こんにちは。心理セラピスト・キャリアコンサルタント(国家資格)の杉田隆史です。
このブログは、「何がしたいかわからない」というキーワードで検索されることが多いせいか、「やりたいことを見つけたい!」って思って読んでいる読者の方が多いみたいなんですね。
あ、もしかして、あなたもそうですか?
で、私、このブログを14年書いてますから、この「やりたいことを見つける」というテーマに関しても、今までいろいろなことをお話してるんですけど、いまいち私のお伝えしたいことが、1つにまとまってない気がしたんですよ。
なので、今回の記事は、14年分の過去記事をまとめつつ、
「やりたいことを見つけるために、あなたができること」
と題してお話したいと思います。
以下にあるのは、それなりに長い文章ですけど、私としては、この文章だけではぜんぜん言葉が足りないと思いますので、内容に「オッ!」と思うことがあった方は、「リンク先の過去記事」も読んでみてくださいね。
より深く「やりたいことを見つける」というテーマの本質がわかると思いますよー。
さ、それではさっそく内容に入りたいと思うんですけど、私、「何がしたいかわからない」という悩みの相談をこの10年で4000人以上の方から受けていますから結構なデータベースがあるんですね。
で、そのデータベースから見ると、世間で「やりたいことを見つける」というテーマでよく言われていることにちょっと違和感があるんですよ。
なので、まずはその違和感について、以下の1と2でお話をします。
「やりたいことを見つけたい」と思っている方の中には、
「こうすれば、やりたいことが見つかる!」
みたいな話を期待している方も多いんじゃないかと思うんですけど、私は、「こうすれば」みたいなものはないと思っていて、最終的には、
「やりたいことが見つかるかどうかは、運や縁が大きい」
と思ってます。
これを、「親友を見つける」という話に例えると、
仮にあなたに、「Aさん」という生涯の親友がいたとしますよ。そういう時、あなたが「Aさん」と親友になった理由って、いろいろ言えるとは思うんですけど、
一番大きな理由は、Aさんと、
「同じクラスだったから」
「同じ習い事をしてたから」
「同じバイトしてたから」
「同じ会社だったから」
ってことではないでしょうか。
もしAさんが遠く離れた地域に住んでいても、本当に親友になれたのか?
もちろんAさん以外の人があなたの親友になる可能性はあるけど、Aさんほどの「生涯の親友」になり得るのか?
そんなふうに考えると、Aさんと親友になれたのは、
「たまたまAさんが近くにいた」
っていう運や縁は、かなり大きな部分を占めると思うんです。
それと同じように、「やりたいことを見つける」というのは、運や縁がかなり大きいけど、
「それ以外の部分をどうするか?」
って話なのに、さも自分が全てをコントロールしているかのように「こうすれば、やりたいことが見つかる!」みたいな話にするのは、あまりにも話を単純化し過ぎていると思うんですね。
あ、私、「こうすれば、やりたいことが見つかる!」みたいな話って、ある意味「偶然」というか、
たとえば、「サイクリングに全く興味ない人」を100人を選んで、サイクリングが大スキな人の超オススメコースを100人それぞれ自転車で走ってもらったら、何人かはサイクリングにハマる人もいるんじゃないかと思うんですよ。
で、「こうすれば、やりたいことが見つかる!」みたいな話も、そういう確率と同じというか、それをするからって特別「やりたいことが見つかる確率が上がる」わけでもなく、
「まぁ、何かをすれば偶然見つかる人もいるよね」みたいな話なんじゃないかと思うんですね。
(そんな話はコチラからどうぞ)
「やりたいこと」を探すのはいいけど、 「やりたいことを見つける方法」を探すのは意味がない
でも人は悩んでいる時って、「これを食べれば痩せる!」みたいな、単純化された話に飛びつきやすいですから、「こうすればやりたいことが見つかる!」みたいな話は世間にウケると思うんですけど、私は、あんまりそういうウマイ話に乗せられないほうが良いと思ってるんです。
(そんな話はコチラからどうぞ)
「もっと地に足つけて、やりたいこと見つけませんか?」
っていうのが私の主張です。
そのほうが、「やりたいこと」を見つけるのに「遠回りのようで近道」だと思っているんですよ。
あ、それから、最初にこれもお伝えしたかったんですけど、「やりたいことが見つかるかどうかは、運や縁が大きい」ですから、やりたいことが見つかってないからって、あなたが悪いとか、ダメだとかって話ではないですからね。
