心理セラピーを受ける意義とメリットについて

心理セラピーの個人セッションに

少し興味があるあなたも
あまり興味がないあなたも

こんにちは。

野菜室から使い切れていない長ネギの切れ端がたくさん出てき杉田です。

1週間お疲れさまでした!

 

 

 

えーと、私、初めてお金をいただいて心理セラピーの個人セッションをしたのは、2006年だったんですけど、あれからもう18年たっているんですよね。

なにも続かない私だったのに、ずいぶん長くやったもんだなぁ。(シミジミ)

で、最近、私、昔 書いたブログ記事のリライトしているんですけど、

心理セラピーについて書いた記事を読んだら、ぜんぜん話が整理されてなくて、リライトではなく新記事として書いてみたくなったんですよ。

なので今回の記事は、個人セッションを18年経験した私が、改めて

「心理セラピーを受ける意義やメリット」

について、「盛らないで」お話したいと思います。

あ、私自身は心理セラピーを受けたことで20年間の低空飛行から脱出して元気になったので、「悩んでいる方は、ぜひ心理セラピーを!」って言いたくなるわけですけど、

同時に18年で5000人以上の方の個人セッションをしてきましたから、心理セラピーを受けても、あまり変化を感じない方も一定数いらっしゃるということもわかっているんですよ。

なので、「受ければ全員が元気になる!」とは言い切れないわけです。

逆に、やたらと「元気になる!」ということばかり強調しているカウンセラー・セラピストは、私だったらちょっと信用できない(笑)。

でもいくら人から、「この映画、すごくおもしろいよ!」、「この店、すごくおいしいよ!」ってオススメされても、行ってみると、「そうでもないな」って思うことがあるように、

「人がどう感じるか」ってそれぞれ違うものですから、心理セラピーも含めて全員が全員「良かった」と感じるものなんてないですよね。

でも同時に、心理カウンセリング・セラピーで使われるものは、「心」という見えないものに挑んだ心理界の先人たちが積み上げてきた科学的な理論や手法なので、

自分だけで頑張ってもなかなか解決しづらい心の悩みを解決する有効な手段だということも事実なんですよ。

ではそんな想いも込めて、以下 心理セラピーを受ける意義とメリットについて箇条書きにしたいと思います。

 

心理セラピーに申し込んだだけで元気になる方が一定数いる

「申し込んだだけで元気になる」なんて、いかにも盛っている感じがすると思うんですけど(笑)、

これは本当に盛ってなくて、クライアントさんにお会いすると、開口一番、

「セラピーに申し込んだ時は、ドン底だったんですけど、申し込んでから今までの間に元気になりました」

なんて言われることって けっこうあるんですよ。不思議ですよね、セラピーを受ける前に元気になってしまうなんて。

でもこれ、「カウンセラー・セラピストあるある」なんです。

なんでそんなことが起こるのかというと、

「あなたが行動したから」

なんですよね。

悩んでいる時って、あれこれ考えて不安になると思うんですけど、実は不安を減らす唯一の方法は、

「不安に対して行動すること」なんですって。 逆に言うと、それをしないと不安が減ることはない。

でも悩んでいる時って、「ああでもない、こうでもない」って考えて不安になったりするけど、考えるだけでなにも行動してないことって多いじゃないですか。

でも「セラピーの申し込み」という行為は、自分の悩み対して、「申し込む」という「行動をしている」んですね。

だから、申し込んだだけで元気になるということが起こるんです。

それから、人って、

「自分で自分のことを選択する力を持った時、それが癒しや自己成長につながる」

って言われているんですけど、

「セラピーに申し込む」という行動は、1つの選択であり、
悩みに対して、「自分が選択する力を持った」

ってことになりますよね。

だからセラピストに会う前に、「元気になる」っていうのは、ぜんぜん不思議なことじゃないんですよ。
もう自分の悩みに対して、「行動を始めて」、「自分で選択している」方が来られるわけですから。

 

性格に関する悩みは、自分だけだとなかなか解決しづらい

「子供の頃、何かがキッカケで性格が積極的になった」なんて話ってあるじゃないですか。

でもそれを「大人になってからやる」って、なかなか難しいのは想像がつきますよね。

セラピーでは悩みの内容によって進め方が変わってくるのですけど、性格に関する悩みを扱う時は、「親子関係のワーク」をすることが多いんです。

で、この「親子関係のワーク」ってなかなか複雑で、いつくかの椅子を置いて、

  • 親の立場
  • 子供の頃の自分の立場
  • 第三者の立場
  • 現在の自分の立場

とかいろいろな立場になって、子どもの頃に起こっていたことを眺めて気づきを得たり、

安心安全の中、自分が子供の頃の感情の処理をしたりするんですけど、

そういうワークを体験したクライアントさんからは、「これは自分じゃできないですね」と言われるんですよ。

なので、そういう部分は、プロにお願いする意味があるんじゃないかと。

あ、なので、自分の悩みが「親子関係」と関係ありそうだと思う方は、椅子を使ったワークをするので、

オンラインカウンセリング でも対応できないわけではありませんが、もし可能でしたら  対面セッション を選ぶほうが良いと思います。

 

