ラティスを買って気づいたこと

自分が住んでいる家に 変えたいところが

あるあなたも
ないあなたも

こんにちは。

妻は自転車で、私は歩きで買い物に行った時、妻が「自転車乗る?」と言ったので、「おっ、替わってくれるのか!」と思って自転車に乗ったら、妻が自転車のカゴの一番前にトイレットペーパーの6個入パックを立てて、「みなさ~ん、この人、トイレットペーパー、買ってますよー!」と言ってきて、「こらこら!(笑) でもトイレットペーパーのパックを持ち歩いている時のかすかな気恥ずかしさを利用した なかなか良いイタズラだな」と思い杉田です。

1週間お疲れさまでした!

 

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あ、みなさん、どうでしょう、もし変えられるとしたら、自分が住んでる家に 変えたいところってありますか?

壁紙の色変えたいとか、フローリングを張り替えたいとか、なにか変えたいところがある方もいらっしゃれば、別に不満はないって方もいらっしゃると思うんですね。

で、私の家のことなんですけど、ベランダの塀が透明なのが気になってたんですよ。透明だからスケスケなので、ベランダにいる時だけでなく、部屋の中にいる時も、なんか向かい側のマンションから見られてる感があって、ちょっと落ち着かなかったんですよね。

なので、ベランダの透明の塀に目隠しとして「ラティス」を設置したいと思って妻と話し合ったんですけど、そのプロセスで気づいたことがあったので、今回はその話を記事にしたいと思います。(あ、今回はかなりどうでもいい記事です 笑)

エッ「ラティスってなに?」ですって?

あ、ラティスとは、庭やベランダとかに目隠しのようにつける木製・人工木製のフェンスのことです。実物は こんな感じ

 

で、ある時 私が、

「ベランダがスケスケだから、部屋の中にいても なんか向かい側のマンションから見られてる感があるので、ベランダにラティスを設置したい」

って言ったんですけど、妻からは、

「そんなの必要? 向かい側のマンションからは、この部屋の中は見えないじゃない?」

って言われたんですよ。

たしかに言われてみればその通りで、こちら側から向かい側のマンションの部屋の中は見えないわけだから、こちらが外が暗い中、電気をつけてカーテンを開けるとかしない限りは、向こうからも部屋の中までは見えないはずなんですよ。

要は、見られてる感は「私の気のせい」ってことになるんですよね。

でもそれがわかってからも、やっぱり繊細な私は、部屋の中にいる時、わずかに「見られてる感」があることに気づくんですよ。で、長く住む家だから、こういうストレスってなくしたいなって。

でも妻は、

「部屋の中にいる時は、見られてる感はないけど、ベランダへ出ると、すごく見られてる感がある。でもベランダに出ることは少ないから、わざわざラティスを買うまでもないんじゃない?」

って感じだったので、妻を説得する材料を探すために、街中を歩いている時に 他の一軒家やマンションのラティスがどうなってるか調べてみたんです。

そしたら「ここにラティスがなくても、家のこちらの側に窓がないから、部屋の中を覗かれることはないよな」と思える場所にムダにラティスがあったり、逆に設置してあるラティスが低すぎて庭が丸見えになったりしてたんですよ。他にもラティスって、植物をひっかける目的で設置することもあるんですけど、そういうことをしている様子もない。

で、気づいたのは、

「あ、もしかしてラティスって「目隠し」というより、「あるとなんか安心」みたいな理由で設置されてるのかな」

って思ったんです。

あ、ほら、居酒屋でとなりの席との間に低いパーテーションが1枚あるだけでも、たとえパーテーションの上からとなりの人たちが見えたり、声が聴こえたとしても、ちょっと安心感が増すじゃないですか。ラティスってそういう役割なんじゃないかって。

で、そのことに気づいてからの妻との話し合いで、

「ラティスは、向かい側の部屋から見られるのを防ぐためではなく、自分の心の安心のために設置したい。そこにお金を使うのって一番大切なことじゃない?」

って言ったら、妻も納得してくれてラティス設置にOKが出たんですよ。

(こんなふうになりました)

 

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さ、ということで、今回の話はぜんぜんオチがあるわけではないんですけど、私がおもしろいなと思ったことは2つあって、

1つ目は、ラティス・柵・塀は、実用的なものというより、趣味的なモノだったということ。

モノを買う時って、

・そのモノの「機能」が必要
・そのモノを買うことによって得られる「心の状態」が欲しい

その両面から「これ買う!」ってなるものだと思うんですけど、ラティスって、いかにも実用的なモノって気がするじゃないですか。

でも考えてみれば、日本は柵とか塀がある家って多いけど、柵や塀があっても敷地の中が見えちゃう家も多いし、ぶっちゃけほとんどの柵とか塀って乗り越えようと思えば乗り越えられるから(笑)侵入者を防げるわけでもないし、実際はラティスも柵も塀も、機能的にはそんなに役立っていないと思うんですよ。

あ、良かったらみなさんもラティス・柵・塀をご覧になってみてください。「これ別に必要ないよね」みたいなところにもたくさん設置してありますから。

なので、ラティス・柵・塀って、実際は「機能」というより「心の状態(あるとなんか安心)」を求めて買うモノだと思ったんです。それって言ってしまえば、ラティス・柵・塀は「(子供が持っていると安心する)ぬいぐるみ」と同じカテゴリーのモノってことじゃないですか。(笑)

ということは、ラティスって一見 実用的なモノに見えるけど、実は趣味的なモノなんですね。まずそれがおもしろいなと思って。

 

それから私がおもしろいと思ったことの2つ目は、必要のないモノを買ったのに、大満足だったということ。

「向かい側のマンションから部屋の中は見られない」とわかってもラティスを買ったということは、「必要のないモノを買った」ってことになるわけですけど、私 ラティスを買ったことは大満足なんですよね。やっぱり部屋にいると落ち着きが違いますし。

で、思うのは、人生って、結局「自分の心がどう感じているかが全て」じゃないかと。心が自分の世界を作るわけですから。だから心が満たされてないと、いくらモノを持っていても、いくらお金があっても、いくら社会的地位が高くても、しょうがないんですよね。

なので改めて自分の心の状態を良くすることに投資するって、何よりも大切なことなんだなって思ったんですよ。(と、暗示的にセラピーを宣伝 笑)

あ、あなたは必要なものばかりじゃなく、ちゃんと自分の心を満たすことに投資していますか?

 

それでは今回はココまでにします。

ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
また次回お会いしましょう!

杉田 隆史

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