私が、「やりたいことを見つけたい」という方とたくさんお会いした中で、
「自己分析・自己理解をすれば、やりたいことが見つかる」
って思っている方って意外と多かったんですね。
「このワークシートを記入すれば、やりたいことが見つかる」
「この質問に答えたら、やりたいことが見つかる」
みたいな話というか。
でも私、それもちょっと疑問に思うんです。
というのは、自己分析・自己理解をすれば、自分のことがわかるので、自分の適性がわかったり、自分の行動を説明できたりして、「安心感はある」と思うんですね。
ただ、
「やりたいことがわかる」
と
「やりたいことが見つかる」
は違うものだし、その間に大きな隔たりがあるというか、
それをたとえて言うなら、
「自分のスキなパートナーのタイプがわかった」としても、実際に「パートナーが見つかるか」は別の話ですよね。
それにいざ目の前にタイプだと思っているような人があらわれたとしても、あなたが本当にその人をスキになるかわからないですし、
(「全然タイプと思っていなかった人とうまくいって結婚した」なんて話もよく聞く)
あなたがスキでも、相手からフラれることもありますよね。
それに、自己分析をベースに「やりたいこと」を見つけたいなら、分析結果を元に「自分で行動して検証しないといけない」わけですよ。
たとえば、自分が「△△という価値観を大切にしている」ということがわかったとして、その分析結果を「やりたいこと」に結びつけるためには、自分が「△△」という価値観を大切にできる「こと」や「場所」を「意識的に」探さないといけない。
それって、けっこう大変な作業じゃないでしょうか。
その作業って、自己分析をしていない人が、やりたいこと探すのと変わらない労力なんじゃないかな。
そう考えると、私は、自己分析をした人がほうが、自己分析をしていない人より本当に「やりたいこと」が見つかる確率が上がるのか疑問なんです。
自分の「スキなパートナーのタイプ」とかわからなくても、パートナーが見つかっちゃう人は、見つかっちゃいますからね。
それなのに、自己分析・自己理解ばかりしている人が多い気がするんだよなぁ。
「やりたい」って、アタマで無理やり出すようなことではなくて、「感覚的なこと」なんだけどなぁ。
あ、そのへんのもう少し詳しい話は、以下の記事をどうぞ。
自己分析をしたからって、やりたいことが見つかるわけではない ← 必読の記事です!
あ、でもここまでの話を聞いて、「やりたいことが見つかるのは、運や縁が大きいなら、ただ待っているだけしかないの?」なんて思った方もいらっしゃるかもしれません。
私はそうは思わないんです。
「やりたいこと」を見つかけやすくするためにできることはあると思っています。
それは、「自分を整えること」。
なぜそれが大切なのかという理由を
「こういう人は、やりたいことが見つかりにくい」
という例をご紹介しつつ、以下で3と4でお話したいと思います。
自分を肯定できていない人って、「やりたいこと」を勘違いしやすいんですよ。
というのは、自分のカラダが純粋に喜ぶことをやるのではなく、自分の欠乏感を埋めるためにやっていることを「やりたい」って勘違いしてやろうとするんですね。
そういう例をご紹介しますと、仮に、「A社」という誰もが羨む会社があったとしますよ。
その「A社に入りたい」と思っている人がいたとして、
「ゴルフがスキな人がゴルフに行く時」
「スターウォーズがスキな人がスターウォーズの新作を観に行く時」
のように、純粋にカラダが欲して、「A社に入りたい!」と言っている人は大丈夫なんですよ。
でも、「優秀ではない自分は許せない!」と思っている人って、そういう「欠乏感」を埋めるために、「A社に入りたい」とか言っちゃうんですよね。
別に本当にスキで「A社に入りたい」のではなく、「誰もが羨むA社に入ることで、人からの評価を得たいだけ」なのに。
「欠乏感」というのは、それくらい根深く、その人の「やりたい」という感覚を狂わせてしまうんです。
あ、この説明だけでは、ちょっと意味がわからない方もいらっしゃるかもしれませんので、そういう方は、以下の記事をどうぞ。
だから、「やりたいことを見つける」には、「自分を肯定できている」ってことって、やっぱり大切なので、私は、個人セッション(心理セラピー)で、自分を肯定できるようにサポートしてるんですね。
まずは、「感覚」って言われてもピンとこない方もいらっしゃるかもしれませんので、
「感覚とは何か?」
って話からいきたいと思うんですけど、
「朝、ギュウギュウ詰めの満員電車に乗って会社に行く」
