杉田のブログとホームページがリニューアルしたことを
ご存知のあなたも
ご存知ないあなたも
こんにちは。
冷凍庫を見て「あ、冷凍パスタがある。昼はこれ食べればいいな♪」と思っていたら
それが後で「冷凍パイシート」だったことがわかって「アッ!!!」となり杉田です。
1年間お疲れさまでした!
えーと、いきなりですが、今回は、あるお二人の方(「Aさん」と「Bさん」)のフェイスブックの投稿からご覧ください。
状況としては、Aさんが悩みを投稿して、それに対してBさんがコメントをしているのですが、
Bさんは、Aさんのヒントになればと思って、「過去のBさん自身への手紙」を書いておられます。
(ご本人の許可をいただいて掲載しています)
Aさんの投稿
あーもう
やりたい仕事探ししたくなーい
なのに、探してしまう、行動してしまう頭ではわかってる
あるかどうかもわからんし
いろんな仕事して見つかるかもしれないし
探すことで希望にすがってるだけかもしれないし社会人になる前、人間関係良ければ仕事も楽しいはずって思ってた
社会人になって、人間関係が良ければいいわけじゃないって気づいた
そして、自分が興味あることじゃないと辛く感じるってことも気づいた社会人になって判明したことだから、
それはいいんだでも、予想していたよりも面白くないのは何故?
人間関係も良い、福利厚生もいい、激務でもない、
ただ仕事内容に全く興味がないだけいや、そもそも無職になりたいのが本音?
やりたい仕事探しして希望を持ちたいだけ?
自分の無価値観に散々向き合って、
だいぶマシになったと思ったんだけど、まだ足りてないから?
職場環境が良いから甘えてるだけ?
やりたい仕事あるはずだ!前提だから?
まだ2年目だから面白さをわからないだけ?いったい私は何なんだろうか。
というか、思春期の頃から悩み過ぎじゃね?
何十年悩んでるんだろ?
もう少しさぁー、人生楽しんでもいいんじゃないのかって思うんだけど、
そもそも楽しみ方を忘れてるよね。うん、これはまずい、寝よう(笑)
Bさんのコメント
Aちゃん、これ私が数年前まで悩んでたことだからすっごくわかるよ。
でも、今は全く悩んでないし、スッキリしてることがこの投稿でわかった😳
まずは気付かせてくれてありがとう。Aちゃんのヒントになるか分からないけど、
過去の自分にアドバイスするつもりで書くね。
参考になったら嬉しい。数年前の私へ
*.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜
「やりたい仕事が分からない」だって?
おうおう、それは辛いね。結論から言うと、今もやりたい仕事は分かってない。
でも、それでもいいと思ってる。「自分の足りない部分を補いたい。
だから、やりたい仕事があれば、私は満たされる」
そう思ってることに気づいて、自己肯定感を身につけて、
やりたいこと無職でもいいやってなれたよね。
よく、そこまで努力したね。がんばったね。
あともうちょっとだよ。だけど、やりたいことってほんとに無職なの?
数年前の私にアドバイスするなら、
あなたは表現欲が高いってこと。
自分から滲み出るものを表現することが、悦びなの。だからね、外(仕事)にやりたいことを探しても、見つからないよ。
だって、自分の内側を表現したいんでしょ。
外側なんか興味無いよね。
たとえ、無職になったって、結婚したって、
自分の内側が表現できなければ、モヤモヤは無くならないよ。逆なの。
仕事自体を探すんじゃなくて、
あなたの表現したいこと、
体験したいことに、
少しでも関係のある仕事に就く。
もしくは、自分を表現できる環境を作れる仕事に就く。
それが出来なくなったら辞める。
飽きたら、辛くなったら辞めていいの。
だって、私は仕事自体に重きを置いてないから。あなたは自己表現の為にこれから何度か転職を繰り返す。
今も就活してるけど、特に悩んでないよ。
だって、やりたいことを仕事に求めてないから。私のやりたいことは、既成の仕事なんかに収まらない。選べないよ。
だって、無いもん。仕事したいわけじゃないし。だけど、やりたいことじゃなくて辞めようと思ってた、
デザインとイラストの仕事、まだやってるよ。
今もやりたいことじゃないよ。
だけど、それを通して経験したいことができたから、続けてるよ!小さいことでもいい。
何を食べたいとか旅行行きたいとか。
それは必ず、自己表現に繋がるから。
一度、自分の欲を満たすために仕事をしてみてほしい。
(もしかしたら、この先すごくやりたい仕事に出会える可能性もあるかもね。
なくてもいい。)すぐに結果欲しくなるのもわかるけど。
今の私は結果も出てないし、好きな仕事もしてない。
だけど、すごく満たされてるし、楽しい!それは、自分の興味の赴くままに生きてるから。
一度、仕事の枠を外してやりたいこと、やってみて!
なんだかんだで、それがこれから仕事に繋がる気配があるの😂
人生面白いね!だから安心していーよ!楽しもうね!*.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜
おわり!
