自分が「元気になる術」を
持っているあなたも
持っていないあなたも
こんにちは。
電車の乗る列に並んでいたら私を見た小学生が急に列を変え杉田です。
1週間お疲れさまでした!
えーと、これ、昔の記事でもお話したことなんですけど、私がセラピーを習った先生がですね、
人はそれぞれ「元気になるための術」を持っています。
たとえば、モヤモヤしたら、
「寝る」とか、「運動する」とか、
「お酒を飲む」とか、「1人カラオケに行く」とか、そういうことだって、
「悩みからいったん離れることによって、元気を取り戻す」
っていうことをやっているんだと思います。
ある意味、心理セラピーの技法というのは、そういった人の中で起きている
「元気になる術」をスローモーションにして体系化したもの
だと言えます。
なので、世の中には、人それぞれに無数の心理セラピーの技法があるのでしょう。
なんてことおっしゃっていたんですよ。
で、私、この話を聞いて、「な、なるほど!!!」って唸ったんですけど、今回の記事では、私がやっている、そんな「元気になる術」の1つをご紹介したいと思います。
ではさっそくいきますと、私がやっている「元気になる術」ですが、
「今の自分至上主義」
です。
エッ、「は?なにそれ?」ですって?
そうですよね。
では、その意味をご説明させていただきますと、たとえば、
「資格を取りたいのに、勉強してない」
「起業したいのに、動けていない」
「実家を出たいのに、何もしてない」
みたいに、「自分がやろうと思っていたことをやってない時」って、
「なんで自分はやらないんだ!ウォー!」みたいに、自分を責める方っていらっしゃるじゃないですか。
でも私は、そういう時、
「あぁ、自分が「やりたい」と思っていたことって、自分が思っていたほどは、やりたくなかったんだな。だからやってないんだな」
とは思うんですけど、自分を責めたりはしないんですよ。
これ、ニュアンスとしては、やってない自分を、
「ヤケになって投げ出している」
「考えないようにしている」
とかではなくて、
ただ「そうなんだ」って受けとめている感じ
なんです。
あ、では、そういう反応をする私と、自分を責める方とで、何が違うのかというと、
自分自身を見る時の「視点の置き場」が違う
んだと思います。
自分を責めている方って、
「なりたい自分から見て、自分はこうだ」
って見方をしてると思うんですよね。
でも私は、それが「逆」というか、
「今の自分を見て、自分はこうだ」
って見方をするんです。
それを数式にたとえてお話すると、
(100を「なりたい自分」、10を「今の自分」とする)
自分を責めている方・・・ 「10-100=-90」と見る
私 ・・・・・・・・・・・「10」とだけ見る
みたいな感じでしょうか。
あ、では、なぜ私が、いつも、
「今の自分を見て、自分はこうだ」
って見方をするのかというと、私、
人は、「やりたいことをやっていない人はいない」って思ってるんですよ。
たとえば、
「今の会社を辞めて、やりたいことをしたいけど、うまくいくかわからないので、やれません」
みたいなことをしている人って、
「やりたいことをしたいけど、それによって起きるリスクを背負うくらいなら、今の会社で働くほうがマシなので、やりたいことをせずに、今の会社で働くことを選んでいます」
ってことしてるわけですよね。
それって、その人にとっては、「やりたいこと」をするより、「リスクを取らないこと」のほうが大切なわけですから、
「やりたいことをやれていない」と言いつつも、その方の中では、「ベストを選んでる」わけですよ。
となると、「今の自分」というのは、
「その都度やりたいことを、ちゃんとやってきた自分」
なんですよね。
それに、
って思ってますから、
「今の自分以外は幻」
「「なりたい自分」は架空のもので存在していない」
「今の自分こそ全て」
だと思うんです。
なので、私はいつも、
「私という人生を生きてきたら、「今の自分」は最上のものだ」
って見るところからスタートするんですよ。
こういうのが、「今の自分至上主義」です。
エッ、「でも、そんなふうに思えないから困っている」ですって?
な、なるほどですね。
んー、でもこの辺の感覚は、ちょっと説明するのが難しいんですけど、
私、「でも、そんなふうに思えないから困っている」って方と比べたら、自分がそんなに素晴らしい人間とは思ってないんですよ。
これ、自分を卑下しているとかではなくて、
「自分には、できることも、できないこともある」
「他人ができて、自分ができないこともある」
という、ごくごく当たり前のことを受け入れてるだけなんですけどね。
さ、それでは最後に、先日、私がツイッターで、
と、つぶやいたことに対して、コネクトさんという方がくださったコメントをご紹介して、今回の記事を終えたいと思います。
それでは今回はココまでにします。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
また次回お会いしましょう!