Categories: 自信がない

自分との約束を破るということ

「やるやる詐欺」を

よくやるあなたも
あまりしないあなたも

こんにちは。

相撲のニュースで「阿炎(あび)」という力士の名前がある時、「アエ~ン!」(アイ~ン風に)と言っていたら、妻はギャクと思わず「アエン」という力士が存在すると思い杉田です。

1週間お疲れさまでした!

 

スポンサーリンク

 

えーと、どうでしょう、みなさんのまわりに、

「今度◯◯やろうと思う」
「今度◯◯したいな」
「今度◯◯やらないと」

みたいなことをしょっちゅう言っているのに、ぜんぜんやらない人っていませんか?

そういう人って、見ているとなんかムズムズしますよね(笑)。

で、今回は、そういう「やるやる詐欺」な人についてお話したいと思うんですけど、

みなさんご自身は、「人との約束」って守るほうですか? 友人との外出の予定だとか、仕事の締め切りだとか。

おそらくですが、「だいたい守っている」って方が多いのではないでしょうか。

人との約束を破ると、怒られたりとか、信用がなくなったりとか、わかりやすいデメリットがあるから頑張って約束を守ろうとしますよね。仕事の場合は特に。

ではですね、

「明日は資格試験の勉強しよう」
「次の休みはピラティスの体験に行こう」
「来週からお菓子食べるのをやめよう」

みたいな「自分との約束」は守れていますか?

エッ、「そういう約束は守れないこともある」ですって?

ですよね。「自分との約束」は、破っても自分だけの問題だから、誰かから怒られたりしないし、失うものもないから、つい約束を軽んじて破ってしまう。

でもそれって、実は地味ながらなかなかマズイことをしてるんですよ(笑)。

というのは、実は自分との約束を破ると、

「どんどん自信がなくなっていく」

んです。

なぜなら、「自分との約束」を破ると、自己認識が、

「自分 = やろうと思ったことができない人間」

ってなるからなんです。で、それが繰り返されると、ますますそれが強化される。

あ、過去記事でも度々お話していますけど、

人は、「自分=○○」と思ったら、○○になろうとするんですよ。

「自分=ダメ人間」と思っている人は、「ダメ人間」になろうとしますし、

「自分=大切にされなくて当然の存在」と思っている人は、「大切にされなくて当然の存在」になろうとします。

ではなぜ「自分=○○」と思ったら、○○になろうとするのかというと、

「人は、自分が思ったとおりの人間じゃないと、ものすごく居心地が悪いから」

なんです。

これどういうことかというと、たとえば、あなたは電車に乗った時、仕事で疲れて「席に座りたい」と思ったとしますよ。

そんな時、自分より30歳くらい年上のお年寄りから席を譲られたらどうでしょうか?

きっと戸惑うと思うんですよね。なぜそうなるのかというと、「自分 = 席を譲られるほど年をとっていない」と思っているから。

で、さらにあなたが電車を乗り換える度に、次々とお年寄りから席を譲られたらどうでしょう?

混乱しますよね(笑)。 で、そういうことが電車の乗るたびに毎回起きたら、さすがに居心地の悪さに耐えられなくなって、お年寄りがいる車両を避けるようになるのではないでしょうか?

おかしいですよね、間違いなく「席に座りたい」と思っていたのに、それが与えられても受け取ろうとしない。

こういうのが、

  • 人は、「自分=○○」と思ったら、○○になろうとする
  • 人は、自分が自分の思ったとおりの人間じゃないと、ものすごく居心地が悪い

ってことなんです。

だから、「自分が褒められても、ぜんぜん受け取れない」なんて言う人も、それと同じことで、

「自分 = 褒められなくて当然の存在」だと自分で思っていますから、せっかくの自分が褒められる場所を避け、無意識に自分が「褒められなくて当然の存在」であることを証明できる場所に身を置こうとします。

そのほうが、「自分で思ったとおりの自分」になれて、安心できるんですよ。

また「自分 = ダメな人間」と思っている人は、いつも「自分ができないこと」をやろうとしするんです。

「自分ができないこと」をやろうとすれば、当然「できない」ですから、自分が思ったとおりの「ダメな自分」になることができます。

自分でわざと無茶な目標を設定し、自分で自分をワナにはめているわけです。

そして、自分を「ダメ人間」だと思わせてくれる人と付き合い、まわりから、「ダメ人間」だと思われるような振る舞いをします。

しかもそれを、「無意識に」やっちゃうんですよ。

つまり、「自分 = ○○」は、自分の人生をも左右するもので、◯◯に良くない言葉が入っている人は、ツラくなるということなんですよね。

ね、人は、「自分=○○」と思ったら、○○になろうとするってことがわかるでしょ?

なので、「自分との約束」を破って、自己認識が、「自分 = やろうと思ったことができない人間」ってなると、自分がそういう人間になろうとするんですよ。

で、ますます「やろうと思ったことができない」ということが繰り返され、強化されて、

どんどん「なんで自分はいつもやろうと思ったことができないダメな人間なんだ!ウォー!」ってなっていくわけです。

なので、「自分との約束」を破るっていうことは、地味ながらかなりデメリットがあることなんですよね。

でも考えてみれば、私も昔「やるやる詐欺」よくやってたなぁ。

自分のやろうと思ったことができないと、自分を挽回しようとして、「こういうことができれば自分を認められる!」みたいなことをやるって人に言いたくなったりするんですよね。

でも結局できなくて、ますます自信をなくす、なんてループにハマっていたのですが。

 

スポンサーリンク

 

さ、ということで、今回は、

「自分との約束」を破ると、「人との約束」じゃないから大丈夫と思っているかもしれないけど、

実はやろうと思ったことができなくなって、どんどん自信がなくなっていきますよ。

だから「やるやる詐欺」って自分にダメージあるんですよ。

てな話でしさとさ。

 

あなたはどうでしょう、自分との約束を守っていますか?

 

それでは今回はココまでにします。

ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
また次回お会いしましょう!

杉田 隆史

Recent Posts