今、転職を
したいと思っているあなたも
したいと思っていないあなたも
どうやら家にはふだんは隠されている「高級歯磨き粉」が存在し、妻はそれを使っていて、私だけが「下々が使う歯磨き粉」があてがわれていたことが発覚し、「下々が使うシャンプーあてがわれ事件」に続き衝撃を受け杉田です。
1週間お疲れさまでした!
えーと、今回は、転職についてお話しようと思うんですけど、今の会社がイヤになって転職したいと思っても「やりたい仕事がない」って時あるじゃないですか。
もしかしたら、このブログを読んでいる方の中にも、今まさにそういう方、いらっしゃるかもしれませんね。
なので今回の記事は、そういう状況になった時のお話をしようと思うんですけど・・・
あ、その前に今回の記事は、「やりたい仕事が見つかるまで転職活動をやめない!」という方には全く参考にならない話だと思います。
でもたいてい転職活動って、「いつまでもやってられない」というか、タイムリミットがありますよね。貯金がそこまであるわけじゃないし、今の会社に勤め続ける精神的な余裕もなかったりして。
なので今回は、転職活動にタイムリミットがあって、その中で自分なりに転職活動したけど「やりたい仕事がない」って方のためにお話したいと思うんですけど、もし私がそういう状況になったら、
「とりあえず働かせてもらえる会社に入る」
と思います。
「ちょっと!それ言っちゃおしまいでしょ!」ですって?
そう思いますよね。でももうちょっとだけそうする理由を説明させていただけたらと思うんですけど、
もし私が転職しようと思っても「やりたい仕事がない」って時に求人情報を見て、かろうじて「そこまでピンとこないけど、ちょっと興味ある会社」があるなら、
その「そこまでピンとこないけど、ちょっと興味ある会社」を、とりあえず現時点での「やりたいこと」って捉えて転職活動を進めると思うんです。
だって自分のそういう「ちょっと興味ある」って感覚を無視してしまったら、何を手がかりに転職活動を進めていいかわからなくなりますよね。
もし「そこまでピンとこないけど、ちょっと興味ある会社すらない」という方は、「仕事のイヤリスト」を作ってみて、それらをなるべく避けられる仕事をするっていうのも1つの手だと思います。「やりたい仕事」がないなら、「イヤじゃない仕事」をするって作戦。
(そのあたりの詳しい話はコチラからどうぞ)
人は「やりたいことはわからなくても、やりたくないことはわかる」んですよ。
こういうことするのが、「やりたい仕事がない」って時に「とりあえず働かせてもらえる会社に入る」ってことでしょうか。
あ、もちろん、そうやって「とりあえず働かせてもらえる会社」に入ったとしても、やってみたらその仕事がスキになるって可能性はありますよね。
エッ「でもやっぱり「とりあえず働かせてもらえる会社に入る」なんて気が進まないし、やりたい仕事をあきらめたみたいでイヤだ」ですって?
