成功している人たちに聞いてみても、
「なぜか自分はうまくいくと思える」
「いろいろあるけど、「最後に自分はうまくいく」って思っている」
みたいに、無理して言っているのではなく、自然にそう思えている方が多いんですよ。
あ、ということで、長くなりましたが、最後にまとめますと、神話学者のジョゼフ・キャンベルの言葉にこんな言葉があります。
「あれをすべきか?これをすべきか?」
その問いに、私はこう答えます。
「自分の無上の喜び、至福を追求しなさい」とね。人には自分が中心にいるか知る、内なる力があります。
自分が正しい道の上にいるか、それとも外れているのかを知る力がね。
で、今回のAさんもそうだったんですけど、その他にも、私がいろいろな波に乗っている方たちに話を聞いてみると、
みなさん、やっていることに対して、
「しっくりくる」
って言葉をよく言われるんですよ。
そう言われる方の中には、「自分はこっちの道しかないと思う」なんて確信できている方もいれば、
「自分が、「絶対にこの道だ!」とまでは思えなくても、無理してないし、毎日楽」と、まだそこまで確信はできていない方もいるんですけど
共通するのは、やっぱり、なんか「しっくりくる」ことなんですよ。
で、こういう状態が、ジョゼフ・キャンベルが言っていた、
「自分が正しい道の上にいる」のがわかる
ってことなんじゃないかと思うんですね。
なので、私は、「波に乗る」には、
「最低でも、「しっくりくる」ことをすること」
じゃないかと思ってるんです。
そして、そういう「しっくりくる」ことをしていると、その中には、
応援してくれる人が現れたり、
偶然、すごいものが見つかったり、
すごいオファーきたり、
のような、「自分が予想している以上の良いことが、いくつも起こる」ってことが起きたりするんでしょうね。
あ、この「波の乗る」って話、私は、「人」に対しても同じことが言えると思っていて、
あなたも、
「この人といっしょにいると、いつも予想している以上の良いことが、いくつも起こる」
っ人って、いませんか?
そういう人って、あなたにとっての「なにかのご縁のある人」なんじゃないかって思うんですよ。
いやぁ、今回もずいぶん長い記事なってしまいましたね。
あ、そうだ、「波に乗る」って話をしてたら、急に思い出したんですけど、
私、昔、オーストラリアの「サーファーパラダイス」という地名の文字通り「サーファーの天国」といわれる街に住んで、ツアーガイドとして働いていたんですよ。
で、その時、日本から来たお客さんから、よく
「杉田さんは、サーフィンしないんですか?」
って聞かれたんですけど、
私、いつも、
「人生の波にも乗れないのに、本物の波なんて、乗れるわけないじゃないですか!ガッハッハ!」
って、いつも答えてましたっけ。(笑)
↑あ、今回の記事の内容とは全然違うけど、なんか気に入ったので、この言葉をタイトルにしようっと。(笑)
「サーファーパラダイス」にいた頃のオレへ
ちょっとは波に乗れるようになったぞ!(笑)
それでは今回はココまでにします。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
また次回お会いしましょう!