「ない」という状態を受け入れる

「やりたい仕事」が、

見つかっているあなたも
見つかっていないあなたも

こんにちは。

ホテルで用意されているナイトウェアが小さ杉田です。(杉田あるある)

1週間お疲れさまでした!

 

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あ、今回は、私のセラピーでもよくあるようなご相談、

「ずっと音楽をやってきて、本当は音楽を仕事にしたかったけど、それは無理だと思ったので、音楽とは全然関係ない会社に就職しました。
でも毎日全然楽しくなくてヤル気が出ないんです。
転職しようと思っても、やりたい仕事がわかりません」

という悩みをテーマに話を進めていこうと思います。

 

えーと、ではまず、こういう方の悩みのポイントを整理したいと思うんですけど、

この悩み、本人は、「やりたい仕事がわからない」って言っていますけど、

もっと正確に言うならば、

「やりたい仕事(音楽の道)はわかっているけど、それで生計が立てられない」

という悩みなんだと思うんです。

人は、こんな感じで、「やりたい仕事」がわかっていても、そのことに気づかなくて、「やリたい仕事がわからない」って言っちゃうんですよね。

あ、でも、私、こういう悩みを持つ方が、このタイミングで、「やりたい仕事がわからない」と言うのは、ある意味しかたないことだと思うんですよ。

というのは、こういう方の状態って、たとえて言うならば、

「長年付き合ってきたパートナーと別れた後」

みたいな感じだと思うんです。

たとえば、中学の頃から長年付き合ってきた大スキな人がいて、あなたは、その人と結婚したいのに、相手は全然結婚する気がなくて、しかたなく別れた。

そういう時って、相手をキライになって別れたわけじゃないから、新たな相手(仕事)を見つけようと思ってもなかなかそういう気になれないし、

パッとすぐには次の相手(仕事)が見つからないですよね。

そういうのが、

「ずっと音楽をやってきて、本当は音楽を仕事にしたかったけど、それは無理だと思ったので、音楽とは全然関係ない会社に就職しました。
でも毎日全然楽しくなくてヤル気が出ないんです。
転職しようと思っても、やりたい仕事がわかりません」

と悩んでいる方に起こっていることなんだと思うんです。

 

あ、でも、そういうことで悩んでいる方でも、

「そうは言っても、仕事は1日の多くの時間を過ごすわけだから、他にやりたい仕事を見つけたい」

と思うのは当然のことで、となると、

「やりたい仕事を、しかたなくあきらめた人は、どうしたら次のやりたい仕事が見つかるのか?」

って話になると思うんですよ。

でも、私、そういう時、誰でにも通用する、「こうすればやりたい仕事がわかる!」みたいな答えはないと思うんです。

というのは、それって先ほどの、

「長年付き合ってきたパートナーと別れた話」を例にして考えてみるとわかりやすいんですけど、

「どうしたら次の大スキな人が見つかるのか?」

って、「誰でにも通用する答え」なんてないですよね。

次々にアタックする?
パートナーを見つけるアプリに登録する?
恋愛講座に参加する?
「心のブロック」があると考えて、心のケアする?
何もしない?

次々とアタックしても、大スキ人が見つからない人もいれば、自分から何もしなくても、大スキ人が見つかってしまう人もいるのではないでしょうか。

それから他にも、「どうしたらやりたい仕事が見つかるのか?」っていう問いに、誰にでも通用する「こうすればやりたい仕事がわかる!」みたいなことが言えない理由として、

このブログの過去記事で何度もお話していることですが、「やりたい仕事を見つけたい」ということで相談に来られても、

実際は、「性格のこと」で悩んでいたり、本当は「やりたい仕事」なんて全然探していなかったり、なんてこともよくあるわけで、

(そんな例はコチラからどうぞ)

