趣味が

長く続くあなたも
あまり続かないあなたも

こんにちは。

電車の車窓に映る自分から治安が悪そうな雰囲気が出杉田です。

1週間お疲れさまでした!

 

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えーと、これは何度もお話していることですけど、私のセラピーは、「何がしたいかわからない」という悩みで来られる方が多いですから、こんな話ってよくお聞きするんです。

「仕事はつまらなくても、まぁしょうがないとして、その分、私生活は充実させようと思って、いろいろやってみるんですけど、結局何をやっても全然続かないんですよ」

私がこういうお話をお聞きして思うのは、

「この方は、自分の楽しみでやっていることなのになぜ「続けないといけない!」と思っているのだろうか?
自分が興味を失ったから、「続かない」だけなのに、そんな自分の「自然な心の動き」を否定しているよなぁ」

ってことなんです。

だって、たとえばあなたがずっと買っていた雑誌やマンガやずっと追いかけてきたアーチストの音楽を、ある時フと買っていないことに気付いた時、

「なんで私、CanCam読むのやめてしまったんだ!」

「なんでオレ、モーニング娘。をスキでい続けられないんだ!」

「なんでコロコロコミック読み続けられないんだ!」

とか、自分のこと責めないですよね。(笑)

そういう興味の移り変わりって、自然なことだと思うんですよ。

となると、「いろいろやってみるけど、何をやっても続かない」と悩んでいる人の本当の問題って、

「続かない」ことよりも、「ありのままの自分を心の動きを否定していること」

じゃないかと思うんです。

いや、これが「仕事」とかの話なら、「興味がなくなったから、やめてしまう」ってことを頻繁にすると、なかなか人生大変になってきますけど(笑)、
(だから「渋々やる」 必要もあるわけで)

でも私生活で、「自分の楽しみ」でやっていることなら、「興味がなくなったから、やめる」って、そんなにマズイことじゃないように思うんですよ。

それなのに、なんで「自分の楽しみ」でやっていることを、

「やったら続けないといけない!」
「続けられるようなことを見つけないといけない!」

って思っているのかなぁって。

そういう人って、やっぱり「私はこうあるべき!」みたいな意識が強いわけですよね。

あ、この、「私はこうあるべき!」って、自分自身の「スキ/キライ」、「やりたい/やりたくない」という感覚を無視してまでも、「こうあるべき姿」に献身することじゃないですか。

でも、私生活を「楽しくする」って、その反対で

むしろ「スキ」とか、「やりたい」とか、自分の「感覚」に正直にならないと、わからないことだと思うんですよね。

あ、で、「いろいろやってみるけど、何をやっても続かない」と悩んでいる方のセラピーは、結局どうなるのかというと、ザックリ言うとこんな感じになることが多いです。

「YOU 「いろいろやってる」けど、それって、「あるべき姿になっていない自分には価値がない」って思っているからだよね。

YOUはそういう自分を見ないようにするために、「いろいろやって」いるわけでしょ?

でもそれって、自分が「本当にやりたくて」やっているわけじゃないよね。
だから「続かない」んだよね。

もしかしてYOU、子供の頃、誰かの前で、今悩んでいるような、「あるべき姿にならなきゃ!」みたいなこと思ってなかった? あ、やっぱり。

だったらもしYOUが

「あるべき姿じゃない自分でも価値がある」と思・・・」

みたいなことをやります。

詳細は有料コンテンツですが。(笑)

でもセラピーをしていてわかるのは、

「私はこうあるべき!」という意識が強い人からは、子供の頃、親から「こうあるべき姿じゃないと認めてもらえなかった(認めてもらえないような気がした)」みたいな親子関係が見え隠れするんですよ。

(そんな話はコチラからどうぞ)

何がしたいかわからない人が、よけいに何がしたいかわからなくなるパターン

 

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こういう「私はこうあるべき!」という意識が強い人って、たいていは、

「ちゃんとしていない自分は価値がない」
「優秀でない自分は価値がない」
「誰かのようになれない自分は価値がない」

みたいなことが親から刷り込まれていること多くて、

自分の「スキ」とか「やりたい」という感覚よりも、

「ちゃんとすること」
「優秀なこと」
「誰々みたいになること」

が「無意識に」優先されてしまっているんですね。

だから、「いろいろやってる」ことも結局「自分基準」で選んでいませんから、「大してやりたくないことをやろうとする」し、「やっても続けられない」んですよね。

人が「○○したい」と言う時って、そこには、

「本当にこうしたい!」という意味で言っているのか、
「こうすべき!」という意味で言っているのか、

2つの意味があるんですね。
(もちろん両方が入り混じってることもあります)

でも「○○したい」という言葉を聞くだけでは、その違いがわからないことも多いんですよ。

たとえば、「就職したい」という言葉も、

「本当に就職したい!」と思って言っているのか、
それとも「就職すべき!」と思って言っているのか、

言葉では同じように聞こえても、それぞれ違う意味になりますよね。

でもその違いに、「悩んでいる本人が気付いていない」ことも多いんだな。

だから私、「○○したいのに、できません」みたいな悩みをお聞きした時は、

「それ、本当に自分でやりたいと思ってやっていますか?」

ってまずお聞きするんです。

「こうしたい」!or「こうすべき!」のどちらの意味で言っているかによって、その人へのアプローチは変わってきますからね。

 

さあ、あなたはどうでしょう?

あなたの「○○したい」は、「こうしたい!」or「こうすべき!」のどちらの意味で言っていますか?

自分が「楽しむ」ことなのに、「こうすべき!」で動いていませんか?

 

それでは今回はココまでにします。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
また次回お会いしましょう!

杉田 隆史

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