「やりたいこと」が「こと」ではない人

「やりたいこと」を

探しているあなたも
探していないあなたも

こんにちは。

インスタのストーリーの表示される時間が短くていつも全部読めなさ杉田です。

1週間お疲れさまでした!

 

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えーと、このブログは、「何がしたいかわからない」という検索ワードで訪れる方が多いので、「やりたいことを見つけたい」って思っておられる読者の方が多いようなんですけど、

今回の記事は、

「こういうタイプの方は、「やりたいことを探す」とピンとこないかもしれないけど、こうやって考えてみると、やりたいことが見つかりやすくなりますよ」

っていうお話をしたいと思います。

あ、では、私の身近なところにいる「Aさん」の話をしたいと思うんですけど、

Aさん、マジメな性格で、学生時代からマジメに勉強して、就職してからも10年以上1つの会社に勤めて、月6日しかない休みの日も、何日かは仕事の研修を受けたりしてたそうなんですよ。

でも、Aさん、そうやって一生懸命生きているのに、

「ずっと人生が楽しくない。心が満たされない」

っていう悩みを抱えてたんですって。

で、Aさん、その悩みを何とかするために、「やりたいことを見つけないと!」と思ったそうで、まずは、

「仕事をもっとガンバらないと、人生が楽しくならないんだ!」

と思って、もっと大変な職場に転職しようとしたり、

「趣味がないから、楽しくないんだ!」

と思って、興味があったことを何年かやってみたりと、他にもいろいろ試したそうなんですけど、ぜんぜん人生が楽しくならなかったんですって。

それで、Aさんは、「これは何かおかしい!これは心の問題なのかもしれない」と思って、心理の勉強を始めて、現在のAさんは、人生で一番楽しく暮らしているそうなんですけど、

おもしろいなと思ったのは、現在のAさんは、

「仕事をもっとガンバらないと、人生が楽しくならないんだ!」
「趣味がないから、楽しくないんだ!」

と思って奮闘していた頃と「全く逆」になってるんですよね。

Aさん、結婚して、勤務形態を「正社員 → パート」に変えていますけど、今も同じ職種をしてますし、

人生で一番楽しく暮らしている今も、趣味といえるものはないんですって。

 

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ということで、このAさんの話からお伝えしたいことを、復習も含めて、以下、箇条書きにします。

 

 やりたいことは、自然にできること

これはこのブログの中で、何度も言っていることですが、本当に「やりたいこと」って、ガンバってやるようなことではなくて、「自然とやりたい」って思うことのはずなんですよ。

(そのへんの話はコチラからどうぞ)

自分が何をしたいかわからないあなたへ

「やるか、やらないか」葛藤しているあなたへ

「なりたい自分」ありきか、「なった自分」ありきか

Aさん、「仕事をもっとガンバらないと、人生が楽しくならないんだ!」って思っていたけど、

実際はむしろ仕事を減らすことで、楽しくなっていますよね。
(Aさんいわく、「仕事がスキでないことを認めなくなかった」らしいです 笑)

 

 やりたいことに「条件」を付けない

「やりたいこと」って何が対象になるかわからないわけですよ。
何がやりたくなるかは、意識でコントロールできないですから。

なので、

「仕事になるものの中から」やりたいことを見つける
「趣味になるものの中から」やりたいことを見つける

みたいに「条件」を付けてしまうと、その条件に当てはまらない「やりたい」を逃しちゃうんですよね。せっかくそういう気持ちが出てきても。

「条件を付ける」って、「アタマ」がやることですけど、「やりたい」って気持ちは、「カラダ」から出てくるものですから、

「やりたいこと」を見つけたいなら、できるだけ風通しを良くして、フラットに「カラダ」の感覚をキャッチしたほうが良いんですよ。

そういう時に、「条件」って、ノイズになっちゃうんですよね。

(そのへんの詳しい話はコチラからどうぞ)

今、自分がやりたいことを感じる

今日いまから会う友だちとめっちゃ仲よく飲みたいねん

 

「やりたいこと」が、「こと」ではなく、「状態」の人もいる

今回の記事でお伝えしたいことは、このがメインなのですが、

人生が楽しくない、心が満たされないという時、

「やりたいことをやってないから、いけないんだ!やりたいことやらなきゃ!」

って思う方って多いと思うんですけど、

ここで、「やりたいこと」って言葉を持ち出しちゃうと、

「やりたいことは、具体的な行動でないといけない」

と思ってしまうから、

「◯◯をする」

みたいなことしか考えつかなくなってしまうんですよね。

でも私は、今までたくさんの方の相談を受けてきた中で、

「のんびりとした生活がしたい」というタイプの方がいる

ってことも知っていて、

この「のんびりとした生活がしたい」というタイプの方って、「◯◯をする」ってことで楽しくなったりするわけじゃないので、

いろいろやったところでピンとこないし、「やりたいこと」がわからないんですよ。

「のんびりとした生活がしたい」というのは、やりたい「こと」というより、「状態」のことですからね。

なので、「のんびりとした生活がしたい」というタイプの方が、「よし、やりたい「こと」しよう!」と思って試そうとしても、

あまり気が進まなかったり(だから、ガンバってやらないといけない)、

その前に、「本当にやりたいのかわからない」みたいな気持ちになっちゃうんですよ。

なので、もしそういうタイプの方が、「やりたいこと」を見つけるとしたら、

「具体的にどうやってのんびりしたいか?」

ってことを考えてみるといいかもしれませんよ。

「毎日をやることを少なくして、丁寧な生活をしたい」とか、
「時々自然の中に行ってボーっとしたい」とか、

そう考えると少しは出てくるんじゃないかと思います。

エッ、

「のんびりとした生活がしたい」だなんて、そんな平凡なことが「やりたいこと」だなんて、そんなはずはない。そんな自分を許せない」

ですって?

おっとっと、そうとはいっても、自分が、「やりたいこと」「スキなこと」って、自分の意識でコントロールできるものではないんですから、

本当にのんびりしたい人は、のんびりしないと楽しくなれないんだけどなぁ。

(そんな話はコチラからどうぞ)

結局、自分にしかなれない

 

さ、ということで最後にまとめますと、

「のんびりとした生活がしたい」というタイプの方は、「やりたいこと」を見つけようと思っていろいろ試してみても、あまりピンと来ないことが多いですよ、

てな話でしたとさ。

 

それでは今回はココまでにします。

ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
また次回お会いしましょう!

杉田 隆史

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