「やりたいこと」という言葉のイメージ

「やりたいこと」という言葉のイメージが、

ハッキリしているあなたも
あまりハッキリしていないあなたも

こんにちは。

脱出ゲームに参加したみんなが人生の「ナニか」から脱出したような気がし杉田です。

1週間お疲れさまでした!

 

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えーと、ちょっと質問なのですが、

みなさんが、「やりたいことをしたい!」って言う時の「やりたいこと」って、どんなイメージで言ってますか?

おそらく、「やりたいこと」って、

・やっていると、楽しくなること
・やっていると、ワクワクすること
・やっていると、しっくりくること
・やっていると、落ち着くこと
・やっていると、喜びを感じること
・やっていると、幸せを感じること

みたいなイメージで言ってるんじゃないかと思うんですね。

私もそういうイメージだと思ってます。

でも、セラピーやっていると、それとはちょっとズレたイメージで「やりたいこと」を捉えている方っていらっしゃるんですよ。

なので、

「あ、そもそも「やりたいこと」のイメージを勘違いしているから、よけい「やりたいこと」が見つからなくなるんじゃないかな?」

なんて思うことも多いので、

今回はそんな話を、最近アップした、

「Aさん、Bさん、Cさんシリーズ」

(↑まだ上記のシリーズを読んでいない方は、以下のリンクをどうぞ)

「すべき」に含まれるもの

親が認めてくれなかった自分がキライ

の「Bさん、Cさん」を例にお話したいと思うんですけど、まず、

Bさん
「別に大学に興味はないけど、就職のこと考えると、なるべく良い大学の良い学部に入っておかないと」

みたいな方の中には、

「人生をうまくいかせるために、やったほうが良いこと = やりたいこと」

って捉えている方がいらっしゃるんですよ。
(本人がそう捉えていることに気づいているか、いないかは別にして)

でも、

「人生をうまくいかせるために、やったほうが良いこと」

「やりたいこと(カラダが欲すること)」

って、イコールとは限らないじゃないですか。

(むしろ、イコールじゃないことのほうが多い)

(その辺の話はコチラからどうぞ)

やったほうが良いことはたくさんあるけど、あなたがどれだけしたいかだ

なので、このBさんみたいな方って、自分で「やりたいことだ」と思ってやってみても、

「なんか楽しくない」
「やりたいのか、やりたくないのか、わからない」

みたいなことが起こりやすいですし、

たとえ、本当に自分のやりたいことがあっても、

「人生をうまくいかせるために、やったほうが良いこと」

に当てはまらないことは、「やりたいこと」とは認めようとしなかったりするんですよ。

たとえば、「家族とのんびり過ごすこと」が本当は「やりたいこと」なのに、

「そんなことをやってても、何かになるわけではない」

なんて思って、それを「やりたいこと」とは認められなかったりするんですね。
もったいないなぁ。

 

で、次に、Cさんですが、

Cさん
「一流大学行けない自分なんて許せない!受かって、みんなからスゴイって言われたいし、そうなれなかったら、自分が恥ずかしい」

みたいな方の中には、

「人から評価されること = やりたいこと」

って捉えている方が多いんです。
(本人がそう捉えていることに気づいているか、いないかは別にして)

そうなると、このCさんみたいな方の「やりたいこと」って、

「人から評価されさえすれば、何でもいい」

ってことになるわけで、

「やっていることそのもの」に、純粋な楽しさや喜びを感じているわけではなかったりするんですね。

 

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あ、で、ここまで2つ、

「やりたいこと」をちょっとズレたイメージで捉えている方の例

をご紹介しましたが、

ここで改めて、「やりたいこと」って言葉の意味を考えてみたいと思うんですけど、

辞書で「やりたい」って言葉を調べてみると、

「ある行為について、それを実行したい、行動を起こしたいといった欲求を述べる表現」

って意味だそうですよ。

上記の説明に「欲求」という言葉が出てくるように、「やりたいこと」って、「アタマで考えること」ではなくて、

「カラダで感じること」

ですよね。

なので、私、「やりたいこと」って言葉を一番わかりやすい言葉で言うなら、

「カラダが喜ぶこと = やりたいこと」

って言うのがイイんじゃないかって思うんです。

あ、で、私、セラピーで、

「人生をうまくいかせるために、やったほうが良いこと = やりたいこと」
「人から評価されること = やりたいこと」

みたいに、「やりたいこと」をちょっとズレたイメージで捉えている方が来られた時には、

「私、心理セラピストという仕事をスキでやってますけど、別に「すごいガンバってやってる」とかではないんですよ。
言うならば、
「仲の良い友達に会いに行く」
「スターウォーズの新作を観に行く」
みたいなことをする時と同じ感覚です」

なんて言ったりするんですけど、そうすると、そういう方たちって、

「エッ?やりたいことって、そんな楽にできることなんですか?」

みたいな反応になるんですよ。

でも、そういう反応になってしまう気持ちって、私もよくわかるというか、

私も昔、英語が全然スキじゃなかったのに、必死で勉強していた時期があったんですけど、

当時の私って、「英語が自分のやりたいことだ!」って、信じて疑わなかったと思うんですね。

でも今にして思えば、ただ、

(Bさんのように)「就職がうまくいくように」
(Cさんのように)「人からスゴイって思われたいから」

ってことで英語を勉強していただけなので、やってても、苦しくて仕方なかったんですよ。

「英語の成績が上がる高揚感を、やりたいことと勘違いしていた」

んでしょうね。

 

んー、でもなんでそういうことしている渦中の人って、「今、やりたいことをやってない」って気づけないんだろうなぁ。

タイムマシンに乗って、当時の私に、

「おーい、そこの丸刈りの君!
やりたいことって、そんな義務的なものでも、苦行みたいなものでもないぞー!
もっと自然にできるものだぞー!」

って教えてあげたいですよ。(笑)

 

さ、あなたは、どうでしょう。

今、「やりたいこと」やっているあなた、ちゃんと「カラダが喜ぶこと」やっていますか?

「やりたいこと」を探している あなた、ちゃんと「カラダが喜ぶこと」探していますか?

 

それでは今回はココまでにします。

ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
また次回お会いしましょう!

杉田 隆史

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