友人を「ご飯行きませんか?」という言い方で
誘うことのあるあなたも
誘うことのないあなたも
こんにちは。
アヒル口の練習をしたら唇が切れ杉田です。
1週間お疲れさまでした!
私、「ご飯行きませんか?」って時々誘われることがあるんですけど、そんな時、一瞬ハッとするんですよ。
というのは、私の場合、
「人と会う」 = 「120パーセント飲酒」
ですから、(笑)
「アッ!ご飯て、家で食べるんじゃなくて、外に食べに行くもんなんだ!お酒を飲まない外出ってあるのか!」
って改めて気づかされるんですよね。(笑)
そんな私ですから、外出する時は、いつも安直な居酒屋チェーンでグビグビ飲んで、ガッハッハ話すんですけど、何を食べたかなんてほとんど覚えていなし(笑)、だた一緒に行った人にしか興味がないんですよ。
それに、カフェとかに行っても、カタカナを並べたコーヒーの名前をいくつか言われることもあるけど、「コーヒーならなんでもいいんだけどなぁ・・・」なんて思ってしまうんです。
つまり私は、外出しても、お店とか、食事とか、コーヒーとか、全然「こだわりがない」んですよ。
でも、そんな私でもこだわっていることはやっぱりあって、たとえば「言葉の使い方」ですけど、
このブログの中で使っている言葉は、
ひらがなにするか、カタカナにするか、漢字にするか、
改行はどこでするか、
語尾の「す、よ、ね、よね」のどれにするか、
読んだ時のリズム
ロジック
全てにむちゃくちゃこだわって書いているんですよ。
実際ブログをアップしてからも、なかなか納得いかなくて、毎回50箇所くらいは変更していると思いますし。
エッ、「全然気づかなかった」ですって?
キャー!(笑)
ということで、ここまで少し前置きが長くなりましたが、当たり前のことですけど、人は、
「こだわリがあること」と「こだわりがないこと」があるわけですよね。
で、人によっては、その「こだわリがないこと」が、たまたま「仕事」というジャンルになってしまうこともあるわけですよ。
でも世の中って、
「仕事はこだわリを持つものだ」
「仕事はこだわってやるものだ」
みたいな空気がありますから、仕事にこだわリがない人って、「いけない」みたいな感じがしますよね。
でも、私が店や食べ物やコーヒーにこだわリがないのと同じように、「仕事にこだわリがない」って、別におかしなことじゃないと思うんですよね。
なのに、セラピーやっていると、本来は「仕事にこだわリがない人」が、「何の仕事がしたいかわからない」って来られるケース結構あるんです。
でも本人は、「仕事そのもの」」にこだわっていないわけですから、「自分の仕事の好みがわからなくて当然」なんですよね。
そんな方がいらした時、私は極端な質問をしながら、その方の本心を探っていきます。
「全然興味がないけど、安定した収入がある仕事と、少しは興味があるけど、収入が低い仕事と、どちらがいいですか?」
「興味はある仕事だけど、忙しくて家族と会えない生活と、全然興味がないけど、家族と会える仕事と、どちらがいいですか?」
「もし彼/彼女がいて、「そんな仕事ばかりしていないで、もっと私との時間を作って」と言われたらどうしますか?」
そんな質問をするんです。
すると、その方は、
「家族さえ幸せに暮らせるなら、イヤじゃない程度の仕事でいいのか!」
「やっぱり私は、家族と過ごす時間を一番大切にしているんですね!」
「人間関係の良い職場であれば、どんな仕事でもいいのか!」
なんて、本当は自分が何を望んでいるかがわかってくるんですよね。
そういう方って、「仕事」にはそんなにこだわリがないけど、「家族」や「パートナー」との生活にはすごくこだわっていたりすることが多いんですよ。
つまり、本人は、
「自分なんかずっと中途半端で一貫性のないキャリアを歩んできた」
なんて思っているかもしれないけど、
実はそうではなくて、
「家族(パートナー)を大切にすることこそ人生!そのための仕事をする!」
と、ずっと一貫性をもって仕事してこられているわけですよね。
でも、本人がそれに気づいてないことが多いんですよ。
なので、「仕事そのもの」にこだわリのない人が、仕事にこだわるフリしたって、「どんどん自分がわからなくなるだけ」なんですよね。
たとえ私が、無理にコーヒーにこだわったとしても、少しの間は「こだわるフリ」もできるかもしれないけど、
その後も、そのこだわリに見合った情熱を持ったり、努力を続けることはできないと思うんですね。
だって興味ないんだもん。
要は、フリをしたって長続きしないわけですよ。
なので、ヘンな抵抗をやめて、
「こだわリがないなら、こだわらない」
ってほうがイイと思うんですよね。
人が幸せになるには、心の中にある「やりたい度」を操作しようとせず、そのままの大きさで、「自分の外の世界」で再現できればいいわけですから。
(「やりたい度」の「自分の外の世界」での再現についてはコチラからどうぞ)
「食べ物」にこだわりのない人もいます。
「服装」にこだわりのない人もいます。
「仕事」にこだわりのない人もいます。
それは、良い悪いではなく、「たまたま」なんですよ。
「こだわりないんだから、ない」だけなんですよね。
だから、「仕事にこだわりがない人が、仕事に興味のない自分を責める必要なんてない」と思うんだなぁ。
仕事に対して、
「イヤじゃない程度の仕事さえできれば、何でもいいです」って方、
結構いらっしゃいますからね。
ということで、最後に一言。
「どんな仕事がしたいかわからない」あなた、
あなたは本当に「仕事」にこだわっていますか?
本当に「仕事」に興味がありますか?
それでは今回はココまでにします。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
また次回お会いしましょう!
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