で、ですよね。たしかに気が進まない部分は変えられないかもしれません。でもここから先が、今回私が本当にお伝えしたいことなんですけど、
私、就職って「攻める時」と「守る時」があるって思ってるんですよ。
それがどういうことか私のキャリアを例にお話しますと、まずは以下の「私が引きこもってから、今のやっている心理セラピストという仕事に就くまでの流れ」をご覧ください。
引きこもり時代
私は、32歳の時、転職活動で落ちまくって、すっかり自信をなくして、1年4ヶ月、引きこもったことがあるんですけど、そこから抜け出した時って、「仕事をする気が出たから」ではなく、「貯金が3万円しかなくなって、「もう生活できない!働くしかない!」となって、ある社会人向けのスクールに渋々就職したんですね。⬇
スクール運営スタッフ時代 その1
スクールに入ったのは、やりたい仕事だったわけではなく、引きこもりだった私でも「やらせてもらえた仕事」だったから入ったわけですけど、仕事の中で「販売」の勉強をしないといけなくなり、生まれて初めて「ビジネス書」を読んだのですが、それがすごくおもしろかったんですね。で、それ以降、たくさんのビジネス書を読むようになりました。(この会社は、同じ会社の先輩が新しくスクールを立ち上げるのに誘われて辞めました)⬇
スクール運営スタッフ時代 その2
先輩に誘われて入った会社では、同じ仕事でも「一から立ち上げ」に関われたのは大きかったと思います。この時「インターネットを通じて申込みを募る」という流れが体験できたから、心理セラピストとして仕事を始めた時、イメージを掴んでいたので困らなかったんですよ。
またこの時期、さらにビジネス書をたくさん読んでいるうちに「速読」に出会い、ビジネス書だけでなく、心理学の本も大量に読むようになりました。(それが後の心理セラピストという仕事に繋がります)
ただこの頃の私は、「クレクレな人」でしたら、なんだかんだ上司に不満をいだいて、会社を辞めてしまいました。⬇
派遣社員&心理セラピスト時代
のスクール運営スタッフを辞めて、途方くれながら就職活動をしていた私に友人が言った
「どうして杉田さんが就職活動しているのですか?杉田さんは感度が高いんだから、それを活かす仕事をすればいいじゃないですか?」
という言葉に衝撃を受け、さすがにここまで会社員になれない自分に健全なあきらめもついて、「一度やりたい仕事やってみるか!」と思い、読書する中で興味を持っていた心理セラピストを目指します。
同時に最低限の生活費をかせぐために、派遣社員として働きました。
以上が、私が心理セラピストという仕事に就くまでの流れなんですけど、こうやって見ていくと、
あ、
でもそうやって「守っている間」に、私は仕事を通じて、
「ビジネス書 → 速読 → 心理学の本 → 友人の言葉 → 心理セラピスト」
と予期せぬものに出会い、それが今の「やりたい仕事(心理セラピスト)」につながっていったんですね。「やりたい仕事は探さなくても、見つかる時は見つかる」ってこういう感じなんですよ。
だから、私はもし
つまり、私には「やりたい仕事」が見つかるまでには
あ、でもきっとあなたは「とりあえず働かせてもらえる会社に入る」なんて気が進まないと思うんですけど、そうやって「しょうがない」と受け入れることで、広がる世界ってあるんですよ。
まぁ なんというか、サッカーでも、ラグビーでも、形勢によって「守り」にまわる時って、あるじゃないですか。
でも守る時に、ちゃんと守りを固めたからこそ、点が入ったり試合に勝つことができるように、私は「やりたい仕事がない」という時も、自分の生活を守ってきたから、「やりたい仕事」にたどり着けたんだと思ってるんです。
なので転職しようと思っても「やりたい仕事がない」って時に、「とりあえず働かせてもらえる会社に入る」ってことの真意は、
「やりたい仕事」がない時は「守る時」だから、「攻める時」がくるまでチャンスを待とうね
ってことなんですよね。やりたい仕事を見つけることをあきらめたわけじゃないんですよ。
あ、転職って、「やりたい仕事を見つけて転職」みたいな転職の話ばかり目につくから、「やりたい仕事がないのに転職する」ってダメな感じに思っちゃう方もいらっしゃると思うんですけど、私はぜんぜんそんなことないと思っていて、
「やりたい」って感覚って「探す」というより「出てくるもの」
ですから、出てくる時は出てくるし、出てこない時は出てこないわけで、「やりたい仕事がない」というのは、「単なるその時の状態なだけ」だと思うんですね。だから出てくるまで自分の生活を守っていようねって。
さ、ということで最後にまとめますと、
サッカーやラグビーで、「攻める時」と、「守る時」でやったほうが良いことが違うように、
転職でも、やりたい仕事が「ある時」と「ない時」で、やったほうが良いことって違うんじゃない?
「守りの転職」をしっかりやってこそ、「やりたい仕事」につながるんじゃない?
ってな話でしたとさ。
それでは今回はココまでにします。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
また次回お会いしましょう!