やりたいことをやる時の公式

近所に畑が

あるあなたも
ないあなたも

こんにちは。

近所にある小さな畑の前を通った時
おばあさん 「あんた、野菜作るの上手いね」
おじさん  「うちは昔からずっと農家だよ」
おばあさん 「・・・・・」
おじさん  「・・・・・」
という見知らぬ人同士の何とも言えない沈黙の前を通り杉田です。

1週間お疲れさまでした!

 

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えーと、今回は、このブログでお馴染みの「やりたいことをやる」ということに関して、今までよりもうまく言語化できたことがあったので、ご紹介したいと思います。

あ、で、私、先日フとした時にですね、

「人が、やりたいことをやる時って、「2種類のやりたい」の足し算でやってるんだな」

って気づいたんですよ。

それを公式(?)にするとこんな感じでしょうか。

 

★やりたいことをやる時の公式★

スキだからやる + ガンバってやる = やりたいことをやる

 

これ、わかるような、わからないような公式だと思いますので、もうちょっとご説明させていただくと、

まず、「2種類のやりたい」の1つの「スキだからやる」ですが、

たとえば、

「久々に親友に会う」
「待ちに待った旅行に行く」
「大好物のカレーを食べる」

みたいな時って、「自然に力が出てくる」というか、「やりたくてやっちゃう」じゃないですか。

「すべき」ではなく、「したい」というか。

そういうのが、「スキだからやる」です。

では、「2種類のやりたい」のもう1つの「ガンバってやる」のほうですが、

こちらは、自分から自然に出てくる以上の力を出して、「よっこいしょ」ってやる感じでしょうか。文字通り、ガンバってやる感じ。

「したい」というより、そう「すべき」って感じでしょうかね。

で、人は、この

スキだからやる」
ガンバってやる」

の2つの「やる」を合わせて、「やりたいこと」をやっているんだなって気づいたんですよ。

で、私、この公式に気づいた時ですね、過去にこのブログの中で、いろいろお話してきたことが、よりスッキリ説明できるような気がしたんです。

たとえば、

「前からからやりたいと思っていた仕事に就いたのに、職場にもっとすごくやってる先輩がいて、自分はそこまでできないので、自分が本当にやりたいのかわからなくなりました」

みたいな人がいたとして、それを「やりたいことをやる時の公式」に当てはめて考えてみると、

その人は、その「やりたい仕事」に対して、

スキだからやる」は、もうMAXまで振り切っている状態

ってことなんでしょうね。

なので、その人が、今以上にやりたいのなら、もっと「ガンバってやる」を発動させないといけないわけです。

つまり、このブログの言葉で言うなら、

「自分の「やりたい度」を超えることをする時は、「ガンバってやる」を発動させないといけない」

ってことになるのかな。

あ、で、そういうことがわかると、前にご紹介した、所ジョージさんのこの言葉も、すごくよくわかると思うんです。

「苦労とか努力っていう人は、たぶん才能ないんだと思うよ」

所さんの言う、「苦労」とか、「努力」っていうのは、「②ガンバってやる」のほうに入ると思うんですね。

なので、同じ仕事をしていている人が2人いて、どちらも、「やりたいことをやってる」と思ってたとしても、

スキだからやる」を多く使って仕事をしている人ほど、ラクに楽しく、そしてパフォー-マンスも高い仕事ができるわけで、

ガンバってやる」を多く使って仕事をしている人ほど、「やりたいことやっているのに大変!」となるわけですよね。

つまり、所さんの言葉は、

「苦労とか、努力と思ってやっている人は、同じことを苦労とか、努力とも思わず、
スキでやっている人に比べたら、だいぶ差がついちゃいますよ」

って意味でしょうか。

そういえば、為末大さんも、

「義務でやっている人は、それ自体を好きな人には勝てない」

って言ってましたっけ。
(「義務」は、「ガンバってやる」に入る)

 

