子供の頃、

安心できる家庭で育ったあなたも
あまり安心できない家庭で育ったあなたも

こんにちは。

今週は泳ぎ杉田、走り杉田です。

1週間お疲れさまでした!

 

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えーと、先日、「企業がメンタルヘルスに取り組んでいる」なんてテーマのTVを観たんですね。

で、その中で、1年以上ウツになっているお父さんがいる家族のVTRが流れたんですけど、食事の時も、重苦しい雰囲気で会話がないんですよ。

そんなVTRが流れる中、ナレーションがかぶります。

「お父さんがウツになってから、娘がやたらと、はしゃぐようになった」

・・・・・

自分ではわかっていても、なんかこうやって映像で観ると、グッときちゃうんですよね。この娘さん、私だなって。

この娘さん、無意識に家族のバランスとってるんですよ。
子供なのに健気に明るくしようとしている。

私も家族がウツだったし、両親も離婚したしで、あまり安心できる家庭で育たなかったので、いつも家族を明るくしようと思って、はしゃいで道化を演じていたんですね。

家族全員の仲が悪いけど、私だけが唯一誰とも話ができたので、みんなが私に向かって話をしてくるんですよ。

なので(自分では)子供なのに家族のバランスをって、精神的支柱みたいな存在になっていると思っていたんですね。

だからこの娘さんのこの行動、なんかすごく理解できるなぁって。

あ、でもこうやって子供のころ身に付けてしまった、気を使いすぎるというか、周りの人の意向にビンカンに反応して、自分を殺してバランスとる行動って、

大人になっても社会で続けてしまうことが多くて、とても生きづらくなっちゃうことってあるんですよ。「自分」がなくなっちゃうから。

こういう人たちを、安心できない家庭で育った「アダルトチルドレン」なんて言うこともできるんですけど、

アダルトチルドレンて、その本人を苦しめている特性が、実は使う「状況」さえ選べば、結構生かせることだってあるんですよ。

たとえば、私の場合、「はしゃいで、道化を演じる」は、飲み会という状況で使えば、役に立ちます。

面白い人と思われて、人から誘っていただけます。
そんな出会いから、いろいろな繋がりができましたし。

飲み会のテーブル10人くらいまでなら、みんなバラバラじゃなくて、1つのトピックで、最後まで全員を引っ張っていける自信ありますよ(笑)。

それに「周りの人の意向にビンカンに反応して」というのも、心理セラピストとして役立っているのではないでしょうか。

そう、自分を苦しめている短所って、実は違った「状況」で使えば、長所なんですよ。

私が心理セピストになったキッカケも、まさにそんな感じなんです。

長い間無職で、就職できないことに悩んでいた私に友人がこんなことを言ってくれました。

「どうして杉田さんが就職活動しているのですか?杉田さんは感度が高いんだから、それを生かす仕事をすればいいじゃないですか」

友人は、私の「打たれ弱さ」を「感度が高い」と表現をしてくれたんですね。

「そうか!「感度が高い」ことを生かせる仕事すればいいんだ!!!」

私は、自分が苦しんでいる特性が、「状況」さえ変えれば、生かせることに気づいたんです。

それから私の人生は、静かに変わっていきました。

 

さて、あなたはどうでしょう?

あなたが自分で一番嫌っている、あなたの特性って、なんですか?

そしてそれは、どんな状況でなら、生かすことができますか?

 

それでは今回はココまでにします。

ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
また次回お会いしましょう!

杉田 隆史

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