「人からのネガティブな評価を受けるのが怖い」という悩み

「人からのネガティブな評価を受けるのが怖い」

と悩んでおられたクライントさんから、
個人セッション(心理セラピー)の後にいただいた感想です。

(ご本人の許可をいただいて掲載しております)

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僕はセラピー後も、そして今でもモヤモヤは抱えていると思うのですが、同時にジワジワと変化も感じています。

僕の場合、「ネガティブなものばかりに注目している」だけでは飽き足らず、人からネガティブな評価を受けるのが怖い、まわりにどう思われるか怖い、というまさに「自分で悩めないこと」に振り回されていました。

これも本などでは読んでいたことだし、それこそ「頭でわかっちゃいる」けど「腑に落ちなく」て苦しんでいたわけです。

セラピーを受けた直後というのは、これで何かが変化するのだろうか…というのが意識の上での感想です(笑)。

けれど、無意識の中ではいろいろと受け取っていたのかな…と今になって思います。

あとはやはりブログの存在が僕にとっては大きいです。

毎週記事をチェックしては、グサッと心に刺さるものを感じたり、あーなるほど~、と思っているうちに、だんだんと自分のことを許せるというか、受け入れていくことが
できるようになっている自分に気がつきました。

でもね、「まわりの評価を過度に気にする自分」にもちゃんと役割はあって、そいつのおかげで自分のこれまでの経歴なり、仕事の成果というものを上げられてきたのだと。

ただ、そういう自分が頭をもたげすぎると苦しくもなるのだ、自分の中にそういう部分があることも認め、バランスを取って付き合っていけばいいんじゃないか、今はそういう心境です。

他にもセラピストさんのブログなりメルマガなりを読んではいるのですが、どこか教条的だったり(こうだからこうなんですよ、みたいな)、セラピストさん自身の価値観がにじみ出ていて、

時にそれを押し付けられているように感じたりして、いまいちすっと入ってこないことが多いんですが、杉田さんのブログはおちゃらけているようで本質を衝く厳しさもあり、でもネガティブな部分もありなんですよ、という懐の広さもあり、僕にはとても合っているようです。

はブログとはまた違った文体で書かれていて、新鮮な気持ちで読みました。

読みながら自分の中にまたいろいろな気持ちが浮かんできたのですが、まずは読み切ってしまいたくてメモなどは取らずに読んだので、今度じっくり自分と向き合って読む時間を取るつもりです。

とりあえず第6章は読んでいるとハラハラしてしまい、落ち着いて読み切ることができませんでした(笑)。

いや~、でも杉田さんのおかげでずいぶんと自分が変化したのを感じます。

その昔はホームページを作るとか怖くてできなかったですよ(笑)。

それではまたお会いしましょう!

(30代 男性 自営業)

 

セラピーを終えて、クライアントさんに感想をうかがうと、

「言葉になりません・・・」

のようなことを言われます。

これは、「言葉にならないほど感動した」という意味ではなく、文字通り、自分が感じていることが「言葉にできない」のです。

その言葉を聴くと、私は心の中でニンマリします。

セラピーは、「頭で理解する」ことではなく、「体で感じるもの」だからです。

クライアントさんは無意識で「言葉にならない何か」を受け取り、それによって変化が起こります。

その「言葉にならない何か」に、セラピー後「すぐ」気づ方もいれば、「後からジワジワ」と気づく方もいます。

でも、「すぐ」か、「後からジワジワ」かは、あまり気になさらないでください。

「変化」は、あなたにふさわしいタイミングで、「知らず知らずのうちに」訪れます。

杉田 隆史

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