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あ、で、それから、

この「やりたいことをやる時の公式」を言語化できたおかげで、私自身のこともよくわかってきてですね、

私、昔は「自分が何者か」よくわかっていなかったので、新卒の時って、「とりあえず名の知られた会社に!」と思って、上場企業に就職したんですよ。

でも、今にして思えば、業務内容から、扱っている商品から、組織から、何から何まで全然興味がなかったんです。(笑)

でもそうなると、私がその仕事をするには、「スキだからやる」は、ゼロだから、

ガンバってやる」だけでやらないといけない

わけですよね。

そうすると、私は、ツライし、楽しくないし、「2種類のやりたい」の合計も小さくなるので、まわりとの競争にも負けてしまうわけですよ。

なので、私のような「イヤなことをやる耐性が低い人」は、

スキだからやる」が使える仕事をすることって、ホント大切なんだと思うんです。

あ、といっても、私、今の仕事も、「スキだからやる」ばかり使ってやっているわけじゃなく、たとえば、私、ブログを書くのがスキじゃないんですよ。(笑)

なので、私にとって、「ブログを書く」ということは、「スキだからやる」は、すごく低いし、ほぼ「ガンバってやる」で書いてるんですよね。

でも、この「ブログを書く」ということは、結局、「心理セラピストとして活動する」ってことにつながるわけで、

その「心理セラピストとして活動する」ってことは、「スキだからやる」を多く使っていることですから、

「やりたいことのための、やりたくないこと」である「ブログを書く」もなんとかできるわけですよ。

もし心理セラピストという仕事がスキじゃなかったら、毎回こんな長いブログ書けるわけない。(笑)

となると、「ガンバってやる」を発動させるにも、結局はその

「やりたいこと(心理セラピスト)がスキかどうか」

ってことが大切になるんでしょうね。

でも、「らっきょうを1番スキな食べ物にしよう!」と思っても、それができないように

「○○がスキ」というのは、自分の意識でコントロールできるものではない

から、

「自分がガンバレることは、とっくに自分の中で決まっている」

ってことにもなると思うんです。

あ、ここまでをまとめると、こんな感じでしょうか。

 

★やりたいことをやる時の公式★

スキだからやる(したい) + ガンバってやる(すべき、苦労、努力、義務、「やりたいことのための、やりたくないこと」) = やりたいことをやる

 

ということで、話がかなりバラバラですけど、最後に何をお伝えしたいかっていうと、

「やりたいことをやっているのに、なんかできない」
「今やっている仕事、ヤル気が出ない」

みたいに悩んでいる時って、

もしあなたが、そのことを今以上にやりたいなら、

スキだからやる」は、もうMAXまで振り切っているから、
後は、「②ガンバってやる」を発動させないといけないし、

「これ以上ガンバル気はない」というなら、
「じゃあ、これぐらいしかできなくても仕方ないか」と、

そういう自分を受け入れないといけないわけですよね。
(それを受け入れると、逆に前よりできるケースもあり)

でも、「やりたいことをやっているのに、なんかできない」
「今やっている仕事、ヤル気が出ない」

みたいに悩んでいて、

ガンバってやる」を発動させる気もなく、
かつ、「これ以上ガンバル気がない自分」も受け入れられない人は、

悩むわけですよ。

でも、そうやって悩んでいれば、

「今の自分は調子悪いだけ。本当の自分は、やる人間なんだ。やる人間なんだー!」

って、「自分に希望が持てる」わけですよね。

あ、でも、この話、

ガンバってやる」を発動させる
or
「これ以上ガンバル気はない自分」を受け入れる

そのどっちが正解とかではないし、

どっちを選ぶ、どっちも選ばない、も含めて、どうするかはその人の自由なわけですよね。

ね、こうやって、

★やりたいことをやる時の公式★

スキだからやる + ガンバってやる = やりたいことをやる

を使うと、いろいろなことがわかりやすくなるでしょ?

 

それでは今回はココまでにします。

ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
また次回お会いしましょう!

杉田 隆史

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