自分の話を

たくさんするあなたも
あまりしないあなたも

こんにちは。

誕生日ケーキのプレートの言葉を予約の時ケーキ屋さんで言うのが恥ずかしいので、ネットで注文したら、当日「こちらのケーキでございますね?」と並んでいる人たちの前でケーキをジャーン!って見せられて、ハズカシ杉てケーキを直視できな杉田です。

1週間お疲れさまでした!

 

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あ、みなさん、どうでしょう? 人と話をする時、トータルすると「話す」割合が多いですか? それとも「聞く」割合のほうが多いですか?

これ、「話す「聞く」どちらかが多いという方も、両方が同じくらいという方もいらっしゃると思うんですけど、先日、友人が、

「自分の話ばっかりする人っているよね。こっちがなにか話しても、いかにも「興味がない」みたいな感じで聞き流して、自分のこと語り続ける人」

なんて話をしてきたんですよ。で、みんなで「いるいる、そういう人!」なんて話で盛り上がったんですね。(笑)

あなたのまわりにも、そういう人いませんか?

きっと思い浮かぶ人いますよね。(笑)

 

さ、ということで今回の記事は、「自分の話ばかりする人」についてお話したいと思うんですけど、

私「自分の話ばかりする人」にもいろいろなタイプがあると思っていて、たとえば、

「趣味とか自分のスキなことの話になると、話が止まらなくなっちゃう人」

っていますよね。こっちが興味なさそうにしても関係なく(笑)、夢中で話し続ける人。

私、個人的には、そういうタイプならカワイイもんだと思うんですよ。(笑)

でもそういうタイプとはちょっと質が違う「自分の話ばかりする人」もいるというか、で、ここからはそういう人の話をしたいと思うんですけど、

あ、ちょっと話が飛びますが、私、ワークショップを主催する時、参加者のみなさんに自己紹介をお願いすることがあるんですね。

で、そういう時って、私は「どうぞ話したいことを自由にお話しくださいね」とか言うわけですけど、私のクライアントさんの場合、モジモジしつつも、イイ感じで自己開示してくださって、ワークショップ全体が温かい雰囲気に包まれるんですよ。

でも知り合いから聞いた話で、あるワークショップで、参加者が10人以上いて、2時間のワークショップだったのに、1人で「1時間も」自己紹介した人がいたんですって。(笑) で、会場がかなり気まずい雰囲気になったんだとか。

たぶんそういう時って、きっと主催者は私みたいに「どうぞ話したいことを自由にお話しくださいね」みたいに立場上言ったから止めるに止められなかったと思うんですけど、さすがに1時間も自己紹介されたらツライですよね。人の家の夕食に招待されて、いくら「好きなだけおかわりしていいですよ」って言われたからって、ご飯10杯おかわりして他の人の分まで食べちゃいけないように。(笑)

あ、で、私が思うのは、そういう感じの「自分のことを話すのが止まらなくなる人」って、1つの言い方としては「空気が読めない人」ってことになると思うんですけど、それにもう少し言葉をプラスすると、

「自己愛が強すぎる人」

なんだと思うんです。

要は「本人が自分自身に関心がありすぎる」から、「他人も自分に関心を持ってくれている」って勘違いしやすいんですよ。だから他人からのちょっとした関心とか社交辞令さえも、「私に興味あるんだ!」って解釈してしまって、自分のこと話すのが止まらなくなる。

あ、そんな例をご紹介しますと、

仮にあなたが親友の結婚式の2次会に参加したとして、たまたまその結婚した親友のお兄さんが近くにいたので、「はじめまして。私は○○さんの高校時代の友人です。○○さん、ご結婚おめでとうございます」と言ったら、2次会の間、ずっとそのお兄さんにつかまって話を聞かされた。

そんなのと似たような経験ってありませんか?(笑)

そういう時、あなたは、親友のお兄さんそのものに関心があるわけではなく、「親友のお兄さんだから声をかけただけ」(ある意味 社交辞令)なのに、お兄さんのほうは、自分自身への関心だと勘違いしているんですよ。

それは先ほどの1時間自己紹介した人の話も同じで、「どうぞ話したいことを自由にお話しくださいね」って言葉を、「そうなんだ!みんな私の話を聞きたいんだ!」みたいに勘違いして語り続けてしまうわけですね。

 

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あ、で、こういう自己愛が強すぎる「自分の話ばかりする人」って、なんでそんな感じになってしまうのかというと、やっぱり心が傷ついてるからなんですよ。

子供の頃、親やまわりから「ありのままの自分」が認められていると感じられなかった人って、自分の外側に十分な「愛情」や「安心」がないので、自分の内側に「理想化した自分」を作って、その「理想化した自分」を愛することで、自分を支えようとするんですね。だからそういう人って自己愛が強くなるんですって。

(その辺の詳しい話はコチラからどうぞ)

自己愛が強すぎる人
自分のことを スキなあなたも あまりスキでないあなたも こんにちは。 半熟のゆで卵をむくと殻と白身がくっついて剥がれて、いつも小さなゆで卵になり杉田です。 1週間お疲れさまでした! え...

 

あ、このブログの過去記事で、「親が自分の期待に応えてくれなかった」と思っている人って、「親が応えてくれなかった期待を、他人に高いレベルで求める」って話をしてると思うんですけど、

(その辺の詳しい話はこの2つの記事をどうぞ)

クレクレな人

仕事で問題が起きる人が、心の奥に持っているクレクレ

自己愛が強すぎる「自分の話ばかりする人」って、大人になっても「お母さん、見て!見て!」って感じなんでしょうね。

だから、自分が関心を持ってもらっているように感じると、張り切り過ぎちゃうんでしょう。で、自分語りが止まらなくなる。

あ、で、ちょっと話がズレますが、フェイスブックとか見ていると、いかにもビジネス目的っていう投稿をしている人に「いいね」が少ないのはわかるんですけど(笑)、

そうじゃないのに、友達の数に比べていつも極端に「いいね」が少ない投稿をしてる人っているじゃないですか。

私、そういう人って、「お母さん、見て!見て!」感を感じるんですよ。

みなさんもわかりますよね? なんか そういう感し出してる人って。「別にあなたのそんなことまで知りたくないんだけどな」みたいな。

 

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さ、それでは最後に、小池一夫さんのツイッターの言葉をご紹介して、今回の記事を終えたいと思います。

 

「人は、自分が自分を思うほど、自分のことを思ってはくれない」ということに気付くのが大人になるということ。
幼児性の強い人は、人の興味がそれほど自分にないことが理解できず、自分語りを続ける。相手の噛み殺したため息にさえ気が付かない。

 

それでは今回はココまでにします。

ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
また次回お会いしましょう

杉田 隆史

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