「いつも自分を責めてばかりで落ち着かない」という悩み

「いつも自分を責めてばかりで落ち着かない」

と悩んでおられたクライントさんから、
個人セッション(心理セラピー)の後にいただいた感想です。

(ご本人の許可をいただいて掲載しております)

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杉田さま

あけましておめでとうございます。
○○です。
(頻繁にメールしすぎてすみません…)

昨年は大変お世話になりました<(_ _)>
本年もどうぞよろしくお願い致します。

お返事またまた有難うございました。

> これもまた名文で、どうしても使いたい!(笑)

なんて嬉しい過ぎるお言葉を有難うございます(*ノノ)(ぺたっ!)
光栄です!喜んで☆

今朝は目覚ましもかけずに、いいタイミングで目が覚めたので、ベランダから初日の出を拝んでみました(^^

河川敷に拝みに行こう!

なんて、前日から気合入れてた時は大抵朝になると、決めた事に”わざと抵抗するように”
眠いから~寒いから~と寝坊したりするんですよね~…
(気合入れる時って『今までの失敗を取り戻そう!』
とか心の端っこで思ってますね…
だから余計プレッシャーで上手く行かない気が)

でも、今出来る最善の事を考えたら、防寒してベランダから日の出を拝む事は簡単だった。
その簡単な事を、ずいぶん自分はおろそかにして、わざと難しい目標を立てて、私は失敗していました。
洞窟ですね!そしてセラピーでもしてくださいましたよね、目標値が高すぎると幸せになれないお話)

そして、
実は本当の意味で、
自分はその事に自分が気づいていなかったんですよ、やっぱり><

そういえば、
アメトークを見ていたら、
絵心ない芸人代表(ほとちゃん?)としょこたんが
『ボウリング』をするイケメンというお題で絵を描いていたのですが、
しょこたんはイケメンに見えるキラキラした男子がボーリングの球を
顔の前に持っているだけの絵でお題に応えているのに対して、
絵心ない芸人は描けもしないくせに(笑)
全身像で、ボウリングのピンまで描いて、
ボウリングをしてる人を表現しているのを見た時、

『ああ、これ私だ!!』
って気づいてしまったんです…><

誰も、全身絵でボウリングしてる人を描け!小道具も描け!
なんて言ってないのに、描けもしないものを描こうとする。

『ボウリングをしてるのがイケメン』である事が分かる絵で充分なんです。

漫画も同じで『今どこでこの子は何をしてるのか』が伝わればいいと言う事を知っていたくせに、無理な構図で描こうとして描けない~。・゜゜・(>_<;)・゜゜・。
を繰り返していた自分…( ´△`)
描けそうもないものにチャレンジしては自爆していた自分。
洞窟INです。
今思えばそうと分かるのに、物事に直面している時、自分は気づいてない。

漫画って難しい構図で絵を描くことでは決してなかったはずなのです><

それほどデッサン力としての絵が上手くなくても、自分の魅力が分かってる人というのは、
『自分が出来る事を知っている=自分が出来ない事も分かっている』
(前向きな諦めってこう言う事でしょうか)
から今持っている力で最善の表現が出来る事に繋がるのですね。

そして絵がメチャクチャ上手く描けるから幸せなのではなく、今のレベルの自分の活かし方を分かっていて、それを好きと言ってくれる人と交流できている事がプロアマ問わず、漫画描きとしての幸せなんじゃないの?って気づいたんです。

そもそも自分が好ましいなって思う絵って、実は全然気合の入ってない、むしろゆる~っとした優しい絵だったり、シンプルなものが多かったり、
『決して煌びやかで隙のない上手い絵』ではないことを、ちゃんと無意識は知っていました。
でも、意識は逆の方へ行こう行こうとしていました。

誰もそんなこと言ってないのに、わざとハードルを上げて自分を苦しめていたのはやはり『焦り』を感じていたからに他なりません(-_-;)
そんなんじゃダメだ~(`□´)!描けると言う事は~…
と内側で自分を監視する目が、誰を意識してるのか『このくらい描けなきゃダメだ!』と目標値のハードルを下げさせてくれなかったせいなのかなと思います。

そう言えばスノボでもお絵描きでもカラオケでも、始めた頃は何でも面白いくて夢中になっていたのに、ある程度上手く出来るようになってくると、突然鬼監督が現れて、プロでも目指してんのか?!
ってくらい猛特訓を始めるようになって、楽しくなくなってしまうのです…

そうすると、わざと難しい目標を立てて『もう出来ません…』って、鬼監督を失望させて、自分の自信がなくなるような事ばかりしてしまう…
そのうち
『新しいチャレンジしたってどうせプロ(=仕事)にはならないから』
なんてやる前からイヤになってしまう。

分厚い甲羅が割れた途端、ブログのお話がびしびしと伝わってきます><

鬼監督に振り回される人生なんて勿体ないです。
早く退治した方がどう考えてもいいです。

自分の内側で、これまでの物語の伏線を回収していくように、一つの物事がパタパタとめくれて、ちがう側面が表われて一つの流れになっていくような感覚を味わっています。
何もしてなくても、なんかそれだけでも楽しいんです♪
得た事を実践して成果をあげろ~今すぐ!(`□´)
って言う鬼監督が私の中にもういないからです。

まだまだ、じわじわと日が経つにつれ、セラピーの効果を実感しています。
これからもっともっといろいろな事が見えてくるのかと思うと、とても楽しみで仕方がありません。

物事の光と影のお話も、杉田さんから直接伺ったからこそ、実感を伴って理解できているように思います。

人と話す事によって、さらに理解が深まるってステキですね。
もっともっと人と交流したくなります。
本当の自分を受け入れられてからでないと、見られたくない部分を隠し通さなければという恐怖から、自分が嫌われる前に人を遠ざけようとして交流どころではないので。

せっかくだから今度は、自己愛を活かす会にもお邪魔出来たらいいなって思います(^^)

また長いメールで失礼しました(^^;)

あ、ちなみに頑張ってません!
頑張ってないけど、なんだかつらつらと文章が打ててしまいます(*´∇`*)

アレは言わない方が…とかこれは言っちゃダメ!とか意識することなく言葉が綴れる事がこんなにも『楽しい』ものだったなんて!

 

「人は自分の「悩み」と引き換えに、「何か能力」を身に付ける」ことがあります。

つらい「感情」か逃れるために、「思考」に逃げ込んだせいで、大変なこともあったけど、そのギフトは、あれこれ悩んで考えてばかりいるうちに、「言語化する能力が発達する」こと。

人は、自分の影を受け入れると、自分の光ももっと活かせるようになります。

杉田 隆史

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