「人のことが気になる」

と悩んでおられたクライントさんから、
個人セッション(心理セラピー)の後にいただいた感想です。

(ご本人の許可をいただいて掲載しております)

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個人セッションと心のコンシェルジュでお世話になりました○○です。
本当に癒されました。ありがとうございました。

先日は、予約したのに、相談内容がない!!などという事態になり、たいへん失礼しました。

たぶん、その時も、もう悩みなんかないといいながら、こんなこと人に相談することじゃないと、どこかで歯止めをかけていたかもしれません。

その後、もっと、分かった!!という事があって、今は本当に色んなものの見え方が変わりました。

それで、とうとう腑に落ちたので、その喜びを共有したく、また、そこまで引っ張ってって下さったことへのお礼をお伝えしたくなり、ご連絡しました。

自分のスピード以上にも以下にもならないとおっしゃってましたが、本当でした。

今、ふりかえると、どこをどう外しても開眼に至らなかった思います。

実は、心の底では、ダーッと泣いて、ケロッと良くなるみたいなことをセッションに求めていたように思います。

でも、セッションは自分の気持ちを理解する方法と、自分と他人の領分の間の線の引き方という道具を頂いたという感じで、若干、はてな?という部分もなきにしもあらずでした。

それが、その道具を使って自分の課題に取り組めるようになったら、もう、日々が発見の嵐でした。

そして、この間ついに、ダーッと泣いて一皮むけた一件がありました。

それは、自分では身内のことだから取り組みやすいと思っていた結婚式の話をしていた時のことです。

私は、コミュニケーションについてレベル4くらいなのにレベル10じゃない自分を認められなかったみたいでした。

だから、お酒の席に強烈な苦手意識を持っていて、うまく振る舞えない自分が嫌でした。

開き直って全部断っても、どこかで逃げた自分を断罪してました。

結婚式は、お酒も入り、しきたりも絡み、自分が主役とは言え、苦手分野でした。
結婚式をどうしたいのか彼と話しているうちに涙が止まらなくなりました。

そこで、落ち着いて自分の気持ちに耳を傾けたら、
お互いの家族どうしで仲良くしてほしいという気持ちと、
自分が上手く取り持たないとそれが実現できないという気持ち、
なのに上手く振る舞える自信がないという気持ちがないまぜになっていました。

大泣きしながら、それを説明しているうちに、私はお互いの家族に良い印象をもってもらう努力はできるけど、

その結果、上手くいかなくても、それはその人の問題で私の問題ではないということに気付きました。

それに、当たり前のことですが、上手く人に話をふったり、気を利かせたりできないからといって、私の価値が地に落ちるようなこともないことが分かりました。

その時、本当に腹に落ちたという感じでした。
彼からも、あれから変わったと言われて、やっぱりね、と思っています。もうホント腑に落ちたんです。

腑に落ちたのは、まず私が変わろうともがいたからですが、もがいてる私に泳ぎ方を教えてくださったのは杉田さんで、3回のセッションなしには、ここまで辿り着けませんでした。
本当に感謝しています。ありがとうございました。

見る目が変わってみると、同じように、自分で自分を縛ってる人がたくさんいることに気付きました。

そういう人が自分を解き放てるようになるための手助けをするお仕事って、本当に求められている大切なお仕事ですね。

何がしたいか分からないで検索して、杉田さんとお話することができて良かったです。
本当にありがとうございました。

 

> 私はお互いの家族に良い印象をもってもらう努力はできるけど、
> その結果、上手くいかなくても、それはその人の問題で私の問題ではない
> ということに気付きました。

これ、本当に大切なポイントなんですね。

多くの元気になったクライアントさんも同じようなことを口にされます。

もしかするとセラピーって、このような「自分は自分、他人は他人」ということが腑に落ちるるようにするのが目的なんじゃないかとさえ思っています。

「自分と他人の境界線のない人」は、他人の問題を、頼まれてもいないのに、勝手に引き受けたりします。

でもそういう人は、自分が他人の問題を引き受けているものだから、他人にもそれを期待してしまって、自分が問題を抱えている時に、他人に対して、

「なんで私の問題を解決してくれないの!」

「なんで私のこと思ってくれないの!」

「なんで私のこと大切にしてくれないの!」

みたいに、怒ったり、悲しんだりします。(人前で表現するしないは別として)

でもそうなると、期待に応えてくれない他人に対していつもガッカリして生きていかなくてはなりません。

でも、この「自分と他人の境界線がない人にとっては、頭ではわかっても、自分だけだと、なかなか他人との間に境界線を引くことができないんですよね。

セラピーでは、そんな人に、自分と他人の境界線を引くサポートをします。

杉田 隆史

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