Categories: 生きづらい

フリにフリ回される

特に悪いこともないのに、「なんか調子が悪いな」って

思うことがあるあなたも
あまり思うことがないあなたも

こんにちは。

ワークショップで「頭を撫でさせてください」と言われお地蔵さん的位置づけになりつつあることを自覚し杉田です。

1週間お疲れさまでした!

 

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えーと、特に悪いことがあるわけじゃないのに、「なんか調子が悪いな」って思うことってありませんか?

でもその原因もわからないし、何をすればいいかもわからない。

もしかしたら、そんな状態がずっと続いている方もいらっしゃるかもしれません。

ということで、今回のブログは、

「なんか調子が悪い時って、実はこんなことが起きていませんか?」

てな感じのお話をしたいと思います。

えーと、よくテレビとか、雑誌とかで、イキイキしている風な人が、

「私、年齢なんて気にしていません!」

なんて自分から言っているのを聞くじゃないですか。

私、いつも思うのは、

「本当に年齢を気にしていない人は、聞かれてもいないのに、わざわざ自分から言わない」

「本当に年齢を気にしていない人は、年齢を気にしていないことすら気づいていない」

と思うんですよ。(笑)

人って、べつに何の話をしてもいいわけですけど、無数のトピックの中から、あえて「その話題」を選ぶということは、

やっはりその人は、「その話題」に、良くも悪くも何らかのこだわりを持っているということですよね。

 

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あっ、そういえば私が昔いた会社に、高卒で会社に入って出世した上司がいたんですけど、その人は事あるごとに、「大学なんか関係ない!」みたいな説教をすることが多かったんですよ。

でも私は、「そういうお前が一番大学にこだわってるじゃないか!」って、いつも思っていたんですね。(笑)

なので、人って、口では、「関係ない」「興味ない」「ダメだ」みたいに、「どうでもいい」みたいなことを言いながらも、

「その話題」を持ち出すいうことは、やはりなんらかの「関心を持っている」ということなんですよね。

だから人ってやっかいなんですよ。(笑)

本人は、本当はこだわっているのに、「興味ないフリ」をしているせいで、悩んでいる人って結構多いんですよ。

でも、それをすることで、「フリにフリ回される」ことがあるんです。

セラピーの現場でそういうのが一番多いのは、「人がキライなフリ」をしているケースなんです。

悩んでいる本人は、私の前で、「人がキライ」とか、「人に興味がない」とか散々言って、人を避けながら生きているのに、「なんか調子が悪い」とか言ってるんですよね。

おかしいですよね。本当に「人がキライで、興味がない」なら、そういう人と関わらない生活は、万々歳のはずじゃないですか。

もし本当に人を興味がないなら、人と接しなくても苦しまないし、セラピーなんか受けに来る必要ないわけですよ。

こういうケースも、本当は人に関心があるのに、「人に関心がないフリ」をしているんですね。

このケースの原因として考えられるのは、子供の頃、思ったとおりの関心や愛情をくれない親に対して、いちいち傷つくのがツラいから、

自分が「親に関心を持たないフリ」をして、自分を守り、そのフリを今でも「他人の前」で続けている可能性があるんですよ。

でも本人は、本当に人の関心がないわけじゃない(むしろ関心がある)から、「なんか調子が悪い」って、セラピーを受けに来ているわけですよね。

 

ということで、今回お伝えしたいことですが、

「あなたも本当は関心があることを、関心がないフリをしていないか?」

ってことなんです。
そういう人って、「なんか調子が悪くなる」んですよね。(笑)

この話を、このブログでおなじみの「やりたい度」という言葉を使ってご説明しますと、

(「やりたい度」が何かについてはコチラからどうぞ)

「やりたいこと」に対する思い込み

自分がやりことをする以外、幸せになる方法はない

 

たとえば、「英語の勉強したい」の「やりたい度」が10段階中1なのに、それを「10段階中8」だと思おうとする、

つまり、「それほどやりたくないことを、やりたいこと」だと勘違いすると、違和感を感じて苦しくなる、

なんてお話はしましたが、その逆もしかりで、

この「興味のないフリ」というのは、「人と交流したい」の「やりたい度」が10段階中7なのに、それを「10段階中1」だと思おうとする、

つまり、「やりたいことを、やりたくないことだと」と勘違いすると、これまた、違和感を感じて苦しくなる、

ということなんです。

だっていつも言っているように、人が幸せになるには、心の中にある「やりたい度」を操作しようとせず、そのままの大きさで、「自分の外の世界」で再現できればいいわけですから。

あ、この「興味のないフリ」って、自分ではちょっと見落としそうになるんですよ。

だって、口では、「関係ない」「興味ない」「ダメだ」みたいに「自分にはどうでもいい」みたいなことを言ってしまうので、この言葉だけを信じると、自分の関心がわかりづらいじゃないですか。

自分でも本当に興味がないように聞こえるでしょ?

でもそこに「なんか調子が悪い」原因が隠れているかもしれないんですよね。

「群れている人たちってイヤだ」と言いながら本当は・・・
「女の子女の子」している人への嫌悪感は本当は自分が・・・
「さみしいって全然感じない」と言いながら本当は・・・

なので、「なんか調子が悪い」と感じてるあなたは、ご自分が何かに「興味がないフリ」をしてないか、ちょっと考えてみてくださいねー。

 

それでは今回はココまでにします。

ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
また次回お会いしましょう!

杉田 隆史

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