心理セラピーを受けることは、時間とお金の節約になる

「は? 心理セラピーってお金払って受けるのに、なんで時間とお金の節約になるの?」って思う方もいらっしゃると思うんですけど、

クライアントさんって、「自分の本当の悩みがわからない」ってことが多いんですね。 ほどんどの方が、実際の悩みとはズレた悩みを言われるんです。

でも自分の悩みをズラして言葉にしてしまうと、その方向で解決に動き出してしまうから、迷走しがちになるんですよ。

そんな例をご紹介しますと、たとえば

「Aにするか?Bにするか? どうしようか決められない」

みたいなことが起きているクライアントさんがいたとして、そういう方に「セラピーに来られる前」のことをお聞きすると、こんなふうになっていることが多いんです。

「どうしようか決められないのは、自分の気持ちがわからないことが問題なんだ」

「だから自分の気持ちがわかるようにしなきゃ!」

自分の気持ちがわかるヒントを得ようと、たくさんの人にアドバイスを求めたり、占いに行ったり、「○○が見える人」(笑)に相談したりする。

いちおう結論が出ても、結局決められない。

「なんで自分は決めたのに行動できないんだ。おかしい。どうしたいか自分の本当の気持ちがわからない」

「だから自分の気持ちがわかるようにしなきゃ!」

自分の気持ちがわかるヒントを得ようと、たくさんの人にアドバイスを求めたり、
占いに行ったり・・・・・

私が、↑こういうクライアントさんの話を私がよくよくお話を聴かせていただくと、本当の悩みは、「自分の気持ちがわからないこと」ではなく、

「自分の気持ちがわかっても、それを選ぶことによって起こるリスクを取れないこと」

だということが判明したりするわけですよ。

(上記の例は詳細はコチラからどうぞ)
リスクが取れない人

 

ではもう1つ、そんな自分の悩みをズラして言葉にしてしまうと、迷走しがちになるという例をあげますと、

クライアントさん自身は、「やりたいことが見つからないから、何をやっても楽しくない」ということが悩みだと相談に来ていて、

「セラピーに来られる前」のことをお聞きすると、こんなふうになっていたりします。

「最近、なんだかわからないけど、調子が悪い。何をやっても楽しくない」

「そうか、自分がやりたいことをやってないからツラいんだ。やりたいことを探そう!」

1人でできる趣味とか、スポーツとか、
高価な買い物をしたりとか、
やたらと断捨離したりとか、
なぜか「自分1人で完結すること」ばかりやろうとする。

結果、人とつながりができない。

「なんだかわからないけど、調子が悪い。何をやっても楽しくない。
引き続きやりたいことを探そう!」

1人でできる趣味とか、スポーツとか、
高価な買い物をしたりとか、
やたらと断捨離したりとか、
なぜか「自分1人で完結すること」ばかりやろうとする。

結果、人とつながりができない。

「なんだかわからないけど、調子が悪い。何をやっても楽しくない。
引き続きやりたいことを探そう!」

↑こういうクライアントさんの話を私がよくよくお話を聴かせていただくと、本当の悩みは、「やりたいことが見つかっていない」ことではなく、

「本当は人とつながりたいのに、そのことに気づいていないこと」

だとわかったりするんです。

(上記の例は詳細はコチラからどうぞ)
本当は人とつながりたいのに、「やりたいこと探し」をしちゃう人

 

このような感じで、クライアントさん自身は、自分の悩みをちょっとズレて捉えているので、そのせいで迷走しているわけですよね。

もしもっと早く自分の本当の悩みがわかっていたら、もう少し時間とお金を無駄にしなくてすんだのかもしれないんですよ。

だから心理セラピストは、「つい違った悩みを話してしまいがち」なクライアントさんの言葉だけに囚われてはいけなくて、

体の動き、姿勢、眼球の動き、声のトーンなどを注意深く観察しながら、「本当の悩み」を探っていきます。

こういうことが、「心理セラピーを受けることは、(遠回りしなくてすむから)時間とお金の節約になる」ってことの意味です。

 

 

さ、ということで以上が、「心理セラピーを受ける意義とメリット」なんですけど、

私は、「心理カウンセリング・セラピーを受けないと、人は変われない」とは思っていないんです。

だって良い先生とか先輩とかパートナーに出会って変わったとか、
海外での生活を経験して変わったとか、

「素晴らしい人との出会い・体験」があったりすると、自分が変わったと感じることってありますよね。

ただそういうレベルの「素晴らしい人との出会い・体験」が起こるのって、ほぼ「偶然を待つしかない」じゃないですか。 自分が悩んでいる時に都合よく起こってくれないというか。

私は、そんな時のために心理カウンセリング・セラピーがあるんだと思っています。

あなたが偶然を待たずして、自分の変化の可能性に賭けることができる。

心理カウンセリング・セラピーは、「心」という見えないものに挑んだ心理界の先人たちが積み上げてきた科学的な理論や手法がたくさんありますので、心の悩みを解決する有効な手段になると思います。

なので、心のことで悩んで、自分だけではどうにもならないと思った時は、1人だけでガンバらずに、心理セラピストの力を借りてくださいねー!

 

それでは今回はココまでにします。

ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
また次回お会いしましょう!

杉田 隆史

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杉田 隆史

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