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自分と向き合う方法

自分と向き合うことが

あるあなたも
あまりないあなたも

こんにちは。

無洗米じゃないのに洗わないで米を炊き杉田です。

1週間お疲れさまでした!

 

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あ、どうでしょう、みなさん、自分と向き合うことってありますか?

エッ、「鏡を見ている時」ですって?

た、た、たしかにそれも自分と向き合ってますけど、もっと精神的な意味で「自分と向き合う」ってことって、みなさん、あるでしょうか?

あ、なんで今回こんなことをお聞きするのかというと、

私、個人セッション(心理セラピー)をしていると、あまり自分と向き合えない方とお会いすることってあるんですよね。

あ、この「自分に向き合えない」って、もう少し具体的に言うと、

「自分自身がその悩みを引き起こしている」という意識が低いというか、
自分の悩みに対して当事者意識がなかったり、

「まわりの人がこうだから、自分はこうなってしまっている」
「こういうことが起こったから、自分はこうなってしまっている」

みたいな感じで、悩みに対して被害者意識が強い人のことでしょうか。

特に

「依存的な人」
「受け身な人」
「プライドが高い人」

に、そういう傾向を感じることがあります。

なので私、そういう方が個人セッションにいらした時、

「自分の悩みを文章にするってことをやりませんか?」

って、ご提案をすることがあるんです。

実はこの作業をすることが、「自分と向き合う」ってことになるんですよ。

それでは以下、そのやり方をご紹介しますね。

 

自分と向き合う方法

自分の「悩み」を、以下のような構成で文章にします。

【不満】 自分が悩みに対して感じている不満・不安
「~だけど」

【理由】 悩みとなっている行動を自分が選んでいる理由
「~なので」

【宣言】悩みとなっている行動を自分が選んでいると宣言
「私は、~することを自分で選んでいます」

*口で言うだけより、書いてみたほうが、内省しやすいかもです。

要は、

「あなたが悩みに対して、ツライとか不満・不安を感じながらも、
その悩みとなっている行動を今も選んでいるのは、どんな理由があるの?」

ということを文章にすることで探っていくわけです。

これ、説明よりも例をみるほうがわかりやすいので、以下3つの例をみてみましょうか。

 

例1 「資格試験の勉強をサボってしまってぜんぜんやれてない」

【不満】 資格試験の勉強をしてないのはマズイけど、

【理由】 勉強するのは大変だしメンドクサイので、

【宣言】私は、資格試験の勉強をさぼることを自分で選んでいます。

 

例2 「今の会社を辞めてやりたい仕事をしたいと思うのにやれてない」

【不満】 今の会社はイヤだし、やりたい仕事ができていないのは、もどかしいけど、

【理由】 やりたい仕事をやっても、うまくいくかわからないし、そういうリスクを背負うのはイヤなので、

【宣言】 私は、今の会社で働くことを自分で選んでいます。

 

例3 「仕事ができない自分を責めてしまう」

【不満】自分を責めるのはツラいけど、

【理由】仕事ができるようになる努力をするより、自分を責めているほうが楽なので、

【宣言】 私は、自分を責めることを自分で選んでいます。

 

いかがでしょう? これで文章の作り方、なんとなくわかりましたでしょうか?

あ、ちなみに、この例で書いた【不満】【理由】【宣言】は、「こういうケースではこう思っているものだ!」とか決めつけたいわけじゃなくて、

これはあくまでも例で、みなさんそれぞれ自分の内面と向き合って【不満】【理由】【宣言】を書いてみてくださいね。

それから、このやり方は、どんな悩みに対しても適しているわけではないので、しっくりこない場合はやらなくても良いと思います。

エッ、「やり方、なんとなくわかったけど、まだちょっとわかりづらい」ですって?

