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「わかりようのないこと」をいつまでも考える人

「わかりようのないこと」を

いつまでも考えるあなたも
あまり考えないあなたも

こんにちは。

ウォーキング中、前を走っていた自転車に乗ったおじさんが突然反転して鬼の形相でペダルをキコキコしていたのは「忘れ物したに違いない」と思い杉田です。

1週間お疲れさまでした!

 

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えーと、今回は、

「わかりようのないこと」

というテーマでお話してみたいと思うんですけど、

私、セラピーをやったり、ブログを書いたりしていると、「わかりようのないこと」を質問されることがあるんですよ。

たとえば、

「私、○○をやりたいと思って始めたんですけど、●●(← やらない理由)で、やってないんです。
これって本当に私の「やりたいこと」でしょうか?」

みたいな質問です。

私、こういう質問って、

「椎名林檎がいいなと思ったんですけど、あまり聴かないんです。
これって本当に私の「スキなミュージシャン」でしょうか?」

みたいな質問と同じだと思っていて、

そういうのって、あなたが、そうだと思えば、そうだし、
そうじゃないと思えば、そうじゃないし、

それがわかるのは、「あなたしかいない」のに、なんで、それを他人に聞いているのかなって思うんですよ。

でも、その質問に、これだけは言えるかなと思うのは、「本当にやりたいのか、やりたくないのか、わからない」みたいに思う時って、

「自分が思っているよりは、やりたくない」

ってことだと思うんですね。

だって、「待ちに待ったスターウォーズの新作を観る」みたいな、自分が本当にやりたいことをやっている時って、

「観たいか、観たくないのかわからない」なんて、そんな疑問、一瞬たりとも浮かんできませんよね。

なので、私、「本当にやりたいのか、やりたくないのか、わからない」って思ってしまうこと自体が、

「自分が思っているよりは、やりたくない」ってことを表している

んだと思っています。

 

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あ、それから、他にも、「わかりようのないこと」といえば、

「転職しようと思って、ある会社に受かったんですけど、そこでずっとやっていけるかどうかわからないので、グルグル悩んでいます」

みたいなのもそうだと思うんです。

「この先、自分の気持ちが変わるかどうか」なんて、いくら考えても、わからないですよね。

あ、ちなみに日本では、3組に1組は離婚しているそうですけど、そうなると、たとえ結婚前に、

どんなにラブラブだったとしても、
どんなに「この人だ!」という確信があったとしても、
どんなに「この人と一生を共にする!」と固く決意したとしても、

別れる時は別れてしまうってことなんですよ。

それと同じで、たとえ入社前に、

どんなにその会社のことがスキだったとしても、
どんなに「この会社だ!」という確信があったとしても、
どんなに「この会社でずっと働く!」と固く決意したとしても、

辞める時は、辞めちゃうんですよね。

そう考えると、仮に入社前(結婚前)に、

「この会社に行くぞ!(この人と結婚するぞ!)」

って「確信」を持つ瞬間があったとしても、それは、「本人の納得の問題」にしかすぎず、

「この先やっていけるかどうか(うまくいくか)」には、あまり関係がない、

ってことだと思うんですよ。

 

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あ、ということで、ここまであげたような、「わかりようのないこと」をいつまでも考えている方って、本当は何に悩んでいるのかっていうと、

「自分に対する信頼がない」

ってことなんですよ。

「自分に対する信頼がない」と、

「私はいつも間違っている気がする」
「自分は失敗したら終わりだ」
「いつもやる前から自分はできない気がする」
「自分のことに責任をとれる気がしない」

みたいに思ってしまいがちなので、

「自分にしかわからないこと」でも、人に聞いてしまったり、

転職など、ちょっと大きめのリスクがあることになると、決められなかったり、動けなくなったりするんですね。

で、本当はそういう「自分に対する信頼のなさ」に悩んでいるのに、
問題を、

「○○を本当にやりたいのか?」
「これから先、気持ちが変わらないか?」

みたいな、目の前の、考えても「わかりようのないこと」にすり替えて、いつまでも悩んでいるんです。

で、そういう方は、その答えを求めて、

占いに行ったり、
本を読んだり、
人に相談したりするんですけど、

結局、「自分に対する信頼がない」ので、占いや本や人から何て言われようと、最後の「自分で選ぶ」っていうことができないんですよね。

だから、いつまでたっても答えが出なくてグルグル悩むわけです。

 

あ、ということで、最後にまとめますと、

人は誰でも、

「転職してやっていけるか」とか、
「この人と結婚してうまくいくか」とか、

「わかりようのないこと」を考えてしまうことってあると思うんですね。

でも、そういう「わかりようのないこと」を考えることが「あまりにも頻発する」って方は、

本当は、目の前にある「わかりようのないこと」ではなく、

「自分に対する信頼がない」

ってことで悩んでいたりしますよ、

てな話でしたとさ。

赤いサングラスをかけると、全てが赤く見えるように、

「自分に対する信頼がない」というサングラスをかけると、自分の好み、行動、決断など、全てが「自分はこれでいいのか?」って疑わしいものに見えてくるんですよね。

だったら、そんな「わかりようのないこと」をいつまでも考えるより、サングラスをはずずことが先だと思うんだけどなぁ。
(セラピーではずすお手伝いはできるけど、その後の成長は自分でTRY!)

あ、今回お話したような方への記事は、過去にいくつか書いているので、以下を参考にどうぞ。

成長が止まっている人

リスクが取れない人

勇気があるということは

 

それでは今回はココまでにします。

ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
また次回お会いしましょう!

 

杉田 隆史

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