っていう状況をイメージしてみてくださいね。
そういう時、その電車に乗る人の気持ちを想像してみましょう。
おそらくですが、その人は、
(1)「こんな混んでいる電車に乗りたくない」
(2)「会社に行くにはこの電車に乗らないと」
という2つの気持ちがあるのではないでしょうか。
そして、この2つの気持ちをもう少し細かく見ていくと、(1)と(2) は、「言葉の出どころ」が違うんです。
(2)「会社に行くにはこの電車に乗らないと」
これは、アタマが発している言葉です。
つまり、「思考」。
アタマというのは、「損得」を判断していますから、
「会社に行くにはこの電車に乗らないと」というのは、
「たとえ自分のカラダの感覚に反していても、
人生をうまくいかせるには、やらないといけない」
と考えているわけです。
このように自分の気持ちを、
「○○をすべき/すべきじゃない」
「○○をやったほうが良い/やらないほうが良い」
と表現してピッタリくる時は、それはアタマが発している言葉だということです。
人は、自分の気持ちを話す時、
この (1)「感覚」 と (2)「思考」 をごちゃまぜにして話してしまうんですね。
しかも、人は、
(1)「電車に乗りたくない」
(2)「電車に乗らないと」
のように相反する気持ちが同時にあったりもしますから、
自分のことがわからなくなってしまう人も出てくるんですけど、
こうやって、
「カラダ or アタマのどちらが話しているのか?」
って分けてみると、だいぶ自分の気持ちを整理できるんですよ。
あ、ということで、「感覚」とは、(1) のことを指します。
まずは、ここまで大丈夫でしょうか?
はい、それでは次に質問です。
(1)「感覚」と (2)「思考」、どちらが本当の自分だと思いますか?」
答えは・・・
「どちらも本当の自分」です。(笑)
人を状況によって(1)「感覚」 が言っていることを優先することもあるし、(2)「思考」 が言っていることを優先することもありますよね。
ただ、(1)「感覚」のほうが「より本当の自分」だと思うんですよ。
だって、「したい/したくない」とか「スキ/キライ」って気持ちって、(1)「感覚」のほうにあるものじゃないですか。
人は、そういう気持ちがあるからこそ、
「自分はどうしたいか」
「自分は何が心地良いのか」
ってことを判断できるわけですよね。
つまり、
「感覚というのは、自分の進む方向を教えてくれるもの」
なので、
「その自分の「感覚」がわからないと、やりたいことはわからない」
になってしまうんです。
でも「何がしたいかわからない」と相談に来る方の中に、「自分の感覚を捉えられない」って方は多いので、
私は、ワークショップで、みなさんが「感覚」を感じられるようにトレーニングしているんですね。
そのへんの詳しい話は、以下の記事でどうぞ。
「感覚」を感じることが大切な理由 ← 必読の記事です!
さ、ということで、「やりたいことが見つかりやすくする」ためには、「自分を整えること」。
具体的には、
3 自分を肯定できる
4 自分の感覚を感じられる
この2つができるようになることが大切って話をしましたけど、
それをした上で、実際に「やりたいことを見つけたい」なら、以下の 5と6が、
「やりたいことが見つかりやすくなるマインド&行動」
じゃないかと思います。
私の感覚的な話なんですけど、極端な話をすれば、
(1)「自分にもやりたい仕事があるはずだ!」と強く思って探している人
(2)やりたい仕事を見つけたいけど、「今のやりたい仕事がない自分」も否定せず受け入れている人
がいたら、
(2)の人のほうが、やりたい仕事が見つかる確率が高い感じがするんです。
というのは、(1)の人って、たとえて言うなら、
今までの人生で、「音楽」に興味がなかった人が、まわりの友人たちが、「このアーチストにハマってる!」とか言っていつも楽しそうに音楽を聴いているのを見て羨ましくなって、
「自分にもスキなアーチストがいるはずだ!そういうアーチストを探さなきゃ!」と焦っていろいろな曲を聴いて、意識的に誰かのファンになろうとしているような感じ、
だと思うんですよ。
で、ちょっと「イイな」と思ったアーチストがいても、
「自分は本当に(音楽好きの友人みたいに)そこまでこのアーチストがスキなのか?」
「これからもずっとこのアーチストをスキでいられるのか?」
とか心配している、みたいな。(笑)
でもそんなことしてたら、よけいスキなアーチストが見つからなくなるような気がするんですよ。
というのは、「スキ」とか「やりたい」とかって、
「今の自分」が感じること
ですよね。
