サザエさんは、やりたいことをやっていた

「サザエさん」を

ご覧になっていたあなたも
ご覧になっていないあなたも

こんにちは。

ワークマンの防寒手袋の性能が高すぎて手汗かき杉田です。

1週間お疲れさまでした!

 

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えーと、みなさん、「サザエさん」というアニメ、ご覧になってましたか?

私、子供の頃は観た記憶はあるんですけど、大人になってからはぜんぜん観てなかったんですよね。

でも先日、「磯野家の人々~20年後のサザエさん」という、あのアニメの実写ドラマがやっていて、たまたま観たんですよ。

そしたら、ドラマの中のサザエさんのセリフを聞いて思ったことがあったので、今回の記事でシェアしたいと思います。

 

あ、ではまず、そのサザエさんのセリフからご紹介したいと思うんですけど、
(以下、ドラマの内容のネタバレあり)

その前にドラマの設定としては、アニメのサザエさんの20年後の世界を描いているので、それぞれのキャラが20歳年齢を重ねていて、

サザエさんには、タラちゃんの妹にあたる、「ヒトデちゃん」という2番目の子供が生まれてるんですね。

で、そのヒトデちゃんが、もう高校生で、毎日キャラ弁を作るサザエさんに、

「キャラ弁、恥ずかしからやめて欲しい!」

って言うんですよ。

そしたら、サザエさんは、

「やめない!だって、私は、やりたいからやってるんだもの。
知ってる?キャラ弁て、最低2時間はかかるの。

でもその間、ヒトデは、今日どんな顔をするかなとか、
誰とどんな話をして食べるのかなとか、
喜んで笑ってくれるかなとか、

とにかく、ヒトデのことばっかり考えてるの。
そんな楽しい時間、私はやめない」

私、このサザエさんのセリフを聞いた時、

「そうそう、「やりたいこと」って、
「一生できる仕事!」とか、
「自分にしかできないこと!」とか、
大それたことを考えている人もいるけど、

こういう、
「自分が大切にしている人のことを思って生きる」とか、
「大切な人が幸せにしてるのを見たい」とか、
そういうことが、「やりたいこと」だっていうサザエさんタイプの人って、本当は意外といるんだよなぁ。
でも、そういう自分であることに気づいてなくて、「やりたいこと探し」して迷走している人、多いんだよなぁ」

って思ったんです。

と、いうのはですね、私、今まで、たくさんの「何がしたいかわからない」という相談を受けている中でも、

「やりたいことがわからない」って悩んで、「やりたいこと探し」に迷走していた方が、パートナーができたり、結婚したりすると、

「やりたいことがわからないとか、悩まなくなりました!」

とか言われるケースって意外と多かったんですよ。
(同様に、ペットを飼ったら、やりたいことに悩まなくなるケースもある)

そういう方って、もしかするとサザエさんのように、

「自分が大切にしている人のことを思って生きる」
「大切な人が幸せにしてるのを見たい」

ってことが、本当は「やりたいこと」なのに、

そのための「パートナーが欲しいのにいない」という悩みを、「やりたいことがわからない」という悩みに言い換えてたんじゃないかって。

なので、私、

「今、やりたい仕事ができていない。やりたい仕事を見つけたい」のような相談に来た方に、本当にその相談内容で悩んでいるのかチェックするために、

「もし今、◯◯さんにパートナーがいて、
「今の仕事辞めないで!」と言われたどうしますか?」

とかってお聞きすることがあるんですけど、「やめないです」とキッパリと言われることがあるんですよ。

そういう時、私は、「あぁ、この方は、本当はやりたい仕事を探しているわけではないんだな」って思うことがあります。

 

あ、で、こういう、「パートナーが欲しいのにいない」って悩みですけど、世間では、いろいろな方が、

「こうすればパートナーができる!」
「こうするとパートナーができない!」

みたいな話をしてますよね。

女子力がどうだとか、
痩せたらモテるとか、
こういうアプローチがいいとか、
自分を愛せない人は、他人を愛させないとか、
自分の問題をパートナーに解決てしもらおうとする結婚は失敗するとか、
自分1人でも幸せな人が、パートナーができたら、もっと幸せになれるとか。

でも、私は、「パートナーができる/できない」理由って、絶対これだって理由があるわけではないと思っていて、いろいろな要因が重なりあってそうなるものだと思うんですよ。

なので、私から言えるのは、心理的なことなんですけど、みなさんからの相談を受ける中で、

子供の頃、「お父さんに関心を持ってもらえなかった」と思っている方が、

それが、「男性に関心を持ってもらえない」という思い込みに変わって、

でも、人は、「自分 = ◯◯」と思うと、
まわりからも、「自分 = ◯◯」とか扱われないと気持ち悪くなりますから、
「自分に関心を持ってくれない男性」をスキになって、
「自分に関心を持ってくれる男性」がくると、「気持ち悪い」って感じてしまって、

自ら、自分のことを本当に愛してくれる男性を遠ざけてしまう。

良いパートナーができない。
結婚できない。

 

みたいなケースは、本当によくお見かけするんです。

もちろん、この話は、「お父さんに関心を持ってもらえなかった」と思っている方が
絶対そうなるという話ではないですし、

「パートナーができる/できない」理由って、いろいろな要因が重なり合ったものだとも思いますけど、

でも、私のクライアントさんで、

「お父さんに関心を持ってもらえなかった」という傷をセラピーで癒してその後、結婚した、

というケースを私はたくさん見てきているので、

というケースを私はたくさん見てきているので、私の立場では、「パートナーができる/できない」に関しては、

「子供の頃の親に対しての心の傷を癒すことは大切ですよ」

って言えるなって思ってるんですよね。

 

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あ、ということで、話がだいぶそれてしまいましたが、最後にまとめますと、

サザエさんのような、

「自分が大切にしている人のことを思って生きる」
「大切な人が幸せにしてるのを見たい」

ってことが、本当は「やりたいこと」な方が、そういう自分であることに気づいてなくて、

「やりたいことがわからない」なんて悩んで、「やりたいこと探し」に迷走していることって結構ありますよ、

ってな話でしたとさ。

本当は、「パートナーが欲しいのにいない」ってことに悩んでいるのに、それを、「やりたいことがわからない」という悩みに言い換えていませんか?

 

あ、でも、「パートナーが欲しい」って、本人が本当は心の奥でそれを望んでいるのに、それがかなわない自分を傷つかないようにするため、

「パートナーが欲しい」ってことを望んでないフリをしているケースも多いんだよなぁ(ポツリ)

 

それでは今回はココまでにします。

ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
また次回お会いしましょう!

杉田 隆史

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