「取り柄がない人は、勇気出すしかないんだ!」と思った話

ドラマを

よくご覧になるあなたも
あまりご覧にならないあなたも

こんにちは。

サンダルの汚れを落とす道具を見ていたら、妻から「誕プレ?」と言われ、携帯用蚊取り線香を見ていたら、「誕プレ?」と言われ、私が「安いもの」を欲しそうにすると、すかさずそれを私の誕生日プレゼントにして済ませようとするので、油断ができな杉田です。

1週間お疲れさまでした!

 

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えー、どうでしょう、みなさんは、ドラマってご覧になりますか?

私、基本そんなにはドラマを観ないし、よっぽどおもしろいドラマじゃないと最後まで観ないんですけど、先日、アマゾンプライムで、

「ハイポジ 1986年、二度目の青春。」

っていうドラマ(1話30分全12話)を観たら、すごく楽しかったんですよ。

ハイポジ 1986年、二度目の青春。
魂は46歳のまま、身体は16歳の自分に戻った天野光彦。会社をリストラされ、離婚も秒読みで、お先真っ暗だと思っていたある日、気がつくと、16歳の自分の中にいた。時は1986年。セピア色だった思い出がカラフルに輝き出す!世代を超えた究極のきゅんきゅん恋愛ドラマ。©ドラマ「ハイポジ」製作委員会

 

このドラマ、ストーリーは、「主人公が、魂は46歳のまま、身体は16歳の自分に戻る」っていう、ある種のタイムスリップものなんですけど、

その主人公が戻る世界が、ドンピシャで私が学生時代を過ごした頃の話で、

「そうなんだよ!昭和ってこうだったんだよ!」

って思い出すことがたくさんあって、懐かしさでいっぱいになったんですよね。

きっと昭和に中高生だった男子には、たまらない作品だろうなぁ。

あ、でもこの「ハイポジ」、私には、ただ懐かしい&楽しいだけの作品じゃなくて、内容にとても励まされたんですよ。

なので今回の記事は、私が「ハイポジ」を観て思ったことを2つお話したいと思うんですけど、まず1つ目は、

「オレ、人生やり直しても、そんなに変わらないんじゃないかな?」って思ったんです。

これどいう意味かというと、私がもしドラマの主人公みたいに、「魂が今の自分のまま、身体は16歳に戻ったら?」って想像してみたんですけど、

「勉強めちゃくちゃガンバって、東大目指そうかな。で、超エリートになって、今とは違う人生を味わってみたい」

とか思ったんですよね。 あ、よく思いません?「人生やり直せるなら、もっと勉強しておけば良かった」とかって。(笑)

でもすぐに「いや、そうはならないだろうな」って思ったんです。

というのは、私の「勉強めちゃくちゃガンバって、東大目指そうかな。で、超エリートになって、今とは違う人生を味わってみたい」って、私にとっては、

「だったらいいな」

の話なんですよね。「だったらいいな」って、「そうであったらイイけど、今そのために必要なことはしたくありません」っていう意味ですから、まぁ、そこまで熱意を持ってやれないよねと。(笑)

あ、「筋トレの売人」である(笑)Testosteroneさんが、

ってつぶやいていて、私その言葉がスキなんですけど、まさにTestosteroneさんの言うように、私「スキ」とか「やりたい」って気持ちを使わないで、「ガンバる」ってことだけでは人との競争に勝てない人間なので、

「勉強めちゃくちゃガンバって、東大目指して、超エリートになる」なんて、私の「スキ」とか「やりたい」の度合いが低すぎて、すぐ挫折すると思うんですね。(笑)

(そんな話はコチラからどうぞ)

勝つために目標を持たない
目標を 持っているあなたも 持っていないあなたも こんにちは。 休みの日にしか風邪がひけなさ杉田です。 1週間お疲れさまでした! あ、みなさん、「目標」って持っていますか? 最近...

あ、だからといって私が「オレ、人生やり直しても、そんなに変わらないんじゃないかな?」って言うのは、「どうせ自分はダメだから」みたいに卑屈になって言ってるわけじゃなくて、

もし私が16歳から人生やり直してとしても、「スキ」とか「やりたい」って気持ちを優先して生きるだろうから、きっと着くところ、今とそんなに変わらないんじゃないかなって思ったんですよね。

良い意味で、私は「結局、自分にしかなれない」ってことを認めてるんだろうな。

 

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あ、それから「ハイポジ」を観てもう1つ思ったことは、

「取り柄のない人が人生を変えるには、勇気を出すしかないんだ!」

ってことだったんです。

これどういうことかというと、このドラマの主人公は、会社をリストラされたり、妻から離婚を切り出されたり、娘から愛想をつかされてたりして、あまり取り柄がない人物として描かれているんですけど、

そんな主人公が、16歳に戻った時、一度目の人生では一言も言葉をかわさなかった憧れの女子に勇気を出して声をかけるんですよ。で、それを機に憧れの女子とのストーリーが展開する。

エッ、「でも現実は、ドラマのようにはいかない」ですって?

ですよね。 あ、でも私が思うことなんですけど、「人生を変える方法」って、たとえば「何かを猛烈にガンバって実績を作ることで人生を変える」ってやり方があると思うんですけど、それってやっても能力によって差が出ることじゃないですか。

でも「勇気を出す」って、能力とか関係なく、誰でもやろうと思えばできることなんですよね。それに「勇気を出す」って、

継続的な努力でなく「一瞬のこと」だから他の「人生を変える方法」よりハードルが低い。

でもその「一瞬のこと」が 意外とあなどれないというか、人生って、たくさんの偶然から成り立っているというか、

私の人生を振り返ってみても、

「あの時、先輩と同じテーブルに座って卒業旅行の話を聞かなかったら、海外に興味を持たなかった」

とか、

「なんでもないような場面」での自分の行動がちょっと違ってたら、人生って大きく変わってたんじゃないかって思うことが多々あるんですよね。

だから、「勇気を出す」って、もしかしたらあまり取り柄のない人でもやれる「人生を変える方法」なんじゃないかって思ったんですよ。

いや、ホント、私、ドラマの最後のセリフを聞いた時、エライ人のスゴイ話を聞くよりよっぽど「そんなに取り柄がないオレも勇気を出すしかないんだな」って思えたんですよね。

 

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さ、ということで、以上が「ハイポジ 1986年、二度目の青春。」を観て思ったことなんですけど、最後にちょっと付け加えると、

この作品の中に「上出来」って言葉が出てくるんですけど、私、人生でここまで「上出来」って言葉が心に響いたことがなかったんですよね。

「オレ 「あるもの」じゃなくて、「ないもの」ばかりに目を向けていたんじゃないか」って強烈に思って。

エッ「なんか「ハイポジ」観たくなってきた!」ですって?

ぜひぜひ! いやぁ、本当はみんなとワイワイお酒飲みながら、ハイポジのこと語りたいんだよなぁ。今度、そういう飲み会やろうかなぁ。(モワ~ン)

ハイポジ 1986年、二度目の青春。
魂は46歳のまま、身体は16歳の自分に戻った天野光彦。会社をリストラされ、離婚も秒読みで、お先真っ暗だと思っていたある日、気がつくと、16歳の自分の中にいた。時は1986年。セピア色だった思い出がカラフルに輝き出す!世代を超えた究極のきゅんきゅん恋愛ドラマ。©ドラマ「ハイポジ」製作委員会

 

それでは今回はココまでにします。

ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
また次回お会いしましょう!

杉田 隆史

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