最近まわりから風邪が

うつちゃったあなたも
うつらなかったあなたも

こんにちは。

カレー弁当にスプーンが入っていなくて呆然となり杉田です。

1週間お疲れさまでした!

 

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えーと、今回は「うつる」っていう話をしたいと思うんですけど、ふつう「うつる」って話っっていうと風邪とかインフルエンザとかのことが思い浮かびますよね。

でも今回はそうじゃない「うつる」の話をしたいと思うんですけど、ちょっと前にテレビを見ていたら、「バカの壁」で有名な、解剖学者の養老孟司氏が出演されていて、こんなことを言われてたんですよ。

「イヤだ、キライだは、うつる」

人間の感情は心の中だけで起こっているのではなくて、怒ったり、「キライだ」とか、「あっち行け!」とか思ったりすると、

体から「忌避物質」(きひぶしつ)という臭いを分泌するんだそうです。

だから犬の嫌いな人が犬に近づくと、この「忌避物質」が出るから、犬はその臭いを嗅いで、吠えたりするんですって。

まさに「イヤだ、キライだ」もうつっていますよね(笑)。

なので満員電車というのは、みんなが「あっち行け!シッシッ!」状態だから、この「忌避物質」の宝庫になるので、あんな不快な気分になるんですって。なんか納得するなぁ。

あ、でもですね、こういう悪い「うつる」だけじゃなくて、その反対の、良い「うつる」もありるんですよ。

たとえば、わかりやすのでは、「笑顔」。

笑って楽しそうにしている人を見ると、自然と自分も「ニマ」ってしたくなりますよね。

笑顔もうつるんです。

それからもう1つ良い「うつる」をご紹介したいと思うんですけど、そんな例として、まずはちょっと小話から入りましょうか。

いきなりですが、あなたは「立ち食いそば」、スキですか?

エッ、特にスキでもない?
時々食べる?
いや、それ程興味がない?

そうですかぁ。

そういう私も、今年になって「立ち食いそば」を利用したのは3回くらいですかね。

とくにスキでもないし、コダワリもないんですよ。

でもこんな「立ち食いそば屋」があったらどうでしょう。

あなたはランチをパッと済まそうと、たまたま通りがかった「立ち食いそば屋」に入ります。

中は、立ち食いそば屋にしてはやけに小奇麗で、たくさんの人で賑わっています。

あなたは注文しようとカウンターに近づくと、店主と客の会話が聞こえてきます。

「えっ、なんで立ち食いそばごときが、こんなに美味いかですって?いやぁ、ありがとうございます。

その話をすると長いんですけど、私が仕事に疲れたサラリーマンだった頃、何気なく入った立ち食いそば屋で、「天ぷらそば」を食べたんですよ。

そしたら、なんなんだこの味はって。

何も期待しないで食べたその「天ぷらそば」が、ビックリするくらいおいしくて、もう今までに食べたそばの中でもダントツ一番だと思ったんですよ。

麺のツヤとコシ、天ぷらのサクサク感、そして汁の最後の一滴までが、完璧なコンビネーションなんです。

ホント、ヘンな話なんでけど、たかが立ち食いそばで、涙が出てきちゃんですよ(笑)。

それで思わず感動して、その店の店主に言っちゃったんです。
「弟子にしてください!」って。

でも当然OKしてもらえず、それでも諦めきれずに半年くらい毎日その店に通って、お願いし続けたら、ようやく認めてもらえまして・・・

いやぁ、その時は飛び上がる程、うれしかったですよ。

それから厳しい修行が始まったんですけど、その師匠が教えてくれた最初の一言が未だに忘れません。

『立って食べるそばと、座って食べるそばには作り方に違いがある、
それは・・・』」

 

ゴク、なんかその「天ぷらそば」食べたくなってきた!(笑)。

ついさっきまで「立ち食いそば」にあまり興味がなかった方でも、「そこまで言うなら食べてみたい」って思いませんか?

 

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いや、正直に告白しましょう。

すみません、実はこの小話、私の全くの作り話なんです(笑)。

ただここでは、「誰もがあまり興味がなさそうなものに、興味を持つプロセス」を
ちょっと味わっていただきたくて。

小話を信じてしまった方、ごめんなさいね。

でもこの話と似たような、「仕事をはじめるキッカケ話」とかってよく聞きませんか?

それでこの小話から何をお伝えしたかったのかというと、

「情熱もうつるんです」

ということなんです。

いろいろな本の中だったり、大きなことを成し遂げた人のインタビューであったり、

「情熱をもって自分のスキなことやっている人には、<協力者>が現れる」

なんて話、よく聞くじゃないですか。

こういう話、昔の私は、あまりピンとこなかったんですよ。

昔、やりたくもない仕事をして空回りしまくっていた頃の私には、<協力者>なんて、ほとんどいなかったような気がするんです(笑)。

ところが自分が心からやりたい、心理セラピストになるという決意してから、不思議なことに、怖いくらいに<協力者>が現れたんですよ。

「なんで私にここまでしてくださるんだ・・・」と思うような方々次々と。本当にありがたいよなぁ。

で、これってどういうことかと言うと、この「立ち食いそば屋」のようなことが起こっているんだと思うんです。

心から情熱を持った人の話は、そのものに興味がない人でも、引きずり込まれますよね。まさに「情熱」がうつる。

そんな中で<協力者>って生まれてくるのでしょう。

それにしても「情熱」ってカタチがないものなのに、
興味のない人に対して、説得するわけでもないのに、

短時間で興味を持たせてしまうなんて、ホント、スゴイですよね。

ということは、あなたが本当に自分のスキなことをしていたら、<協力者>が現れるということなんですよ。

どうでしょう、あなたには今、<協力者>はいますか?

それとも、「元気をもらった」なんていつも言うだけで、あなたが「情熱」の感染を止めていませんか?(笑)

 

それでは今回はココまでにします。

ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
また次回お会いしましょう!

杉田 隆史

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