会社の人が
ムカつくあなたも
ムカつかないあなたも
こんにちは。
夜こっそり柿ピーを食べてたら、翌朝、「昨日、なんかポリポリ食べてたでしょ?」って言われてピクっとなり杉田です。
1週間お疲れさまでした!
えーと、みなさんから相談を受けていると、クライアントさんが、
「自分の悩みが自分でわからない」
みたいなことってよくあるんですね。
そんな時は、私は、クライアントさんに
「どんな時にツラくなるか?」
「どんな時に悩んでしまうか?」
「近況」
なんかをお聞きして、悩みの糸口を掴むんですけど、
そうしていくと、
「あ、会社の人がムカつくんです。それが悩みかも!」
みたいな話になる時があるんですよ。
で、こういう「会社の人がムカつく」みたいな悩みがある時って、よくあるケースは2つあって、
1つは、「その人自身が、ガマンばかりしているケース」です。
これはどういうことかというと、
人は、「自分が抑圧しているものを出している人」を見るとムカつくんですよね。
なので、「会社の人がムカつく」みたいなことが頻発する人は、「抑圧していることが多い」ってことなんですよ。
そうなると、「では、なんであなたが、そこまで抑圧するようになったのかというと・・・」みたいなことをテーマにセラピーをすることになります。
(そんな話の詳細はコチラからどうぞ)
それから、もう1つ、「会社の人がムカつく」みたいな悩みがある時に、よくあるケースは、
「クレクレな人」になっているケースです。
これはどういうことかというと、
「親が自分の期待に応えてくれなかった」と思っている人って、「親が応えてくれなかった期待を他人にする」ようになりますから、他人に対しての期待値が高くなるんですよね。
でも、「期待が高い」ということは、同時に「期待がかなわない可能性も高い」ということになりますから、「傷つくことが増える」わけですよ。
そうすると必然的に、
「なんで私のことをわかってくれないんだ!」とか、
「なんで私のことを一番に思ってくれないんだ!」とか、
「なんでダメな私でも認めてくれないんだ!」とか、
他人にムカつくことも多くなるわけです。
そうなると、やっぱり親子関係をテーマにセラピーをすることになります。
(そんな話の詳細はコチラからどうぞ)
ということで、「会社の人がムカつく」みたいな時って、上記の2つに当てはまることが多いし、もちろんそれ以外にも、いくつかよくあるケースはあるんですけど、
今回は、そのどれにも当てはまらないケースをご紹介したいと思います。
あ、で、ちょっと私の昔の話をさせていただきますと、私、心理セラピストとして駆け出しだったころ、それだけでは食べられませんでしたから、派遣社員の仕事をしてたんですね。
で、その時、私、会社の人が、だんだんムカついてきたんですよ。(笑)
でも今にして思うと、会社の人はすごくイイ人ばかりだったし、仕事内容に不満があるわけでもなかったのに、どうして会社の人がムカついていたのかというと、
「本当はその会社にいる自分自身にムカついていた」と思うんです。
当時の私は、本当は「心理セラピスト1本」でやっていきたいのに、そうなれずにその会社で働いてることに、自分が思っている以上に苛立ちがあったんだと思うんですよね。
でも私は、自分がそう思っていることに気づいていなくて、苛立ちの方向を会社の人に向けてたと思うんです。
あ、で、こういう私みたいなケースって、
「あ、会社の人がムカつくんです。それが悩みかも!」
みたいに言ってるクライアントさんにも起こっていたことがあったんです。
あ、ちなみにですけど、
怒りは、「何をする時のパワーになる」もの
なんですよね。
なので、「怒りが出てこないと行動できない」って面もあるんですよ。
つまり、怒りがあるのが悪いわけじゃないってこと。
なので、そういう時って、その怒りのパワーを、会社の人に向けるのはなく、自分の行動として活かせると良いですよね。
あ、ちなみに、「会社の人がムカつく」って、私のように「他にやりたい仕事があるのに、それができない」って時にだけでなく、
「あなた自身が変化して、その会社が物足りなくなった時」
にも、「会社の人がムカつく」って思うことがあるみたいですよ。
さ、ということで、最後にまとめますと、
「会社の人がムカつく」ってことで悩んでいる方の中には、
「本当はその会社にいる自分自身にムカついている」
ってことがありますよ。
それなのに、そのことに気づいてなくて、
「自分は会社の人間関係で悩んでいる」
なんて思っている人がいますよー
てな話でしたとさ。
それでは今回はココまでにします。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
また次回お会いしましょう!