自分が本当に良いと思うことを

やっているあなたも
やっていないあなたも

こんにちは。

アースノーマットの液が入っていないことに気づくのが遅杉田です。

1週間お疲れさまでした!

 

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えーと、先日、フェイスブックを見ていたら、ある方が、現代美術家の宮島達男さんという方のツイートをシェアしていたんですけど、それを読んで、すごく「ウォ!」ってなったんですよ。

とても素晴らしい内容なので、ちょっと長いのですが、じっくり読んでみてくださいねー。

 

この国でアーティストがどう生きるべきかリアルに考える。
はっきり言って、絵で飯は喰えない。
皆分かっているのに、その幻想の旗を降ろさない。なぜか。

幻想の原因は美大というよりも、
美大の先生方がその幻想を信じているからでしょう。
そして、その夢を若い連中に語る。
まるで、それを捨ててしまったら、アーテイストではない
と思い込んでいるからではないか。
ここには、アーテイストという生き方の誤解があるように思う。

この幻想「プロのアーテイスト=絵で飯を喰う人」
という図式は誤解ではないか。
アートは職業になじまない。
むしろ、アーテイストは生き方である。
自分の生活は別途、自分で支え、自らの想いを納得のゆくまでカタチにし、
他者へ伝えようとする人間。生き方。
それは素晴らしい生き方だと思う。

そうした生き方と思い定めれば、自由になれる。
うまいへた。評価されたされない。売れた売れない。
人と比べない。楽しいから描いていた頃。
そして見てくれた人に喜んでもらえたことが幸せだったあの頃。
人の評価でなく、自分が良いと本当に思えるものができたときの喜び。
それが本当の自由。

そうした生き方をした人に、ゴーギャンがいる、ルソーがいる。
無数の絵描きがいる。
むしろ、ピカソのように絵で喰えた人はまれ。
全体の1%もいない。
宝くじを当てるより難しい。
そんなギャンブルのような賭けに
自分のアートを翻弄されてはつまらない。

この生き方、絵描きに限らない。
評価されるされないに関わらず、
自分が良いと思える事を人と比べず追求する。
そんな人はもうすでに本物のアーテイスト。
そう、実は、アートは絵描きだけの専売特許ではない。
誰もがアーテイストに成れる。Art in You

そもそも職業とは誰かのニーズがあり、
そのニーズに応えて成立するもの。
アートには、もともとニーズがない。
自発的に想いをカタチしているだけ。
だから職業となじまない。
しかし、ごくまれに職業として成立してしまう者が現れる。
ここが、幻想を生む原因だ。
では、これを、どう考えれば良いか。

アートが職業として成立する。
それは偶然としかいいようがない。
もちろん、作品には「美の基準線」が存在する。
作品として成立する最低限の質は昔から変わらずにある。
努力次第でそれは手に入れられる。
美大で教育するのはここ。
だが、それを満たした作品が売れるかというと、
そうとは限らない。

偶然に作品が売れてしまうのは、
時代や環境、流行など外的要因が大きい。
だから、時代によって評価も変動する。
たとえば、最近になって評価が高くなったフェルメール、
逆にビュッフェのようなケースも。
現在たまたま喰えているアーテイストもどうなるか。
喰えることと質とは別次元である。

この「質」と向き合うことは、自分と向き合うこと。
外的要因ではなく自分の努力で報われる世界。
ここは裏切らない。
「喰えることは偶然」と腹を決められれば、何も怖いものはなくなる。
悲しいのは喰えないことではなく、
アーテイストとしての目的を失うこと。

(中略)

むしろ、ア-テイストな生き方をする人が増えてくれば
日本の構造も変わる。
なぜなら、アートには人を思いやる想像力と、
出口の見えない問題を突破する創造力の2つが獲得できるから。
自分と向き合う感性を持った人がたくさん出れば、
日本のカタチはすぐに変わるのは当然。

だから、すべての人にアーテイストな生き方が必要。
「アーテイスト=絵で飯を喰う」という幻想が、
すべての人のアート教育の機会を奪う。
音楽、踊り、建築、書、どんな分野でも、
人間を人間たらしめる根本の教育。
それがアート教育。
矮小な幻想を常識と勘違いしてはならない。

Art in You. こうしてアーテイストは、
たかだか150年の小さな「名詞」の殻から解放され、
悠久の大きな「形容詞」に変容する。
そして、アーテイストは幻想でなく、
リアルな「生きざま」として刻印される。
連ツイを読んで下さってありがとう! 了。

 

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いやぁ、痺れるなぁ。(ジーン)

このツイートを、「アーテイスト」としての話ではなく、

「本当にやりたいことをしたい!」と思っているあなたの話だと思って読み直してみると・・・

それでは、今回はツイートが素晴らし杉るので、私の説明はこれだけにして、終わりにしたいと思います。

エッ、「お前、今、ちょっと遅れた夏休み取っている最中だから、あまりブログ書きたくないんだろ?」ですって?

そ、そんなことないですよー。(棒読み)

Follow your bliss!

 

それでは今回はココまでにします。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
また次回お会いしましょう!

杉田 隆史

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