体験がない → 想像できない → 選択肢がなくなる

田舎に

住んでいるあなたも
住んでいないあなたも

こんにちは。

1ヶ月以上休業していた家の近くのラーメン屋が復活してウレシ杉田です。

1週間お疲れさまでした!

 

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えーと、私、東京でセラピーをやっているんですけど、ありがたいことに、クライアントさんは、全47都道府県から来てくださっているんですよ。(3割は、関東地方以外からの方)

なので、私、日本全国の方のお話を聴かせていただく機会があるんですけど、田舎から来られたクライアントさんとお話していると、

「環境が何もかも違う!」

って驚くことが多々あったんですね。

で、先日、その「環境の違いがなぜ起こるか」について、とてもわかりやすく説明してくださっている記事を見つけたので、今回は、その記事を読んで、私が思ったことをお話したいと思います。

何はともあれ、まずは以下の記事を読んでみてくださいねー。

(その記事はコチラからどうぞ)
「底辺校」出身の田舎者が、東大に入って絶望した理由

 

あ、で、私、上記の記事を読んで印象に残ったのは、

記事をフェイスブックにシェアした時に、ある方が書いてくださったコメントが、私の気づきを見事に言語化してくださっていたので、まずはご紹介しますね。

 

長年の謎が解けました。少し話が逸れるんてすけど、ずっと、なぜここをわざわざ選んで住んでいるのだろう?って不思議だったんです、ものすっごい不便そうな山の中とか…。なぜあえてそこ?!って。

でも、元々色々ある所から見たからそう思っただけで、そこにいる人には、そもそもの選択肢が存在しなかった可能性っていうのは考えつかなかったです。田舎は保守的なのも疑問だったんですけど、なるほどな〜!

「日本なんだから同じたろ」とテキトーに括ってたから見えなかったんだな。そもそも選択肢が存在しなかったとは…。や〜目からウロコでした。

 

んー、なるほどー、人は、

体験がない

想像できない

選択肢がなくなる

ってなっちゃうんだなぁ。

しかも怖いのは、今いる場所から「外」に出ないと、「選択肢がない」ってことを、「本人が」気づけないんだな。

あ、で、私、記事の中にある、「大学生を見たことがなかった」っていう部分を読んで、「エッ?!」って思ったんですけど、

「もしかすると、この記事の作者にとっての「大学生」って、私にとっての「自営業」だったのかも?」なんて思ったんです。

これ、どういうことかというと、昔の私は、身近に自営業で生計を立てている人って、全然いなかったので、

「自営業の人が、この世に存在している」ってことは、もちろんわかってましたけど、その自営業が、

「自分に関係のあるもの」

とは全然思えなかったんですよね。

私自身、サラリーマン家庭で育ちましたし、私が大学生の頃って、ネットのない時代でしたから、今よりも自営業の情報って、目につかなかったんですよ。

でも、30代半ばで、生まれて初めて心理学の講座に参加した時、たくさんの自営業の方とお会いして、しかもたくさんお話する機会もあったので、

「へぇー、自営業の人って、こんなにいるのかぁ。こんな私にも、みなさん、気さくに話してくれるんだなぁ。みなさん、ステキな人が多いなぁ」

なんて思ったんです。

きっとこの時、初めて「自営業」が、自分にとって身近なものになったんでしょうね。

今にして思うと、この時の体験がなければ、私は、

「自営業という選択肢を想像し得なかった」

と思うので、もしかすると、今でも「会社員にならないと!」と思って空回りし続けてたんじゃないかって思うんです。

いやぁ、アブナイとこだった。

あ、そういえば、昔、有名な経営コンサルタントの方が、

「自分が入った会社が、たまたま「世界的なプロジェクト」をやっていて、入社したばかりのあなたが、そのプロジェクトの末端の仕事をしたとする。
たとえそれが「コピー取り」の仕事だったとしても、それを体験することで、あなたは今後、「世界的なプロジェクト」をイメージできようになるし、将来自分にそういうオファーをきても、おかしくないと思えるようになる」

なんて言っていたことを思い出したんですけど、

「体験する」って、些細なことだとしても、その人に与える影響って、思ったよりも大きいんでしょうね。

あ、そう言えば、この生まれてはじめて心理学の講座に出た時って、「自営業」が身近に感じたことだけでなく、

「会社には話が合う人が全然いなかったのに、世間には、こんなにも自分が話したい話をできる人たちがいたんだ!」

って思えたことも「体験」として大きくて、私の世間に対するイメージも大きく変わったと思うんですよ。

 

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あ、で、最終的に記事を読んで、私が思ったのは、

「本当は、その人に合った選択肢が存在してても、本人がその選択肢を想像できないことで生きづらくなっている人って、たくさんいるんじゃないかな」

ってことだったんです。

だからこそ、いくらネットが発達した時代でも、

いや、ネットが発達した時代だからこそ、「やっぱり実際に見る・体験するって大事だよな」って。

たとえば、「海」って、実際見たことがない人が、ネットで検索して知ってるのと、

実際に、

「海を見たことがある」
「海に入ったことがある」

って全然違うと思いますし、

ヘンな話ですけど、「ハグ」とか、「キス」だって、事実としては、

「体の一部が触れ合うだけ」

なわけですけど、実際に体験してみないと、わからないものがありますよね。(笑)

頭だけ、知識だけで分析して生きている人って、

「ハグ?キス?体の一部が触れ合うだけでしょ?それがどうしたの?」

みたいに生きているんだと思うんですよ。

あ、そうそう、私がシェアした記事に

「アイデアと移動距離は比例する」

ってコメントをつけてくださった方がいらしたんですけど、今回の記事を読んで、すごく納得だなぁと思って。

同じ場所にいたら、体験が限られて、想像できなくなっちゃいますもんね。

 

さ、あなたはどうでしょう?

もしかして、あなたは、体験がないから、想像できなくて、選択肢がなくなっているってことありませんか?

閉塞感があるのに、家の中だけで過ごしたり、家と職場の往復だけになっていませんか?

最近、気になったことを体験しに行っていますか?

 

それでは今回はココまでにします。

ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
また次回お会いしましょう!

杉田 隆史

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