何がしたいかわからないあなたが最初に読むページ

「やりたいことがわからない」と言って相談に来られる方の悩みの解決って、ホント、人それぞれ、「オーダーメイド」なんですよね。

あ、でも、そうは言っても、私なりに、

「やりたい仕事を、しかたなくあきらめた人は、どうしたら次のやりたい仕事が見つかるのか?」

という問いに対して、ヒントになることは2つあると思っていて、

↓1つは、前に書いたこの記事をご覧ください。

「違っているようで、似ている仕事」

私の例で言えば、仕事の中に含まれる、私が喜びを感じる「要素」が、「ツアーガイド」と「心理セラピスト」で似ていたように、

一見全然違うように見える仕事でも、「同じような喜びを感じることができる」んですよね。

なので、「本当はやりたかった仕事」の中に含まれる、あなたが喜びを感じる「要素」を見つけると、

それが他の喜びを感じる仕事を見つけるヒントになると思います。

実際、音楽の道をあきらめて、音楽とは全然違う仕事をしたのに、「音楽の道に含まれる要素」と「その全然違う仕事に含まれる要素」に共通点を見出した方がいて、

「仕事のほうがロックだった!」

って言われたことがあります。(笑)
で、音楽とは全然関係ないその仕事に、満足している方がいましたっけ。

 

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あ、それから、「どうしたらやりたい仕事が見つかるのか?」っていう問いに対しての2つ目のヒントは、

「ない」という状態を受け入れること

ではないかと思うんです。

あ、これ、全然意味わからないですよね。

でもこれ、私の感覚的な話なので、うまく説明できるかわからないんですけど、極端な話をすれば、

「自分にもやりたい仕事があるはずだ!」と強く思って探している人

やりたい仕事を見つけたいけど、「今のやりたい仕事がない自分」も否定せず受け入れている人

がいたら、

の人のほうが、やりたい仕事が見つかる確率が高い感じがするんです。
あ、これ、あくまでもセラピーを通じて感じた私の感覚ですけど。

というのは、の人って、たとえて言うなら、

今までの人生で、「音楽」に興味がなかった人が、まわりの友人たちが、「このアーチストにハマってる!」とか言っていつも楽しそうに音楽を聴いているのを見て羨ましくなって、

「自分にもスキなアーチストがいるはずだ!そういうアーチストを探さなきゃ!」

と焦っていろいろな曲を聴いて、意識的に誰かのファンになろうとしているような感じ、

だと思うんですよ。

で、ちょっと「イイな」と思ったアーチストがいても、

「自分は本当にそこまでこのアーチストがスキなのか?」
「これからもずっとこのアーチストをスキでいられるのか?」

とか心配している、みたいな。(笑)

でもそんなことしてたら、よけいにスキなアーチストが見つからなくなるような気がするんです。

というのは、「スキ」とか「やりたい」とかって、

「今の自分」が感じること

ですよね。

なので、

「今の自分を尊重しないと、「スキ」とか、「やりたい」なんて、わからない」

と思うんです。

でも、「自分にもスキなアーチストがいるはずだ!」としてしまうのって、

「今の自分」の話ではなくて、「なりたい自分」の話じゃないですか。

そうやって、「なりたい自分」を基準にして、「自分にもスキなアーチストがいるはずだ!」という思いを強く持てば持つほど、

同時に、「スキなアーチストがいない今の自分」を否定することになるわけで、

「今の自分」が、どんどんないがしろになっていくんですよね。
そうすると、感じられるものも、感じられなくなっちゃうというか。

なので、何をお伝えしたいかというと、

今のあなたが、「スキなアーチストがいない」なら、「スキなアーチストがいない」でいいんじゃないかって。

むしろそうやって、「ない」いう状態も否定せずに受け入れていると、「なりたい自分」よりも、「今の自分」に意識が向いていきますから、

フとした時に、たままたテレビから聴こえてきた音楽に心奪われるように「スキ」や「やりたい」が舞い降りてくると思うんですね。

そうやって焦らずに、体の力を抜いている時こそ、良い意味で、「隙(スキ)」ができて、

「スキになろう!」としたわけじゃないのに、スキになってしまう、
「やりたいことを見つけよう!」としたわけじゃないのに、やってしまっている、

そんな、「あらがえないものに出会える」んじゃないかと思うんです。

 

あーーーー!なんか、うまく説明できないなぁ。難しい。
今回の言語化、イマイチだと思っています。

でもみなさんに少しでも伝わるとウレシーのですが。

 

それでは今回はココまでにします。

ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
また次回お会いしましょう!

杉田 隆史

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