人からダメ出しされるとか、怒られるのが、
怖いあなたも
あまり怖くないあなたも
こんにちは。
せっかく買った仕事用の1人掛けソファーを、妻から「田舎のお金持ちがタタミの上に置いてるソファーみたい」と、これ以上ない表現でセンスの悪さを指摘され杉田です。
1週間お疲れさまでした!
あ、みなさんは、どうでしょう?
人からダメ出しされるとか、怒られるって怖いですか?
まぁ、「ぜんぜん怖くありませーん!」なんて方は、このブログ読んでないですよね。(笑)
ということで今回は、そんなふうに人からダメ出しされたり、怒られるのが怖い方のために、ちょっと参考になるお話をシェアしたいと思うんですけど、
先日、私が開催している「Café LOSER」というお茶会の中で、ある方(仮に「Aさん」)が、
「人から怒られても大丈夫な人と、そうでない人との違い」
についてお話してくださったんですね。
で、その内容が、私が今まで気づかなかった視点でハッとしたので、今回はAさんに許可をいただいて、その話をシェアさせていただこうと思うんですけど、
このAさん、外国の人に、美術を教えているそうなんですよ。
つまり、生徒を指導する立場なわけですよね。
で、Aさん、
「外国の人は、怒られても、あっけらかんとして、落ち込まない人が多い。その点は、日本人と違うなと思う」
なんて言われてたんですよ。
でもそんな外国の人でも、怒られることにビクビクしている人や、落ち込む人も、少しはいるそうなんですけど、
Aさん、そういう人たちを観察してたら、ある共通のことが見えてきたそうなんです。
それは、
「怒られることにビクビクしている人は、作品に「自分の世界」がない。自分の作品の評価を、相手の評価に寄せている」
っていうことだったんですって。
要は、「自分の世界」を持っている人は、先生から自分の作品のこといろいろ言われても、「必要なら参考にするか」くらいのノリだけど、
自分の世界がない人は、「先生から言われた通りにしないと自分はダメなんだ!」みたいに思ってしまうから、過剰にビクビクしたり、落ち込んだりするそうなんですよ。
で、私、この話をお聞きした時、いろいろ腑に落ちたというか、
フと思い出したのは、私が会社員だった頃のことで、当時の私は、バリバリ人から怒られるが怖かった人間だったにもかかわらず、怒られても、怖くなかったことがあったのを思い出したんです。
あ、ほら、仕事していると、時々、現場のことをぜんぜん知らない お偉いさんとか、社長の奥さんとかが来て、ガミガミ怒り出したりすることあるじゃないですか。(笑)
なぜか私、そういうお偉いさんに怒られた時って、あまり怖くなかったなって。
これって、お偉いさんに対して、
「急に出てきて、何バカな指示してるんだ!(この仕事は)こうしたほうがいいに決まってるだろ!」
って、美術の作品の話とはちょっと違うけど、私の中に「(この仕事は)こうしたほうが良い」という「自分の意見(世界)があった」から、怖くなかったんだなって。
なので、「自分の世界を持っていると、怒られても怖くない」って、ホントそうだなって思ったんですね。
あ、それから、私、個人セッション(心理セラピー)でも、「人からダメ出しされたり、怒られるのが怖い」という悩みを扱うことはあるんですけど、
そういう方って、このブログの「弱がり」っていう過去記事に当てはまる方が多いんですよ。
(「弱がり」という記事を読んでいない方はコチラからどうぞ)
で、この「弱がり」に当てはまる方って、セラピーの中で、
「自分がない」
「自分が空っぽ」
「自分がわからない」
みたいなことを言われる方が多いので、
それってまさに、「自分の世界を持っていない」ってことですから、怒られるのが怖くなるのも仕方ないんだなって思ったんですね。
あ、そうそう、ちょっと今回の記事の内容からズレますけど、「自分が空っぽ」ってことに関して、先日こんなマンガを見ましたよ。
いやぁ、これまたシュールなマンガだなぁ(笑)なんでホットドッグ入れる?(笑)
でも、「偽っちゃダメよ われわれはここから始めるんだ」という言葉に、ちょっとグッときちゃったり。(笑)
確かに私のクライアントさんを拝見していると、自分が空っぽなことを認めて、そこからスタートした方が元気になっているんですよね。
あ、話がいろいろな方向にいってしまって、ぜんぜんまとまっていませんが、最後にまとめますと、
人からダメ出しされたり、怒られるのが怖い人って、一番カンタンに言ってしまえば、「自信がない人」ってことになるんでしょうけど、
「自信」っていう言葉って、使われすぎて意味が失われているような気がしませんか?
なので、「自信を持つにはどうしたらいいだろう?」って考えてもよくわからなくなる。
でも、「自信を持つ」の代わりに、「自分の世界を持つ」って言い換えると、なんだか必要なものが見えてくるというか、
「自分の世界を持つ」って、「正しい・正しくない」とか、「合ってる・間違ってる」とかの話ではなく、
「自分はこういうのがイイ・イヤ」
「自分はこういうのがスキ・キライ」
っていう「好み」を持てばいいってことなんですね。
「自信」は持てるかわからないけど、「好み」なら持てそうな気がしません?
あ、なので、私、妻からのソファーのダメ出しにも、落ち込んでません(笑)
だって、あのソファー、私の「好み」ですから!(笑)
それでは今回はココまでにします。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
また次回お会いしましょう!