友達が、
いるあなたも
あまりいないあなたも
こんにちは。
「ポッキーの日」にポッキーをいただき杉田です。
1週間お疲れさまでした!
えーと、私のセラピーには、
「知り合いはいるけど、仲の良い人はいない」
「まわりとは、表面的な付き合いだけ」
「今まで友達と言える人を持ったことがない」
みたいな、「友達がいない」って悩みを言われる方って結構いらっしゃるんですね。
パッと見たところ、ふつうな感じで、全然「友達がいない」なんて見えない方が、意外とそういうこと言われたりするんですよ。
あ、なので、「友だちがいない」って悩んでいる方は、
「こんなこと悩んでいるのは、自分くらいだ」
とか思っているかもしれないですけど、
「全然あなただけじゃないよ」って、ますはお伝えしたいなぁ。
あ、で、そんな「友達がいない」って悩んでいる方にいろいろお話をうかがっていくと、
子供時代に、
「親から愛されている気がしなかった」
「親が自分にあまり関心がなかった」
「親が愛してくれるのはわかるけど、なんかズレていた」
「勉強ができないと親に認めてもらえなかった」
みたいなことを、
「本人は」
感じているってことが多いんですよ。
で、そう感じると、その方は、
「自分 = そのままでは愛されない」
「自分 = 嫌われている」
みたいに、
「自分で自分にレッテルと張ってしまうことがある」
んです。
でもやっかいなのは、そうやって、自分で自分に、「自分 = ○○」ってレッテルを張ってしまうと、
人は、「自分が思ったとおりの自分として扱われないと、居心地が悪い」ですから、
「自分 = ○○」であることの「証拠集め」をするようになるんですね。
で、この「自分 = ○○」であることの「証拠集め」をするってどういうことしちゃうのかというと、
あ、その話の前に、「嫌われる勇気」という本の中に、こんな記述があるので、まずはご覧ください。
ユダヤ教の教えに、こんな話があります。
「10人の人がいるとしたら、
そのうち1人はどんなことがあってもあなたを批判する。
あなたを嫌ってくるし、こちらもその人のことを好きになれない。
そして10人のうち2人は、互いにすべてを受け入れ合える親友になれる。
残りの7人はどちらでもない人々だ。」と。
私、この記述を読んだ時、
「10人いたら、
あなたを嫌ってくる「1名」
親友になれる「2名」
そのどちらでもない「7名」
って、そんな単純なもんじゃないでしょ。
人によって、嫌ってくる人の割合が多い人も、逆に親友になれる人の割合が多い人も、いるんじゃないかな」
とは思ったんですけど、その割合は抜きにしても、
どんな人でも、
1 嫌ってくる人
2 親友になれる人
3 そのどちらでもない人
がいるっていうのは、「そうだよね」って思えるんですよね。
なので、「友達がいない」という悩みを持っている人、つまり、
「自分 = そのままでは愛されない」
「自分 = 嫌われている」
って、自分で自分にレッテルを張ってしまっている人って、↓こんなことして生きているんですよ。
(絵がヘタなのはご了承くだされ~)
どんな人でも、
がいるのに、あえて、
を自分で選んで、ロックオンし続けて、それが自分が生きている世界だと思ってるんですよね。
で、「やっぱり自分は、自分が思った通りの嫌われている人間だ」って確認するっていうか。
こういうことしちゃうのが、自分で自分に、「自分 = ○○」ってレッテルを張ってしまうと、「自分 = ○○」であることの「証拠集め」をするようになるってことなんですね。
あ、で、ここからが、今回の話のメインなんですけど、「友達がいない」って悩んでいる方にお伝えしたいのは、
「あなたから相手を選んでください」
ってことなんです。
エッ、「ただでさえ友達がいないのに、相手を選んでたら、誰もいなくなっちゃう」ですって?
そ、そう思いますよね?
ところが逆なんですよ。
あ、これ、どういうことかというと、
「人と仲良くなれない」って悩んでいる方って、対人関係に切羽詰まっているから、「できるだけ「みんなから」好かれようとする」
んですよね。
相手に無理に合わせようとしたり、媚びたりして。
でも、そういうことすると、あまり良いことが起きないというか、
ほら、就職活動でなかなか受からない人が、「どこでもいいから入れてください!」みたいな感じで、自分を偽って、相手の会社に媚びると、
あまり相性の良い会社に入れなかったりするじゃないですか。
そんな感じで、相手に無理に合わせようとしたり、媚びたりすると、「自分が薄まって」しまいますから、自分とあまり合わない人を引き寄せやすいんですよね。
私もセラピーで、「友達がいない」って方のお話を聴かせていただくと、
「なんで、この方は、自分のことを大切にしてくれない人ばかり、こんなにまわりにいるんだ?」
「なんで、この方は、そこまでイヤなことされてるのに、まだこの人と付き合おうとするんだ?」
みたいに思うことってホント多いですよ。
なので、人は、
わけですから、
「できるだけ「みんなから」好かれようとする」をいつまでやっても、うまくいっていない時は、
「自分から相手を選ぶ」ほうにシフトするタイミングなんじゃないかって。
「選ばないから選ばれない」というか。
実際、私も、ある時期から、「自分から相手を選ぶ」ようになってから、劇的にまわりにいる人が変わったし、
私のワークショップとかに参加して、「友達ができた」という方たちも、きっとそういう体験をされたんじゃないかと思うんです。
さ、それでは最後に、前の記事でもご紹介した、糸井重里さんのツイッターのつぶやきをもう一度ご紹介して、今回の記事を終えたいと思います。
「おれは、あんたが気に入らないんだ」という人に、「気に入ってくださいよ」とか苦労してるひまはない。
「気に入らない」が、すべての前提なんだから、なにをしても無駄だと思ってる。
「気に入らない」とか言わない別の人たちと、やりたいことをやっていくだけで十分だ。
それでは今回はココまでにします。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
また次回お会いしましょう!
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