「人に期待してしまう」
と悩んでおられたクライントさんから、
個人セッション(心理セラピー)の後にいただいた感想です。
(ご本人の許可をいただいて掲載しております)
●月の会議&個人セッションの後、しばらく間何だか気が抜けてしまい、別に嫌な感じではなかったのですが、開業の準備にも力が入りませんでした。
セッションを通して、自分が以前のセラピストに期待を抱いていたこと、そして杉田さんがおっしゃった
「期待されてきた人は人に期待するようになります」
の両方が思い当たり過ぎて、よくわからないまま自分の中に押し込めてきたものが、「ああそうだったのか」と成仏していく感じでした。ご推察の通り、私は子どもの頃から母の期待に応えなければと頑張り、応えられないことによる見捨てられ不安と、応えたくないことへの罪悪感とに悩まされてきました。
大人になっても、親しい人からの“期待“(正確には、相手が私にそう期待している、と私が思っているもの)にとても弱い、というか過剰に反応してしまうことには自覚があり、前のセラピーでも、セラピストの期待に応えようとしないように、“いい子“ならぬ“いいクライアント”にならないように、かなり気をつけていたつもりでした。
でも、結果的には多分その昔からのクセも出ていたと思いますし、母との関係で叶わなかった“喜びを分かちあいたかった“という願いをセラピストに期待してしまっていたことにも気づきました。
気づいて、気持ちが成仏したら、怖くて1年以上読めなかった、セラピー時の気づきをまとめたものを普通に読めるようになり、セラピー終了後2年近く経って、ようやく自分の中でそれを終結させることができました。
「会議」の後、急に個人セッションをお願いしてしまいましたが、結果的に開業する前に区切りがついて、本当に良かったです。ありがとうございました。
そして、また“期待“絡みでやらかしちゃったなー、と思いながら、私は自分の“期待“を誰か一人に叶えてもらおうとするし、他人の“期待“にも全部応えようとしてるのかもしれないな、と感じました。
例えが変かもしれませんが、私が作ったご飯を貴方は残さず食べて!
私も盛られたご飯は絶対完食する!みたいな(笑)でも本当は、自分にも他人にも、「食欲ないから」とか「他のもの食べたいから」とか「今日はもうお腹いっぱい」とかあって当然だし、それを伝えても別に悪くないですよね…
「期待には応えるべし」と自分にも他人にも課してたんだな、と思いました(^^;長くなりました。
ではまた次回「会議」でよろしくお願いいたします。
人間関係にいつも悩んでいる人は、「人に期待しすぎている」ということがとても多いんです。
で、この「期待」っていうのはなかなかやっかいで、このブログにもいくつもの記事を書いているんですけど、せっかくの機会なので、「期待シリーズ(笑)」と称して反響が大きかった4つの記事のリンクを張っておきますね。
⬆ね?4つの記事、けっこうハッとする内容でしょ?
人間関係でいつも悩んでいる人は、「相手の問題」というより、「自分自身の問題」であることが多いんですよ。
セラピーでは、「なぜあなたが期待しすぎてしまうのか」を探っていき、あなたの他人への期待を下げて楽になれるようにサポートしていきます。
⬇個人セッション(心理セラピー)のご案内&お申込みは、コチラからどうぞ⬇