んー、Bさん、イイこと言うなぁ。
そうそう、人は、「やりたい仕事」がわからなくても、満たされるし、人生を楽しめるんだよなぁ。
あ、私、「何がしたいかわからない」という検索ワードで、もう10年近くブログがトップヒットなので、「何がしたいかわからない」という相談に関しては、日本屈指の相談数を受けているじゃないかと思ってるんですけど、
そんな中で思うのは、クライアントさんが、「何がしたいかわからない」と言っているからといって、全部が全部、「じゃあ、こうすればやりたいことが見つかりますよ!」みたいな話にすればいいってもんじゃないんですよ。
というのは、
「人は、自分が抱えている「本当の悩み」を「何がしたいかわからない」という悩みに言い換えていることが多いから」
なんです。
(そんな話はコチラからどうぞ)
でも世の中には、「何がしたいかわからない」と言っている方に対して、「こうすればやりたいことが見つかる!」みたいなことを言っている方もいらっしゃいますけど、
私、そういうこと言っている方に、
「もしあなたが言う、「こうすればやりたいことが見つかる!」ってことを100人に試して何人くらいが、本当に「やりたいこと」が見つかるんですか?」
ってお聞きしてみたいなって思うんです。
私、そういうのって、「モテないあなたでも、こうすれば理想の彼女が見つかる!」みたいな話と同じで(笑)、
そのやり方を100人やっても、見つかるのって、ほんの一握りじゃないかと思うんですね。
というのも、私のところに、
「やりたいことが見つかる!」みたいなことを言っている有名な人に会ったり、そういう人の講座に行ったりすることを散々やって、
「全然見つかりませんでした」という方に、この10年、山ほどお会いしてきましたから。
なので、「こうすればやりたいことが見つかる!」って話って、実際は、
「こうすればやりたいことが見つかった人も、ちょっとだけいた」くらいの話
なのに、
「こうすればやりたいことが見つかる!」なんて言い切っちゃうのって、ちょっと盛り過ぎだと思うんだよなぁ。(笑)
依存的な人は、そういうのに飛びつくと思うんですけど。
あ、で、なんだか話がそれてしまいましたが、
私、「何がしたいかわからない」という悩みがある時、「やりたいこと探し」をしてもいいと思うんですけど、
そういうことやってもサッパリの時は、先ほどのBさんのように、
まずは、「自分を肯定する」ってことを目指すとイイ
って思うんですよ。
というのは、
人は、自分を肯定していないと、やりたいことを見誤るから
なんです。
ちょっとそんな例をあげてみますと、
「一流企業に入らないと!みんなからスゴイって言われたいし、入れなかったら、自分が恥ずかしい」
って思っている人がいたとして、
そういう人って、自分では、「一流企業に入りたい!」って思っていると思うんですよ。
でもそれって、「優秀でない自分は許せない」という、「自分を肯定できないがゆえにやっていること」ですから、
一流企業を目指しても、入ってからも、「ゴルフをスキな人がゴルフをしている時」のような、楽しさとか心が満たされる感じとかはないと思うんですね。
スキでやっているわけじゃないので、いつも、「ただガンバってやるしかない」というか。
自分を肯定できない人って、いつもこういう感じで、自分では、「これがやりたいことだ!」と思ってやっていても、
実は「自分を肯定できないがゆえにやっていること」をしていることが多いんですよ。
本当は、「一流企業に入る【べき】!」と思っていることでも、
本人の中では、「一流企業に入り【たい】!」に翻訳されちゃうというか。
こういうのが、自分を肯定していないと、やりたいことを見誤るってことなんです。
でも、ここでご紹介したBさんのように、だんだんと自分を肯定できるようになると、
たとえ「やりたい仕事」がわからなくても、人生楽しくなっちゃって、「やりたいこととか別に気にならなくなる」って方、結構いらっしゃるんですよ。
というのは、
自分を肯定している人って、探すまでもなく、ふつうに日々「やりたいこと」やって生きている
んですよね。
そのやっていることが、
「仕事になるとか、ならない」とか、
「人から見て優秀だと思われるどうか」とか、
「自分にしか出ないことかどうか」とか、
そんなこと気に止めることもなく。
ほらいるでしょ。ふつうに生活して、ふつうに幸せな人って。
なので、「やりたいこと探し」を疲れてきたら、ちょっとそれをやめてみて、
「自分を肯定する」って方向を目指すといいですよー!
(セラピーはその力になれます)
てな話でしたとさ。
それでは最後に、私が心を動かされた、元ブルーハーツの甲本ヒロトさんの言葉をご紹介して、今年最後のブログを終えたいと思います。
ロックンロールバンドがね、目指す場所はね、無いんだよ。
中学生でもいい。小学生でもいい。高校生でもいい。
例えばホウキでもいいんだ。ギター持ってなくてさ。
ロックンロールに憧れて、教室の隅っこでワァーってなる。
すっげぇ楽しいんだ。そこがゴールです。
そこにずっといるんだよ。そっからどこにも行かないよ。
それが東京ドームになろうが、教室の隅っこであろうが、そんなの関係ないんだ。
ロックンロールバンドは最初から組んだ時点でゴールしてんだ。目的達成だよ。
そうそう、「やりたいことやる」って、こういう感じなんだよなぁ。
みなさんにも、そんな瞬間がたくさん訪れますようにー!
それでは今回はココまでにします。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
また次回お会いしましょう!
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