最近なんか調子が悪いあなたへ

最近、調子が、

良いあなたも
あまり良くないあなたも

こんにちは。

なぜ宅配便のお兄さんが「お届けものです。ウフフフフ・・・」と笑いが堪えられなくなっていたのか気になり杉田です。

1週間お疲れさまでした!

 

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いやぁ、改めて言う必要もないと思うんですけど、世界中がコロナで大変なことになってますよね。

そんな情報に毎日触れていると、不安になったりして、なんだか調子が良くないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

あ、あなたもそうですか?

で、こういう時、ネットを見ていると、愚痴や他人の批判をしている人がいる一方で、

「自分と向き合うチャンス」
「忙しくてできなかったことができる」

「この騒ぎが終わった後には、日常のありがたみがわかる」
「この騒ぎによって、何が本当に大切かわかる」

とか、いろいろ前向きな面を発信してくださっている人もいますよね。

でも、そういう言葉を聞いて、気持ちが楽になる方もいらっしゃると思うんですけど、

一方で、そういう言葉を聞いても、ぜんぜん楽にならないって方もいらっしゃると思うんですよ。

私も、今はそうかな。(笑)

でも私、そんなふうに不安な時や前向きになれない時でも、無理やり気分を切り替えようとしたり、自分を前向きにしようとしたりはしないんです。

というか、むしろ自分の内側に、

「ネガティブな気持ちがあるのを認めて眺める」

ようにしています。

というのは、

自分の中にあるもの(例 不安&前向きになれない)の存在を無理やり見ないようにしたり、否定したり、取り除こうとすると、よけいこじれるというか、

「不安&前向きになれない」が、あなたにその存在を気づいて欲しくて、よけい存在をアピールしてきますから、

かえって不安になったり、前向きになれなくなったりするんですよね。

なので、そういう時は、

「そっかそっか、今、自分に不安に感じている『部分』があるんだな」

みたいに、

「ネガティブな気持ちがあるのを認めて眺める」

ってことをすると、気持ちが少しおさまったりするんですよ。

あ、自分がピンチでツラい時、人から「ピンチはチャンス!」とか言われると、イヤじゃないですか。(笑)

そういう反応になる時って、前向きな話とかよりも、

「自分の内面に寄り添ってほしい気持ちがある」って段階なんですよね。

(その辺の詳しい話はコチラからどうぞ)

気持ちを変えたい時にどうするか?

「自分を大切にする」ということ

 

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あ、で、そうそう、ここからが今回のメインの話なんですけど、先日、為末大さんのブログを読んでたら、

不調から抜け出す時のすごく良いヒントがあったので、ここでご紹介したいと思います。

 

私達アスリートは諦めるなと言われて育っているから、期待値を下げることに抵抗があるけれど、短期で期待値を下げることは長期的には諦めないことにつながる。

つまり昔いたはずの遠くの頂点をずっと見ていたらそこまでの遠さをみて頑張る気力が湧いてこないけれど、足元を見ていれば少なくともちょっとは前に進んでいるから勇気が湧いてくる。

よくなっているということをちゃんと自分に認識させてあげるためにはいまここにフォーカスしたほうがいい。
あの時と比べていいかどうかではなく、昨日より今日はよくなったかどうかを自分に話しかけてあげること。

 

私、昔、就職できなくて、すっかり自信をなくして1年4ヶ月引きこもっていたことがあるんですけど、その時、

「長く勤められる会社に入らないと。そのためには、やりがいがあって、待遇がこういう会社に入らないと・・・」

みたいに、先のことまでというか、長いスパンで考えて就職活動してたんですよね。

でも、自分の就職市場での評価の低さや、うまくいかない就職活動に直面した時、自分の思うゴールがあまりにも遠い気がして、無力感につつまれて、全然動けなくなっちゃったんですよ。

でも最後は、自分の期待値を下げて、先のことを見るのでははなく、自分の足元見て渋々動いたら、就職できて、長い引きこもりから抜け出せたんですよね。

なので、為末さんの言う、

「つまり昔いたはずの遠くの頂点をずっと見ていたら
そこまでの遠さをみて頑張る気力が湧いてこないけれど、
足元を見ていれば少なくともちょっとは前に進んでいるから勇気が湧いてくる。」

ってホントそうだなぁって。

んー、それにしても、

「短期で期待値を下げることは長期的には諦めないことにつながる」

ってステキな表現だなぁ。なんかホロってくるわ。

 

あ、ということで、何をお伝えしたいのかというと、言われてみれば当たり前なんですけど、

「好調の時と、不調の時では、やったほうが良いことが違う」

ってことなんですよ。

調子の良い時は、運動したほうがいいけど、風邪の時は、運動しないで休んだほうが良いように。

それなのに、好調の時にやっていることを、同じように不調の時にもやろうとしていませんか?

で、それができない自分を責めたりして。

実は、好調の時には、

「そんなんじゃダメだ」
「その程度のことしても意味ない」

って思うようなことが、

不調の時それをすると、むしろ効果的だったりするんだけどなぁ。(ポツリ)

 

それでは今回はココまでにします。

ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
また次回お会いしましょう!

杉田 隆史

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