なので、
「今の自分を尊重しないと、「スキ」とか、「やりたい」なんて、わからない」
と思うんです。
でも、「自分にもスキなアーチストがいるはずだ!」としてしまうのって、「今の自分」の話ではなくて、「なりたい自分」の話じゃないですか。
そうやって、「なりたい自分」を基準にして、「自分にもスキなアーチストがいるはずだ!」という思いを強く持てば持つほど、
同時に、「スキなアーチストがいない今の自分」を否定することになるわけで、
「今の自分」が、どんどんないがしろになっていくんですよね。そうすると、感じられるものも、感じられなくなっちゃうというか。
なので、何をお伝えしたいかというと、今のあなたが、「スキなアーチストがいない」なら、「スキなアーチストがいない」でいいんじゃないかって。
むしろそうやって、「ない」いう状態も否定せずに受け入れていると、「なりたい自分」よりも、「今の自分」に意識が向いていきますから、フとした時に、たままたテレビから聴こえてきた音楽に心奪われるように「スキ」や「やりたい」が舞い降りてくると思うんですね。
そうやって焦らずに、体の力を抜いている時こそ、良い意味で、「隙(スキ)」ができて、
「スキになろう!」としたわけじゃないのに、スキになってしまう、
「やりたいことを見つけよう!」としたわけじゃないのに、やってしまっている、
そんな「あらがえないものに出会える」んじゃないかと思うんです。
そんなことを書いた記事は以下からどうぞ。
私が「やりたいことを見つけたい」と相談に来た方に、
っていう質問をすることがあるんです。
で、この質問に対して、最終的に、
「○○の勉強したいですかね。 といっても、○○を仕事にしたいとまでは思ってないし、それほどやりたいと思っているわけでもないので・・・」
みたいな、
「薄い気持ち」
を言われる方って結構いらっしゃるんですね。
でも、私、そういう答えをお聞きすると、
「いやいや、そういう薄い気持ちも大切にしましょうよ!」
って思うんです。
というのは、私が心理セラピストを目指した時って、
「最初から、やりたい度10みたいな感じでスタートして、ここまでなった」
と、自分では思っていたんですけど、
(「やりたい度」の意味がわからない方はコチラからどうぞ)
よくよく考えてみたら、そうではなくて、最初は、
「心理セラピストになるなんて、そんなことできるのかな。この年齢で、そんな夢みたいなこと言っていいのかな」
「こんなに有名なカウンセラーやセラピストの方が他にいるのに、今さらオレなんかがやる意味があるのかな」
とか思って、2ヶ月くらいはモジモジしてたんですよ。
今にして思えば、そのモジモジしていた当時の私って、「やりたい度3」くらいで、
「心理セラピスト一直線!」みたいな感じでは全然なかったと思うんですね。
でも、私のその「やりたい度」に変化が起きたのは、
ある心理学の講座を見学に行った時、内容があまりにもおもしろかったのと、そこに来ている参加者の方たちが、優秀でステキな方ばかりだったので、「うわ!もっと学びたい!」って思って、
そこで「心理セラピストになりたい」の「やりたい度」が一気に上がったんですね。
なので、私の場合、「心理セラピストになりたい」とは思ってましたけど、最初は、それこそ「薄い気持ち」だったわけで、
でも、その「薄い気持ち」も無視しないで、それに見合った行動(心理の講座を見学する)をしたら、自然に「やりたい度」があがって、今に至るって感じなんですよ。
でも、もし私が最初に、
「心理セラピストになるなんて、そんなことできるのかな。この年齢で、そんな夢みたいなこと言っていいのかな」
「こんなに有名なカウンセラーやセラピストの方が他にいるのに、今さらオレなんかがやる意味があるのかな」
みたいに思っている時、
「心理セラピストになりたいなんて、その程度の気持ちだから」
「他の人と比べたら、全然だから」
みたいに、「薄い気持ち」をジャッジしてしまって、心理学の講座を見学に行くっていう「行動」をしなかったら、私は、心理セラピストになっていなかったと思うんです。
で、そんなことを思っていたら、ある時、フと、
「あ、そうか、世の中のやりたいことが見つかっている人って、ごくごく当たり前のように、そういう薄い気持ちも大切にして、そのやりたい度に合わせた行動をするってことを、日々淡々とやっているんだな。
逆に当たり前過ぎて、自分でそうしていることさえ気づかないから、人に「これがやりたいことが見つかるコツだ!」とか、あえて言わないんだな」
って気づいたんですよ。
でも、ホントそう思いません?
