「自信」が
あるあなたも
あまりないあなたも
こんにちは。
買ったプリンターのサイズが大き杉田です。
1週間お疲れさまでした!
えーと、今回はストレートに、「自信」についてのお話をしようと思います。
あ、これ、みなさん、苦笑いしちゃうトピックだと思うんですね。(笑)
セラピーに来られる方も、ほぼ全員が「自信がないです」って言われますし、
もしその辺の街中で、「自分に自信がありますか?」って聞いたとしても「あります!」って言う人って、そんなにたくさんはいないんじゃないかと思うんですよ。
「自信がない」って、誰でもが持っている悩みですよね。
なので、世間では、「こうすれば自信が持てる!」みたいな話って、溢れんばかりにありますけど、そのせいか情報がありすぎて、かえってどうすればいいかわからなくなっているような気もするんです。
なので、今回の記事は、「自信」について、なるべくシンプルに考えてみようと思います。
えーと、「自信」の話というのは、結局のところ、
「どうしたら自信が持てるか?」
って話になってくると思うんですけど、
その問いに対しては、新たな答えを探し出そうとするより、「自分がどういう時に自信を持つか?」って考えてみればいいと思うんです。
「自分がどういう時に自信を持つか?」って、
「やってみて、(思ったより)できた時」
じゃないでしょうか?
エッ、「そんなの当たり前だろ!」ですって?
でも冷静に考えてみれば、
「自信を持つのは、やってみてできた時以外にはない」
と思うんですね。
逆に、「やってないのに、自信を持った」なんてことありますか?
ないですよね。
あ、でも、自分でやらなくても、
「自分と同レベルと思っていた人がやってみて、(思ったより)できたことを知った時」
というのも、「自信を持つ」のではないでしょうか。
「あの人ができるなら、私もできるかも!」なんて。
ということで、
「どうしたら自信が持てるか?」という問いに対しては、自分にせよ、自分と同レベルの他人がにせよ、
「やってみて、できたという体験が必要」
なわけですよね。
となると、「やってもいないことを、やる前から自信を持ちたい」っていうのは、そもそもムリと言うか、虫のイイ話なわけですよ。
それを望んでも、ムリですから、「悩むしかない」んですよね。
ということで、「自信を持つには、やるしかない」ということになってくるわけですけど・・・
ア、アレ、シンプルに考えてみたら、「自信を持つには、やるしかない」なんて、ものすごい正論になってしまいましたね。(笑)
多くの人は、それができないからの悩んでるというのに。(笑)
あ、となると、「どうしたら自信が持てるか?」ということは、
「自信がないなりにも、どうやって「できた」という体験を得るか?」
ってことになってくると思うんですけど、
ちょっとここからは私の経験を踏まえてお話しますと、私が昔、派遣社員をしていた頃、派遣会社で仕事を紹介してもらう時、いつもこう言っていた時期があったんです。
「キャリアアップとか少しも考えていません。誰でもできる仕事をお願いします!」
すごくヤル気ないでしょ?(笑)
でも、当時の私は、仕事に対する「自信」なんて微塵もありませんでしたし、
「受かりもしない会社」を希望して、「仕事が決まらない」って悩んだり、その会社で仕事ができなくて落ち込んだりするよりも、
「なんでもいいから、楽な仕事を渋々やっちゃえ!」と思ったんですよ。
でもまぁ、「誰でもできる仕事」なんて言うと、紹介される仕事っていうのは、やはり「それなりの仕事」で(笑)、職場に行っても、「ユルい人」が多い職場だったし、
あ、実際、指1本でPCを操作している人とか、毎日赤い顔して、すごく酒臭い人とかもいましたし(笑)、仕事内容も、1日中、機械的に書類チェックするだけとか、「ユルい仕事」ばっかりだったんですよ。時給も安かったなぁ。
でも当時の私は、1年4ヶ月引きこもったりして一番ダメダメだった頃よりは、だいぶ回復していた頃でしたから、
「人は今の自分に相応しい場所にいる」
ってことはわかっていて、
「自分が今ここにいるのはしょうがないな」って「健全にあきらめられていた」んですね。「まぁ、自分はここがスタートなんだろう」と。
で、そんな「ユルい職場」で、私は別にガンバらずに、普通にやっていたんですけど、なにせまわりが「ユルすぎる人」ばかりでしたから(笑)、気がつけば、
リーダーに抜擢されたり、
「時給を上げるから残ってくれ」と言われたり、
会社から「杉田さん指名で」と派遣会社にリクエストがあったり、
不思議なことが起こったんですね。
「あれ、私、全然ガンバってないのに、評価されているぞ」って。
あ、もちろんコレは私が優秀だからではなくて、まわりが「ユルすぎる人」ばかりだったら、そうなっただけなんですけど、
それでもその時、私、レベルを下げた職場だったことも忘れて、「自信」持ったんですよ。(笑)「自分も少しはできるのかも」って。
そうそう、前のブログ記事で、
「朝にジムに行くと、おじいさん、おばあさんしかいないので、その中で毎日泳ぐと、自分が泳ぐのが速くなったような気がする(笑)」
なんてことを書いたことがあったと思うんですけど、この話って、それと同じだと思うんですよ。
レベル2の人でも、まわりが全員レベル1の人と毎日働いていれば、「アレ、私も少しはできるのかな」なんて、だんだん錯覚するわけですよね。(笑)
頭では、「レベル2以上の人がいくらでもいる」とわかっていたとしても。
だって、「自信」って、明確な基準があるわけでなく、その人が「自信があると思えば、そう」ってということになりますから、ある意味、「自信」なんて錯覚なんですよね。
(そのことについて書いた記事はコチラからどうぞ)
あ、で、セラピーですね、
昔の私のように、自信がなくなって、働かない期間を1年とか過ごしてしまって、身動きとれなくなってしまう方のお話ってよくお聞きするんですけど、
そんな時、多くの方は、「私にもう少し自信があれば、仕事を探せるのに」とか思うわけですよ。
でも、やっぱり「自信を持つ」には、「やってみて、できたという体験が必要」なわけですから、「ただ待っていても自信は持てない」んですよね。
こればっかりはしょうがない。あきらめるしかない。
なので、どうすればいいかっていうと、自信がなくて、身動きとれなくなってしまった時ほど、レベルを下げた環境に身を置いて、
まずは「井の中の蛙的自信」を持つことが大切だと思うんです。
だって、それ以外、「やってみて、できたという体験」を持つことはできないですよね。
なのに、レベルを下げずに、「自信が出るのを待っている人」が多いんだよなぁ。
それで時間ばかりが過ぎていく・・・
あ、でも私、ここでこんなこと言っておきながら、「自分に自信があるか?」って聞かれれば、今でも「ないです」って答えます。(笑)
でも最近、私、「自信」についてこう考えています。
ここまで「自信は持つもの」という前提でお話してきましたけど、考えてみれば、別に「自信を持たなくてもいい」んですよね。
あ、今回は「自信についてシンプルに考える」なんて言いながら全然シンプルな話になりませんでしたね。(笑)
なので、最後にまとめます。
(1)「自信を持つ」には、「やってみて、できたという体験」が必要
(2)「やってみて、できたという体験」がないのに、自信は持つことはできない
(3)自信がなくて、身動きが取れなくなったら、まずはレベルを下げて、「井の中の蛙的自信」を持つ
(4)自信がなくても、「やっていい」
それでは今回はココまでにします。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
また次回お会いしましょう!
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