「やりたいと思って始めたことがいつも続かない」という悩み

「やりたいと思って始めたことがいつも続かない」

と悩んでおられたクライントさんから、
個人セッション(心理セラピー)の後にいただいた感想です。

(ご本人の許可をいただいて掲載しております)

 

日曜日にセラピーでお世話になりました○○です。
色々話を聞いていただいて、ありがとうございました。

当日セラピー終了後の空っぽ感、帰りの電車に乗るのも一苦労するような、これまでに味わったことのないような感覚に、終了後24時間は惑わされることもありましたが、ようやっと落ち着いてきた感じです。

体調も、当初考えていたよりはましで、当日眠れなかったことと、次の日に頭痛がして思考がボーっとしたぐらいで、会社に行けなくなることはありませんでした。一安心です。

セラピーで、

『今自分が好きだからしていると思っていたことが、
実は好きでもないのに無理してやっていた』ということ、
『これまで34年間、何も考えないで生きてきた』

ということを突き付けられて、

終わってからは、正直、どうしてよいのやらわからない気分でありました。

しかし、早速翌日には自分の行動は変わり始めていました。

(1)会社への通勤で、自分の大好きな歌をセレクションしていたものを聞かなくなりました。

自分の内なる真実の声をかき消そうとしていたことに気がついたからでしょうか。。。

新しい自分に聞こえてくる「新しい音」に耳を傾けようとしているからでしょうか。。。
今でも理由はわかりません。

(2)お盆の予定をガラッと入れ替えました。

今年は珍しく9連休なのですが、実家に帰らず、こちらでセミナーや婚活パーティーに出ようとしていたのですが、それらは全てキャンセル。

本当に自分がやりたいことを9日間思いっきり楽しむ予定に変更しました。
さて、どこへ旅をしようか。。。

(3)これがびっくりしたのですが、これまでの早口で何を言っているかわからないカツゼツ悪い喋り方から、自分でもびっくりするほどのユックリ口調に変わったことでした。

会社の同僚からは「少々気持ちが悪い」といわれるほどです。
必死で考えなきゃ、と慣れないことに頑張ってチャレンジしているんだな。。。
早口でカツゼツの悪い喋り方は、何も考えていないことの表れだった、と今になってこそわかります。

1年前の初めてのセラピーの後は、変化が驚くほどゆっくりで、半年かかって大きな変化を体感出来ました。

しかし、今回のセラピーの後は、びっくりするぐらい早かったのです。

ここからどれぐらい大きな変化につながるのかはわかりませんが、何だかわからない霧の中ではありながらも、遠くにぼんやりと見える出口に向かって、楽しみながら毎日過ごして進んでいけそうな確信を得ることができました。

改めまして、本当にありがとうございます。
今後もよろしくお願いします。

 

個人セッション(心理セラピー)の中で、

「自分がやりたいと思って始めたことがいつも続かない」

なんていう悩みをよくお聴きします。

多くの人は、その理由を、「自分がダメだから続かないんだ」と思っていますが、本当のところは、

「自分がやりたくないことをしているから続かない」

ってことが多いんですよ。

ではなんで、自分がやりたくないことを、やりたいことだと勘違いして始めようとするのでしょうか?

それは、もうじゅうぶんに大人になっているのに、まだ無意識に、親の期待に答えようとしているなんて可能性があるからです。

「こういうことをしている自分なら、認めてもらえるかな」

なんて基準でやりたいことを選んでいるから、本当の意味で自分がやりたいことをやっていないんです。

個人セッションでは、まだ無意識に親の期待に答えている人の頭の中の親を追い出して、本当の意味で、その人がやりたいことをやれるサポートをします。

杉田 隆史

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