合点承知の助! ではあと2つ例をみてみましょう。

 

例4 「閉塞感があるから何かしないといけないと思うけど、何もしていない」

【不満】 何もしないと焦るし、気分がイイわけじゃないけど、

【理由】何か試すのもメンドクサイし、やってガッカリするのもイヤだし、そもそももう何をやっても無駄な気がするので、

【宣言】 私は、何もしないことを自分で選んでいます。

 

例5 「今の夫がイヤだけど、子供連れで離婚したら大変なので、この先どうしたらいいかわからない」

【不満】 夫に変わって欲しいけど、変わってくれそうもないので、このまま夫と生活するのはかなりツラいけど、

【理由】離婚して生活が大変になるのはイヤだし、かといってもう自分が変わる気もないし、もしこの状態から楽して抜け出せる方法があればいいけど、今のところはそれが見つからないので、

【宣言】 私は、イヤな夫と生活することを自分で選んでいます。

 

で、ですね、こういう感じで、悩み対して今の自分がなぜその選択をしているかを言語化していくと、

勇気がない自分とか、
ズルイ自分とか、
覚悟がない自分とか、
実は自分で解決する気なんてなくて、人になんとかしてもらおうとしている自分とか、

どんどん「不都合な自分」があらわれてくるんですよ(笑)
なので、自分の悩みを、「まわりのせい」や「人のせい」にしていた人は困惑するわけです。

でもこれ、そう気づくことで自分を責めてほしいとかではなくて、ただ

「今の自分はそういう状態なんだな」

って自分を眺めることが大切で、これを繰り返していくと、不思議と少しづく「自分が悩みを引き起こしている」ってことにも気づいていくんですよね。

あ、これ、過去記事でもお話しましたけど、

「人は、どんな時でも最適を選んでいる」んですよ。

(そんなことを書いている記事はコチラからどうぞ)

やりたいことをやっていない人はいない
自分が「やりたいこと」を やっているあなたも やっていないあなたも こんにちは。 「夕食は、朝の残りの汁・・・」と言われてそこで言葉が切れたので他のことを考えて言葉が出ないだけなのか、本当に夕食は「汁だけ」なのかドキドキ...

つまり、あなたはその選択をやりたくてやっているわけじゃないかもしれないけど、少なくとも他の選択肢よりはマシだからやっている。

なんだかんだいって、いつもあなたの中では一番良い選択肢を選んでいるってことなんですよ。

で、そうやって「自分が選んでいる」ってことに気づいていくと、「まわりのせい」や「人のせい」にしていた人たちも、

「自分が選んでるんだから、自分が変えることができることなのかも?」

って気づいていくわけです。

ということで、こういうことをするのが、「自分と向き合う方法」です。

あ、個人セッションをしていてわかるのは、元気になっているクライアントさんほど、「不都合な自分」を認められるんですよ。

なぜなら、

「不都合な自分」も「今の自分」、つまり「ありのままの自分」ってことじゃないですか。

それを認められるっていうのは、ちゃんと「自己受容できている」ってことなんですよね。

だから、元気になっているクライアントさんほど、「不都合な自分」を認められるわけです。

なので「不都合な自分」に気づくというのは、元気になっていく最初の一歩なんだな。

あ、私も昔、心理学を学んだ時、

「人は、今の自分にふさわしい場所にいる」
「まわりにいる人は、自分のコミュニケーションの成果」
「今の自分というのは、今までの自分が選択してきた成果」

とか、どんどん「まわりのせい」や「人のせい」にできないことを知って、「イテテ!」となったんですけど、

その痛さにどこかで救われたというか、ずっと「まわりが変わってくれないと、どうにもならない!」と思っていたことが、

「実は自分がどうにかできることだった」

って気づいたことは、今にしてみればホントに大きなことだったと思うんです。

 

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さ、ということで、長くなりましたが、今回は、「自分と向き合う方法」のやり方でしたとさ。

あ、今回の内容を知ると、私がよく言っている、

 

決められない人は、「決めない」と決めている。

何もしていない人は、「何もしていない」をしている。

何も興味がない人は、「興味がないこと」に興味がある。

自分を信じていない人は、「自分を信じていない」ということを信じている。

やりたいことを探している人は、「やりたいことを探す」という やりたいことをしている。

 

ってことが なんかジワジワわかってきませんか?

それも自分で最適を選んでいるってことなんだよなぁ。
どうにもならないことではないんだよなぁ(ポツリ)

 

それでは今回はココまでにします。

ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
また次回お会いしましょう!

杉田 隆史

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