「やりたいこと」って、「何かすると魔法にように見つかる」とかではなくて、こういう、ごくごくふつうなことを「淡々と」続けることで、あるタイミングで「やりたいこと」に出会うんだと思うんです。
逆に、「やりたいことが見つかる方法」があるとしたら、これしかないと思うし、
「(これ以外の)やりたいことが魔法のように見つかる方法があるじゃないか」
みたいに思って探しまくったりしちゃうことが、よけい「やりたいこと」を見つからなくしてるんじゃないかって。
なので、私が思う、「やりたいことが見つかるヒント」って、
「薄い気持ちであっても大切にして、そのやりたい度に合わせた行動をする。そして、それを淡々と続ける」
ってことだと思うんです。
あ、で、それをする時のコツって、
「期待しすぎない」
ってことだと思います。
というのは、毎回毎回、
「今度こそ、やりたいことが見つかるんじゃないか!」
みたいに期待して行っていると、そうじゃなかった時に、落胆が大きくなりませんか?
映画を観る前に、友人から、「すごくイイ映画だよ!むっちゃ感動した!絶対観たほうがイイ!」とか言われて観ると、自分の期待度が上がりすぎてしまって、悪くはないんだけど、ちょっとガッカリするように。(笑)
ましてや、自分で、「今度こそ、生涯でNO.1と思える映画が観れるんじゃないか!」とか毎回期待を上げて観に行っていたら、「また違った。また違った」みたいになってしまって、ダメージが大きくなってくるんじゃないかって。
みなさんからの相談を受けていると、そのヘンのダメージにやられてしまっている方がたくさんいらっしゃるので、
「やりたいこと」を見つけるために、
「少しでも興味があることが出てきたら、その場所に行って実際に体験すること」
をする時には、「淡々とやる」ってことが大切だと思うんです。まるで毎日歯磨きするみたいに。
そのへんの話をもう少し詳しく意味を知りたい方は、以下の記事をどうぞ。
やりたいことが見つかるヒント ← 必読の記事です!
私が、「やりたいことを見つけたい」という相談を受けていると、本当は「やりたいこと」なんて探していない方って多かったんですよ。
よくよくお話を聴かせていただくと、もっと別のことで悩んでるんですね。
これも、そうとう長い話になるので、詳しいことは以下のリンクをどうぞ。
「何がしたいかわからないあなたが最初に読むページ ← 必読の記事です!
最後に私のお伝えしたいことをまとめますね。
「旅をしたら、やりたいことが見つかりました!」みたいな人がいたとしますよ。
じゃあ、「やりたいことを見つけたい」という人が、「旅をすればやりたいことが見つかる」って話ではないですよね。その人は、たまたま旅の中で見つかっただけで。
あ、実際に私がこの10年「やりたいことが見つかった」という方にお話をうかがってみると、
みたいに、「やりたいこと」の見つかり方は、本当にさまざまなんですよね。
感覚としては、やりたいことが見つかった方の半数くらいは、「入り口としては自分が興味ある道を進んだわけでもないのに、結果としてはやりたいことが見つかった」って方なんですよ。
私のまわりにいる「やりたいこと」をやっている人にも、
「やりたいことが見つかる方法ってあると思う?」
って聞いてみても、みなさん、「そんなものないと思う」って言われますし。
だから、「こうすればやりたいことが見つかる!」みたいな話に踊らされることなく、地に足つけて見つけて欲しいなと思うんです。
だって、「やりたいこと」って、「自分の内側にあるもの」じゃないですか。
つまり、「自分にしかわからないもの」なんですよ。
だから、「自分の内側にあるもの」をキャッチするために「自分自身を整える」とイイ。
具体的には、
3 自分を肯定できる
4 自分の感覚を感じられる
この2つができるようになることが大切。(杉田はそのサポートをしています)
で、この3と4 が整ってくると、
「やりたいことがわからなくても幸せ」
なんてことが起きることもあって、「やりたいことを見つけたい」とか悩まなくなることも多いんですよ。
別の言い方をすれば、
「やりたいことを見つけたい」という方は、やりたいことを「探す」ことより、「幸せになること(自分を肯定できる)」を目指すほうが、 かえって「やりたいこと」が見つかる
とでも言うんでしょうか。
幸せな人って、ふつうに日々やりたいことやってますからね。
いやぁ、今回は、本当に長い記事になっちゃいましたね。
以上が、「やりたいことを見つけるために、あなたができること」でした!
さ、地に足つけて、やりたいこと見つけていきましょうねー!
それでは今回はココまでにします。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
また次回お会いしましょう!
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