空気が読めない人は、空気を読もうとすると悩み始める

空気が

読めるあなたも
読めないあなたも

こんにちは。

下北沢駅から帰る時
「各停で座って帰るのは?」と提案され
「各停はすぐ来ないから急行に確定(各停)」と言ったら
「ウマい!」と言われてかなり得意げになり杉田です。

1週間お疲れさまでした!

 

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あ、みなさんは、どうでしょう?
自分は、空気を読めるほうだと思いますか?

えーと、セラピーをしていると、

「空気が読めない」

ということで悩んでいる方のお話をよくお聴きするんですよ。

それで、

「会社の人といる時、ヘンな行動しないように気をつける」
「ママ友といる時、ヘンなこと言わないように気をつける」

みたいなことして、気を使いすぎてヘトヘトに疲れてしまうんですって。

なので、今回の記事は、そんな方のために、私が、たくさんの「空気が読めない」と悩んでいる方にお会いする中で気づいたことをシェアしたいと思うんですけど、

まず最初に言えるのは、

「空気が読めない人は、空気を読もうとすると悩み始める」

ってことなんです。

あ、これがどういう意味かというと、この「空気が読めない人」って、

生まれてからずっと「空気が読めない」と悩んでいる方もいれば、

人生の途中から「空気が読めない」と悩み始める方もいるんですけど、

「人生の途中から悩み始める方」の場合は、どういう時に悩み始めるかというと、

「新しい環境に入った時」

なんですよ。

たとえば、地方にお住まいの方だと、小学校から高校まで、「ずっと同じようなメンバーで過ごす」なんてこともあると思うんですけど

そういう感じだと、「あなたはこういう人だ」ってことが、まわりにいつもわかってもらえている状態で過ごしているわけですよね。

でも、たとえば大学に入ったりすると、人間関係が一からスタートになって、

今まであなたがふつうにやってきたことが、まわりから、「エッ?」って思われるようになったりするんですよ。

昔からの仲間だったら、「あなたはそういう人だよね」と思って流してもらえていたことが、流してもらえなくなるというか。

そうすると、空気が読めない人の中には、パニックになる人がいて、

「私、ヘンなことやっている?」
「私、悪いことした?」
「私、なにか失礼なことした?」

となって、「空気を読もうとし始める」んです。

でも、

空気が読めない人が、空気を読もうとしても読めない

ので、どんどん悪循環にハマっていくんですよ。

私もセラピーで、「空気が読めない」と悩んでいる方から、「自分は、まわりからこう思われているんじゃないか」みたいな話をお聴きするんですけど、

「いや、さすがにまわり人も、そうは思ってないんじゃないかなぁ・・・」みたいなモーソウのような話が多いんですよね。

でも、悩んでいる本人は、まわりから本当にそう思われていると思っていて、ますます自分がどう振る舞っていいかわからなくってしまうんです。

あ、なので、「空気が読めない」と悩んでいる方って、そうやって人からどう思われるかアレコレ考えすぎてしまうから、

大勢の人(3人以上)の中で話すとか、
SNSやブログで発信するとか、

ってことが苦手だし、怖いって感じることが多いみたいなんですけど、

ただ私が疑問だったのは、誰でも人と話す時は、ある程度「考えて話す」とは思うんですけど、

「なぜ空気が読めない人は、そこまでアレコレ考えしまうのか?」

ってことが疑問だったんですね。

でも最近、そういう方とお話していて気づいたのは、もしかすると、

「集団を平均化してないからじゃないか」

って思ったんです。

あ、これ、どういうことかというと、たとえば、8人の人といっしょに話をするとしますよ。

そういう時、「空気が読める人」だったら、その8人の友人を平均化して、その「平均化した人物」に、「まぁ、このくらいの話なら大丈夫だろう」みたいな感じで話しているのではないでしょうか。

(8人を1つの塊として見ているイメージ)

なので、人が何人いようが、基本的に、その「平均化した人物1人」に、ヘンに思われないように話せばいいわけですよ。

ところが、「空気が読めない人」は、この「平均化した人物」を作らないみたいなんです。

で、「個別対応」しようとするというか、
アタマの中で「8人の1人1人に」ヘンに思われないように確認してから話そうとするんですよ。

(8人を「8人の個人」として捉えているイメージ)

でも、そんなふうに8人を個別に気にしていたら、気にすることが増えすぎて、どう話していいかわからなくなりますよね。

だから、「空気が読めない人」が、人数が多いのが苦手なのは、アタマの中の「1人1人の確認作業」の数が増えるからじゃないかと。

ましてや、フェイスブックとかブログとかになると、相手が何百人とか、不特定多数になりますから、ますますどう発信していいかわからなくなるわけですよね。

 

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あ、で、いきなり話は飛びますけど、私の幼馴染にですね、

「話の重要ではないところも全部詳細に話す」

という友人(Aさん)がいるんですよ。

「オレが高校の時のバイト先で一緒だった奴の兄貴の知り合いの話なんだけどさ・・・」

みたいに話す。(笑)

しかも、Aさん、話にオチがないことも多いし、こっちが話しても、Aさんがわからないような話になると、あからさまに興味なさそうな雰囲気を出すし、

そもそもAさん、人の話をそんなに聞かないので(笑)、

Aさんに会うと、私がAさんに合わせるしか、会話が成立しないですよ。

で、このAさん、今回の話でいれば、間違いなく「空気読めない人」だと思うんですけど、Aさんは、今も昔も「空気を読もう」としないんですよね。

でもAさん、まわりからはヘンな人とは思われているけど、愛されているんですよ。友達も多いし。

私もAさんのこと、全然キライじゃないんです。

 

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あ、なんか話にまとまりがなくなっていますけど、今回の記事で何をお伝えしたいのかというと、

「空気が読めない人は、空気を読もうとすると悩み始める」

っていうことの意味は、

空気が読めない人は、空気を読んでいるつもりでも、まわりから見ればぜんぜん読めてない。
なので、読んでも読まなくても、変わらない。

むしろ、空気を読もうとすると、よけい自分が混乱する。
魚が、陸に上がって歩こうとしたら、悩み始めるように。

だから、空気が読もうとすることを早くあきらめたほうが良いですよー

ってことなんです。

空気が読めなくて、ヘンは人だと思われることもあるかもしれないけど、しばらくすれば、「まぁ、そういう人なんだ」って思われますからね。

それに、空気を読もうと、読まなくとも、

うまくいかない人とは、うまくいかないし、
うまくいく人とは、うまくいきますから。

(そんな話はコチラからどうぞ)

選ばないから選ばれない

 

それでは今回はココまでにします。

ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
また次回お会いしましょう!

 

杉田 隆史

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