いろいろな角度から「モノゴト」を

見られるあなたも
見られないあなたも

こんにちは。

「肉まん」かどうか注意深くチェックし杉田です。

1週間お疲れさまでした!

 

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えーと、私、このブログを書き始めて7年になるんですけど、読者のみなさんから一番多くいただいた言葉は、

「目からうろこ(が落ちる)」

って言葉なんです。

この「目からうろこ(が落ちる)」って、

ブログを読んでいたら、その方の中に「新たな視点」が生まれて、急にモノゴトがよく見えるようになった

みたいな意味だと思うんですけど、

でも私、ブログを書いている時って、

「みんなを目からウロコにしてやるぜ!」(笑)
とか意図して書いているわけじゃなくて、

無意識に書いていると、こういう文章になっちゃうんですよね。

 

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ということで、今回のブログなんですけど、

そんなふうに私が無意識にやっていることを、あえて言語化すれば、こういうことなんじゃないか、

みたいな感じで、視点を変えるのに役立つお話をしたいと思います。

といっても、正直今回のお話は、「どんな悩みにも有効」というわけではないんですけど、

ちょっとヒントになればいいかなくらいの感じで読んでいただけたら幸いです。

えーと、セラピーの中でもそうなんですけど、悩みを話している時、

「こうなったのは相手が原因です」
「こうなったのは自分が原因です」

のどちらかに偏って話す人っていらっしゃるんですよね。

たとえば、「こうなったのは相手が原因です」に偏る人は、

「母親が何でもしてしまうせいで、自分が何もできなくなった」

みたいな話し方をされますし、

「こうなったのは自分が原因です」に偏る人は、

「自分が何もできないせいで、母親が何でもするようになった」

みたいな話し方をするんです。

でもこの、

「母親が何でもしてしまうせいで、自分が何もできなくなった」
「自分が何もできないせいで、母親が何でもするようになった」

というのは、ある意味どちらも正しくて、

「原因は結果になり、結果は原因になる」

ということなんですね。
ただ、「どちらの側から見ているか」が違うだけなんですよ。

悩んでいる時って、たいてい「どちらかの見方」しかできなくなっていて、その場所に視点が固定されちゃっているんですね。

なのでそんな時は、

「自分が原因だと思っていることを、結果として見たり」
「自分が結果だと思っていることを、原因として見たり」

してみると、「新たな視点」が持てることってあるんですよ。

たとえば、

「会社でまわりの人が何もしないせいで、私が何でもやらなきゃいけなくなる」

なんて悩んでいる人は、

「私が何でもやってしまうせいで、会社のまわりの人が何もしなくなる」

とも考えることもできるわけで、

「あ、じゃあ、私が何でもしなくなれば、どうなるのかな?」

とか気付くこともできますよね。

また、「私が話すのがヘタなせいで、人と仲良くなれない」なんて悩んでいる人は、

「人と仲良くなれないせいで、私が話すのがヘタだと感じる」

とも考えることもできるわけで、

「じゃあ、人と仲良くなれれば、話すのがヘタなままでもいいのかな。
ということは、話すのが上手くなることだけが問題の解決じゃないのかも?」

とか、新たな気づきが生まれたりするんですよね。

それに、こういう「原因と結果をひっくり返す」というのは

誰々がどうだから、私がこう、
私がこうだから、誰々がこう、

みたいな「対人的な悩み」だけではなくて、「自分自身の悩み」に対しても使えることもあるんですよ。

たとえば、

「自分がダメなせいで、やろうとしたことができない」

なんて悩むことって多いじゃないですか。

でもそれは、

「やろうとしたことができないせいで、自分がダメだと感じる」

とも言えるわけですよね。

「あ、だったら、自分がやれることすれば、ダメだと感じないよね」

ってことになるわけですよ。これが新たな視点。

あ、といっても、この「原因と結果をひっくり返す」って、最初にお話したように、実はそんなに使えなくて、(笑)

実際は、ほとんどの悩みって、原因と結果をひっくり返しても「なんじゃこりゃ」ってことが多いんですよ。

たとえば、

「丸刈りのせいで、寒い」

の原因と結果を入れ替えて、

「寒いせいで、丸刈りになる」

じゃ全然意味わからないですよね。(笑)

まぁ、この件は、原因と結果をひっくり返す前に、

「帽子かぶればいい!」とか、
「丸刈りやめればいい!」とか、わかりますけど。(笑)

なので全ての悩みが、原因と結果をひっくり返すことで、必ず何か新しい視点が得られるというわけでもないんですけど、

まぁ1つのアイディアということで、ひっくり返した文章がヘンか、ヘンじゃないか、正しいか、正しくないかは別にして、

「遊びのつもりでやってみる」

のがいいのかなと。

1つの視点だけでなく、多くの視点を持っている人のほうが、柔軟になれますから、悩みが減りますよー。

いやぁ、考えてみれば、早いもので2月ももうすく終わりで、
来週には3月になるんですけど、こういう

寒い → 暖かい

になる時って、どこか不安定になるのか、すごくセラピーに来られる方が増えるんですよね。

昨年の春なんて、もう私が死んじゃうんじゃないかってくらいセラピーやっていましたし。(笑)

なので、私も悩みを聴きすぎて、「ダークサイト」に落ちないように今日もウォーキングしてからセラピーに行こうっと。

みなさんも心と体の健康、ご自愛くださいねー!

 

それでは今回はココまでにします。

ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
また次回お会いしましょう!

杉田 隆史

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