パッとしないアイディアをやってみる

今、自分の置かれている状況が

イマイチなあなたも
イマイチじゃないあなたも

こんにちは。

お寿司屋さんの注文の電話で「お名前は?」と聞かれて「スギタです」と答えたら「ナカヤマさまですね?」と確認されて1文字も合っていないことに衝撃を受け杉田です。

1週間お疲れさまでした!

 

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えーと、こんなことってありませんか。

たとえば、

「最近なんかつまらない」
「人と出会う機会が少ない」
「なにか自分が熱中できるものがない」

みたいに、自分の置かれている状況がイマイチな時って、その状況をなんとかしようと、

「打開策」を考えることってあるじゃないですか。

で、そんな時、あなたがその「打開策」として、A、B、Cという3つのアイディアが浮かんできたとしましょう。

でも、どのアイディアもパッとしないし、やる前から、「どうせやっても何も変わらないんじゃないか」みたいな気がして、どうもヤル気が起きない、

そんな時って、ありませんか?

で、ネットや本で調べてみたり、まわりの人にも相談してみるものの、やっぱり同じような「パッとしないアイディア」しか出てこない。

そんな時、みなさんならどうしますか?

●もっと良いアイディアが出るまで考えてみる?
●とりあえずA、B、Cのどれかをやってみる?
●放置する?

 

もちろんこの質問に正解はないと思うんですけど、最近、私、自分の過去をさかのぼって

「自分がイマイチな状況から抜け出せた時、どうしているか?」って考えてみたら、

結局、「A、B、Cのどれかをやっている」ってことに気づいたんですよ。

これ、自分では意外だったんですよね。

というのは、私、「自分がイマイチな状況から抜け出せた時」って

「自分が最初から良いアイディアを思いついて、それを実行したら上手くいった」

みたいなイメージを持っていたんですよ。

でも実際はそんなことなくて、最初は、

「パッとしないアイディアを、渋々することからスタートしている」

んですよね。

となると、思ったのは、パッとしないアイディアでもやってみることの意義って、

「何かを感じるため」

じゃないかと思ったんです。

あ、これだけだと全然意味がわからないと思うので、もうちょっとご説明させていただくと、

私、昔、「英語ができるようになりたい!」と思ったことがあって、

「まぁ、とりあえず英会話スクールにでも行ってみるか」

みたいな感じで、ある大手の英会話スクールに見学に行ったことがあるんですよ。

で、私がそのスクールを見学した時なんですけど、制服着た高校生がそのスクールに来ていたんですね。

で、私、その高校生を見た時、フと、

「高校生のうちから、こんな月謝の高い英会話スクールに来てるのか・・・」

なんて思った瞬間、私の中で何かがスパークして、

「ん?それに比べてオレは何やってるんだ?
ろくに仕事もしてないおっさんが、今さらこんなところに来て!
ウォーーーーー!
こんな高校生に負けないように自分で英語勉強してやるーーー!!!」

と、全く意味のわからない燃え方をして(笑)そこから私は猛然と英語の勉強をし始めるんですよ。

あ、この私の「全く意味のわからない燃え方」をもう少し解説すると、

そんな若いうちから月謝の高い英会話スクールに来れるような、恵まれた未来ある高校生と、

30歳超えて、ろくに仕事も就けずにフラフラしている自分とのギャップが、よっぽど悔しかったんでしょうね。(笑)

で、「こんな高校生と同じやり方でやってる場合じゃないぜ!オレはオレのやり方で、もっとハングリーに英語を勉強してやる!」みたいに思ったんですよ。(笑)

でもそれがキッカケで、それまで何百回と英語の勉強をしようと思って挫折していた私が、はじめて真剣に勉強に取り組んで、

当時、英語のレベルが、「アイアム・オレンジジュース!」だったのに、その2年後に、

TOEIC 875点、
ケンブリッジ英検FCE

を取得するんです。

でもこれって、あのスクールに行って、あの高校生を見なかったら、きっとこんなに勉強していなかったと思うんですよ。

 

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で、こういうのが、先ほどお話した、

「パッとしないアイディアでもやってみることの意義は、何かを感じため」

ってことなんだと思うんです。

たとえパッとしないアイディアでも、やれば「新しい体験」をする

「新しい体験」をすれば、「新たな知識」を得たり、「新たな感情」が起こる

その「新たな知識と感情」によって、「次のアイディア」が思いつく

ってことなんですよね。

もし私が、英会話スクールで「ウォーーーーー!」って「感じ」なかったら、当時の自分の頭にはなかった、「自分で英語を勉強する」なんて選択肢は浮かばなかったし、

何よりそんなに燃えて英語を勉強できなかったと思うんですよ。

あ、でもですね、実際は、パッとしないアイディアをやってみても、そのほとんどは、

「あー、やってもみても、やっぱり何も変わらなかった」みたいな結果に終わると思うんですよね。(笑)

何も「新たな知識」を得られないかもしれないし、「新たな感情」も浮かばないかもしれない。

でも冷静に考えてみれば、人は、

「思いついたことしか実行できない」
「思いつかないことは実行すらできない」

わけで、

自分の置かれている状況がイマイチな時の「打開策」として、「A、B、Cというアイディア」しか浮かばないんだとしたら、

その人は、「A、B、Cしか実行できない」わけですよね。

となると、

「A、B、C以外のアイディアを思いつくには、まずA、B、Cを実行するしかない」

ってことになると思うんですよ。

あ、もちろん、自分がイマイチな時、「パッとしないアイディアでもやってみる」って、「それが正解!」とか言いたいわけではなくて、

私の場合、たまたまそうやってイマイチな状況から抜け出したことが多かっただけで、

みなさんの中には、

「本当に良いアイディアが浮かぶまで行動せず、浮かんでから、ウリャッと行動するほうがうまくいく」とか、

「何もしていないほうが、いつの間にか解決している」

なんて方もいらっしゃると思うんです。

 

あなたは、実際にどんなパターンで、イマイチな状況から抜け出していますか?

意外に「パッとしないアイディア」を実行することからスタートしていませんか?

 

それでは今回はココまでにします。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
また次回お会いしましょう!

杉田 隆史

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