同じことをする、違うことをする

決まった行動をするのが、

スキなあなたも
あまりスキでないあなたも

こんにちは。

セミとカナブンばかり見杉田です。

1週間お疲れさまでした!

 

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えーと、前にツイッターで、

「朝起きると、まず「体重を計る → コーヒーを飲む」っていう順番で行動するんですよ」

なんてことをつぶやいたら、「私も全く同じです!」という方がいらして、ビックリしたんですけど、

私、そういった朝の行動に限らず、「行動をパッケージ化する」のがスキなんですよ。

たとえば、何曜日は何する日とか、電車は何両目に乗るとか、朝晩、それぞれ同じメニューを食べるとか、

ジムに行く時は、どのロッカーを使って、何分間滞在して、どのレーンで何メール泳ぐとか、

そうやってその場では何も考えないで、とりあえず決まった行動をしちゃうみたいなこと、よくやっているんです。

で、なぜ私が「行動のパッケージ化」をしちゃうのかというと、

「考えるのがめんどくさいから」なんですよ。
なんというか、「考える」って疲れません?(笑)

私、どんどん際限なく考え込めるタイプなので、その場その場で、「どうするのがベストか?」っていちいち考えていたら、疲れ切っちゃうと思うんですよね。

なので、人生、他にも考えることは一杯ありますから、日常的な行動は、「これならまあまあOKだろう」みたいな所で良しとして、一応の決着をつけちゃうんですよ。

でも、こういった「行動のパッケージ化」というか、毎日同じような行動を繰り返していると、面白いこともあって、

些細な自分の変化に気付いたり、その変化の理由がわかったりするんです。

たとえば、私、毎朝、体重計るんですけど、

「インドカレー弁当食べると体重が300グラム増える」とか、
「夕食のサラダにゆで卵を1つ入れると、翌日起きた後1時間は食欲がなくなる」とか、

そんなことも知っているんです。

あっ、そうそう、そういえばメジャーリーグのイチロー選手も、

「イチローはなぜ、同じ毎日を繰り返しているのに未来をつくれるのか」

なんてCMもありましたけど、同じ行動を繰り返すことで知られていますよね。

何年間も変わらず、ランチに奥さんの作ったカレーを食べてるとか、球場入りする時間や手順がいつも同じだとか、そして何よりもバッターボックスでしぐさが、いつも同じに見えますよね。

これらの行動って、自分のベストの状態を呼び起こす、儀式的な意味もあると思うんですけど、

他にもあるのは、こっそりと新しいことを試しながら、人にはわからないレベルで毎日微調整していると思うんですよ。

人は毎日同じことを繰り返していないと、新しい試みによって、自分がどう変化するか、その違いや理由がわからないと思うんですね。

そういえば先日、テレビを観ていたら、哀川翔さんが、

「『昔と変わっていない』って言われるとうれしい。
全てのモノは変化しているでしょ?
河の流れの中にいると、自然に流されていくように。
ずっと必死に泳ぎ続けていないと、同じ場所に留まっていることはできない」

なんてことを言っていたんですけど、

みんなから愛されて、「昔と変わらない」と思われているロングセラー商品とかも、全く変わらないのではなくて、実はこっそり微調整していたりするんですよね。

 

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で、ですね、こんな話をしていると、昔、心理学の講座に出た時、その先生がお話していた、ある話を思い出すんですけど、

ケンタッキーフライドチキンで有名なカーネルサンダースは、車で生活しながら全米をまわり、レストランにそのレシピを売り込んだ時、最初に契約をもらったのは、1010人目だったそうなんですよ。

で、その心理学の先生いわく、

「この話を聞いて、<がんばって同じことを続けていれば報われる>という意味で聞くのは間違いです。
恐らくカーネルサンダースは、失敗を糧に毎回修正して、毎回少し違ったやり方で、レストランにアプローチし続けたと思うんです。
そこに気付くことが大切なんです」

 

どうでしょう、

同じことをする、違うことをする

どちらも大切だと思いませんか?

さあ、もし今の前にある目標や、あるいは悩み・問題に対して、あなたが上手くいっていないのだとしたら、それは、

「同じことを続けないから、上手くいっていないのでしょうか?」

それとも

「違ったことをしないから、上手くいっていないのでしょうか?」

 

それでは今回はココまでにします。

ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
また次回お会いしましょう!

杉田 隆史

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