勝つために目標を持たない

目標を

持っているあなたも
持っていないあなたも

こんにちは。

休みの日にしか風邪がひけなさ杉田です。

1週間お疲れさまでした!

 

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あ、みなさん、「目標」って持っていますか?

最近なぜかセラピーで、「目標がない」ということに悩んでいる方が多く来られるので、今回は「目標」ということについてダラダラお話したいと思います。

 

えーと、まず私自身のことなんですが、「目標」って持ってないですよ。

だって「目標」作っても、ビール1杯飲んだら忘れちゃうし(笑)、それに心のどこかで、

「本当にやりたいことは、わざわざ目標にしなくても、勝手にやるだろ!」

って思ってるんですね。

あ、もちろん、「目標がない」と言っても、「こうしたい」とかはありますよ。

でもそれも時間的にはせいぜい1ヶ月先を見据える程度で、「5年後の自分」とか、「10年後の自分」なんて、全然イメージわかないし、「今年(1年後)の目標」とか言われても、

「別にないんだけどなぁ。やりたいことはやってるし。そもそも1年間も意識し続けられることなんてないし」

とか思っちゃうんですよね。(笑)

でも私は、自分が目標がないことをマズイと思ってなくて、目標がなくても

「自分のその場その場の気持ちを大切にしてさえいれば、結果的にイイ感じの人生になるんじゃないか」

って思ってるんですね。

たとえて言うなら、あらかじめ目的地やルートを決めて旅行するのもいいけど、その場その場で行きたい場所を決めていっても最終的にどこに着くかはわからないけど、

「旅行全体は楽しいものになるんじゃないか」

って思ってるんです。

なので、私にとっては、「目標を持つ」ことよりも、日々「自分のその場その場の気持ちを大切にする」ことのほうがはるかに重要だし、

そのためには、自分が、

「ウソをつかないこと」
「ウソをついたとしても、ウソをついていることに自分が気づくこと」

のことのほうが大切なんです。
そのチェックは怠らないかな。

あ、でも今回の話って、「目標なんていらないぜ!」ってことを言いたいわけじゃなくて、

ただ私たちが通ってきた学校とか、勤めてきた会社とかって、とりあえず「目標」を持たされますから、「目標は必ず持たなきゃいけない!」って思っている方もいらっしゃると思うんですけど、

目標って、目標を持つことで励みになるとか、楽しいと感じる人にとっては持てばいいし、そうでない人は、別に目標を持たなくてもいい、

と思うんですよね。

エッ、「でも杉田さん、心理セラピストになる時って、それを目標にしてなかったの?」ですって?

おー、イイ質問ですねぇ。

これ前にもブログに書いたと思うんですけど、

私、「心理セラピストとして絶対成功してやる!」とか意識的に自分を奮い立たせてやっていたわけではなく、「ただふつうにしてたら、なっちゃった」んですよね。

(そんなことを前に書いた記事はコチラからどうぞ)
強く決意してもできない

先ほどの説明で言えば、

「自分のその場その場の気持ちを大切にしていたら勝手にそうなっていた」

とでも言えばいいのでしょうか。

 

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と、本当はここまでで、ブログを終えようと思ったんですけど、今、書きながら、「アッ!」と気づいちゃったことがあったので、まだ続けます。(笑)

今、気づいたのは、

「目標を持たない」って、実は私なりの「弱者の戦略」なんじゃないか

って思えてきたんですよ。

あ、いきなり「弱者の戦略」とか言われても、意味がわからないと思いますので、もうちょっとご説明させていただくと、

もし「やりたいこと」に

レベル3 本当にやりたいこと
レベル2 できればやりたいこと
レベル1 やりたいと思いたいだけのこと

みたいなレベルがあるのだとしたら、

多く人が「目標」にするものって、「レベル3」のものではなく、「レベル2」や「レベル1」のものを「目標」にしてるんだと思うんです。

「よっこいしょ」ってやらないとできないものというか、「できたらいいね的」なものというか。

でも私は、「レベル2」や「レベル1」の「やりたいこと」は、わりと捨てていて(笑)、

「レベル3」の「好きだから、わざわざ目標にしなくてもやれること」

に特化して取り組んでいるような気がするんですよ。

それがなぜかというと、まずは為末大さんの言葉からご紹介しましょうか。

義務でやっている人は、それ自体を好きな人には勝てない

人は社会に出ると、なんだかんだいって「競争」しないといけないわけですよね。

これは人間だけじゃなくて、野生動物の世界でも同じだと思うんです。

でも私のような、

イヤなことに対する耐性がない
根性がない
ハートが弱い

みたいな「競争力のない人」にとっては、社会の中で生きていくのって、大変なわけですよ。

だからこそ、「競争力のない人」が、「ふつうの人」と競争するには、為末さんの言う

「義務でやっている人は、それ自体を好きな人には勝てない」

を利用するというか、「好き」を使って対抗するしかなんじゃないと思うんです。

ただでさえ「競争力がない人」が、「義務でやること」に手を出したら、「ふつうの人」に、あっさり負けちゃうと思うんですよね。(笑)
純粋な能力勝負になっちゃうから。

でも、「競争力がない人」でも、「好きでやること」をすれば、「好き」が使えますから、「ふつうの人」に勝てるかわからないけど、対等に戦えるかもしれないと思うんですね。

そういう意味では、「競争力のない人」ほど、「好きでやること」、つまり、先ほどの「やりたいことレベル」でいえば、

「レベル3 本当にやりたいこと」
(好きだから、わざわざ目標にしなくてもやれること)

に特化して取り組んだほうが、人生うまくいくんじゃないかとも思うんですね。

だから私はいつも、あまり「好き」が使えない、「レベル2」や「レベル1」の「やりたいこと」には目もくれず、

勝つために「レベル3 本当にやりたいこと」をやろうとしている

のだと思うし

何かを「目標」にすると、そこには「義務」が発生してしまうから、「目標」を持とうとしないんでしょうね。

いやぁ、「負けないために、好きなことをやる」
「勝つために、目標を持たない」ってことかぁ。

何気に戦略的だなぁ、オレ。(笑)

エッ、「説明が全然わからない」ですって?

す、すみません。

でもなんか今回の気付きは、自分の中ではとても満足したので、これ以上はご説明せず、ここで終わりにしたいと思います。(笑)

 

それでは今回はココまでにします。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
また次回お会いしましょう!

杉田 隆史

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