「自分」と「自分の内面」が
つながっているあなたも
あまりつながっていないあなたも
こんにちは。
広背筋(こうはいきん)を触りながら「はじめて後輩ができたね」と言うのがスキ杉田です。
1週間お疲れさまでした!
えーと、私のところに相談に来る方で、
「自分が、◯◯をやりたいのか、やりたくないのか、わからなくなりました」
「◯◯をやりたいと思ってやったんですけど、すぐイヤになってしまうんです」
みたいなことを言われる方って多いんですね。
いつも自分が、やりたいと思っていることを「どれくらいやりたいか」つかめず、自分が迷子になってしまっているというか。
なので、今回の記事では、最近の私の体験を例にしつつ、
このあたりのことに注意して、「自分の内面をちゃんと言葉にする」と、自分がどれくらいやりたいかわかるようになりますよ、
っていう話をしたいと思います。
あ、私、最近、筋トレのパーソナルトレーニングを受けたんですよ。
で、そこに至るまでの経緯なんですけど、4ヶ月ほど前に温泉にこもった時、自分の「やりたいこと」について思いを巡らせていたら、「筋トレをやりたい」っていうのが出てきたんですね。
でも私はそういう時、「筋トレをやりたい」という感覚をもう少し感じて、自分の内面を言葉にするんです。
まずやるのは、
「◯◯したい」と「◯◯すべき」を口に出して言ってみて、どちらがしっくりくるか?
の確認です。
この私の「筋トレをやりたい」で、それをやってみると、
「筋トレしたい」
と
「筋トレすべき(したほうが良い)」
「どちらかだけがしっくりくる」という感じにはならないんですよね。
そういう時って、
「したい」と「すべき」が共存している状態
なんですよ。
なので、私の「筋トレをやりたい」は、
カラダが純粋に「筋トレしたい」という気持ちがないわけではないけど、
(「やりたい度」でいえば、「0.5」くらいはある)
それ以上に、「筋トレすべきじゃないか(筋トレしたほうが良い)」って思う気持ちのほうが圧倒的に強いんですね。
私も49歳になって、最近、加齢と筋肉量の衰えのグラフなんかを見ていると、いろいろ思うところあるので。(笑)
なので、このように「したい」と「すべき」が共存している状態って、
自分はやったほうが良いとは「すごく思っている」けど、自分の「やりたい度が高くない」ってことが多いので、
「自分が、◯◯をやりたいのか、やりたくないのか、わからなくなりました」
「◯◯をやりたいと思ってやったんですけど、すぐイヤになってしまうんです」
みたいになりがちだと思うんです。
で、◯◯が続かない自分にガッカリしたり、責めちゃったりして。
でも、こうやって自分を感じて内面をちゃんと言葉にすれば、
「あぁ、この◯◯は、「したい」というより、「すべき(やったほうが良い)」でやろうとしていることだから、一見高いモチベーションのように感じるけど、実はそんな高いモチベーションじゃないんだな」
とか、自分が◯◯をどれくらいやりたいか、わかると思うんですね。
で、こういう感じで、自分の内面を言葉にしたら、次は、
「自分のやりたい度に合わせた行動をする」
ってことをするのがイイんですけど、
私の「筋トレをやりたい」は、「やりたい度0.5」なので、その「やりたい度0.5」で私ができることは、
「ジムを検索する」
でした。(笑)
そしたら、「お、なんか良さそうなポリシーを持ったジムがあるな。ここなら良いかも」と思って、まずは「ジム見学」を申し込みました。
(この時、「やりたい度 0.5 → 0.75」にUP)
で、実際にジムに見学に行ってみたら、トレーナーさんがすごい体格なんですよ。
私の太腿くらい、腕の太さがある。
「こ、こんな人、今まで自分のまわりで見たことない・・・」と衝撃を受け、さらにそのトレーナーさんの元気さや人柄の良さもあって、
「筋トレ、未知の世界だけど、やってみようかな」
と思ってパーソナルトレーニングに申込みました。
(この時、「やりたい度 0.75 → 1」にUP)
で、実際にトレーングをスタートしたわけですが、最初は筋肉痛がひどくてヒィーヒィー言ってましたけど、だんだんと慣れきて、今ではなんとかやれる自信がついてきました。
(「やりたい度 1 → 1.5」にUP)
でも、今でも正直、「筋トレ自体が楽しい」とまでは思えないんですよね。
ただ、「筋トレしている生活全般の調子が良い」っていうのはあるんですよ。
私、トレーニグが終わると、カラダは疲れるけどココロが異常に元気になるんです。
何度かトレーニングの後、すぐにセラピーをしたことがあったんですけど、カラダが火照って、メガネが曇ってきて、
「ヤ、ヤバイ、今のオレ元気すぎる!こんなんで人の悩みが聴けるんだろうか?」
って思ったこともありました。(笑)
(セラピーは無事にできましたので、ご安心ください 笑)
なので、今でも
「筋トレ自体」のやりたい度は「1.5」ですけど、
「筋トレしている生活全般」のやりたい度は「7」なので、
(↑こうやって勘違いしないで、自分の内面を言葉にできることが大切)
個人的にもう少しトレーニングを続けようと思っています。
こういう時、「自分」と「自分の内面」があまりつながっていない人は、
「筋トレしている生活全般」のやりたい度が「7」なのに、「筋トレ自体」のやりたい度を「7」だと勘違いして、無理してやっちゃったりするんですよ。
で、イヤになってしまったり。
あ、それからこれは何度も言っていることですが、「やりたい度」は自然現象ですから、意識的に上げたり下げたりできないですからね。
なので、「やりたい度」が下がったからといって、自分が悪いってことではなんですよ。
私も筋トレがイヤになったら、躊躇なくやめるつもりですし。
さ、ということで、こんな感じで、
「◯◯をやりたい」という言葉には、「したい」と「すべき」が共存していることがあるし、
「◯◯自体(例 筋トレ)がしたいのか?」
「◯◯が含まれる生活全般がしたいのか?」
なんかも意識しつつ、自分の内面を言葉にしてみると、自分がどれくらいやりたいかを勘違いしなくなると思いますよー
てな話でしたとさ。
あ、それから最後に、水泳を除いて運動全般がキライな私が、なぜ「筋トレをやりたい」と思ったのかというと、この本がキッカケなんです。
この本、文字数はかなり少ないですけど(笑)
著者の筋トレへの盲信ぶりと、
かなりマトモな話をする部分と、
自虐的なギャグ(ダンベルに話しかけるらしい 笑)のバランスが良くて、
私にはとても良い本でした。
この本以上に、筋トレやってみたいと思える本てないんじゃないかな。
それでは今回はココまでにします。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
また次回お会いしましょう!
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