Categories: 虚しい

年をとったからドキドキしないんじゃなくて、ドキドキすることしないからドキドキしないんだ!

年齢を

感じるあなたも
あまり感じないあなたも

こんにちは。

コンビニのレジで外国人の店員さんの手がモーレツに震えているのを見て、「ジャパニーズ・マフィア」と思われてしまっているのかもと思い杉田です。

1週間お疲れさまでした!

 

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あ、どうでしょう、みなさんは年齢を感じることってありますか?

私、前は、同世代の友人が「油ものが食べられなくなってきた」とか言っている中、

「オレは、そういうことないなぁ。食べようと思えば朝からカツ丼2杯食べられるよ」なんて言ってたんですけど、

さすがに45歳を超えるころになると、老眼が進んできたり、お酒が飲めなくなってきたりして、「若い頃とは違うなぁ」と思うようになりました。

ということで今回の記事は、そういう肉体的なことではなく、精神的なことで、私が、「若い頃と違うなぁ」と思うことについてお話したいと思うんですけど、

まずこれは言えるかなと思うのは、年をとると、

「自分はこんなはずじゃない!」みたいな悩みは減る

っていうのはあると思うんです。

というのは、

18歳で、「プロ野球選手になれない」って悩む人はいるけど、
38歳で、「プロ野球選手になれない」って悩む人は、かなり数が減る

って思いません?

現実によって、自分の力を認めざるを得なくなると、良くも悪くも自分に「あきらめがつく」んですよね。

そういう時、自分にガッカリするかもしれないけど、同時にヘンな力が抜けて、楽にもなれるんですよ。

自分がどういう人間かわかりますし。

そういえば、為末大さんは「諦める力」の中で、こんなこと書いてましたっけ。

 

人生は可能性を減らしていく過程でもある。
年齢を重ねるごとに、なれるものやできることが絞りこまれていく。

可能性がなくなっていくと聞くと抵抗感を示す人もいるけれど、何かに秀でるには能力の絞り込みが必須で、どんな可能性もあるという状態は、何にも特化できていない状態でもあるのだ。
できないことの数が増えるだけ、できることがより深くなる。

人間は物心ついたときにはすでに剪定がある程度終わっていて、自分の意思で自分が何に特化するかを選ぶことができない。
いざ人生を選ぼうというときには、ある程度枠組みが決まっている。

本当は生まれたときから無限の可能性なんてないわけだが、年を重ねると可能性が狭まっていくことをいやでも実感する。
最初は四方に散らかっている可能性が絞られていくことで、人は何をすべきか知ることができるのだ。

 

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あ、それから他にも、私が「若い頃とは違うなぁ」と思うのは、

「年をとると知恵がついて、いろいろなことが予想可能になる」ってことでしょうか。

たとえば、私でいえば、

どこどこに行くと、これくらい楽しいとか、
誰々と会うと、こういう展開になるとか、
この講座に行くと、これくらい学びがあるとか、

そういうのがやる前から予想できるし、実際にそうなるんですよ。

でもそうなってくると、ツマラナイというか、「ドキドキしなくなる」んですよね。

で、私、この数年、この「ドキドキしなくなる」感じが結構あって

「まぁ、年をとると、ドキドキしなくなるのはしょうがないかな?」

なんて思ってたんですけど、最近、そうじゃないって気づいたんです。

「年をとると、ドキドキしなくなる」んじゃなくて、「私がドキドキすることしないから、ドキドキしないんだ!」

って。

あ、これ、どういうことかというと、この数ヶ月、自分自身の選択を注意深く見ていて思ったのは、

私、いつも「やりたいこと」をやってる人間ですけど、

・Aの「やりたいこと」をすると、楽しいと予想できる。

・Bの「やりたいこと」をすると、Aよりもっと楽しくなりそうだけど、
大変にもなりそうだし、先が読めない。

みたいなことがある時、

私、「Aはやるけど、Bはやってない」ことに気づいたんですよ。

あ、人によっては、同じことをしていても、新鮮さを失わず、ずっとドキドキしていられるって方もいらっしゃると思うんですけど、

私はどうやらそういうタイプではなく、飽きっぽい人間なので、Bを選ばないと、ドキドキがなくなって心が老いていくんでしょうね。

余裕がないからアタフタしたり、
「これ、大丈夫なのかな?」って不安になったり、
訳がわかなくなってキャーキャーなったりすると、

そういうのがドキドキになるんでしょう。

あ、図で言うと、こんなイメージでしょうか。

(いつもキタナイ図ですみません 笑)

なので、今の私は、ドキドキがなくなったわけではなくて、

若い頃より知恵がついたから、いろいろと先が予想できるにようになって、ドキドキの位置が先のほうにズレているのに、そのことに気づいていなくて、ドキドキに踏み込んでいなかったんでしょうね。

(上の図の「ここをしてもダメ」をやっていて、「ココをヤル!」をやってなかった)

 

あ、で、私、ここ数ヶ月、意識してBを選ぶようにしたら、すごくイイ感じなんですよ!

エッ、「今回の話、具体例がないから、ちょっとわからない」ですって?

あ、そうですよね。

例えばなんですが、あなたがインドにすごく行きたいとしますよ。

で、「まぁ、会社の夏休みを利用して、1週間くらい行くか」と思ったとします。

それをするのは予想範囲内。Aです。

でも、

「本当は2週間くらいインド行きたいんだよな。でも会社がなぁ・・・」

と思うのなら、そういう時、2週間インドに行くのがBです。(笑)

「(良い意味で)ちょっとヤバイんじゃないか」とか、
「どうなるかわからない」とか、

「まさか自分がそういうことやるとは!」と思えたら正解!(笑)

 

んー、私はこれからBやって生きていくんだろうな。

そんな盗んだバイクで走ろうとしている49歳の夜でしたとさ。(笑)

 

それでは今回はココまでにします。

ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
また次回お会いしましょう!

 

杉田 隆史

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杉田 隆史

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