「仕事中イライラする」

と悩んでおられたクライントさんから、
個人セッション(心理セラピー)の後にいただいた感想です。

(ご本人の許可をいただいて掲載しております)

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今日はお話を聞いていただきありがとうございました。
お会いできてよかったです。
私の中でほぼ解決していたのですが、ワークでもっと奥深い自分の気持ちがわかりました。

最初は恥ずかしい思いがありました。
切り離したいと思っている事実を、また感じないようにしていた感情を出せるか迷いがありました。
しかし、不思議と簡単に出すことができました。

上司に親を投影しやすいということでしたが、そうかもしれないと思いました。

頑張れば自分を見てくれる、

その一方的な思いが空回りしていることにも気づきました。

上司は親ではないし、むしろ理想の上司になってほしいというわたしの勝手なネガイだったのですね。

杉田先生がおっしゃった、

お母さんはお母さんなりにお母さんをしていたのですね、

と言う言葉がすんなりと心に入ってきて、腑に落ちました。

わたしは今まで、強くいなくてはならないし、上司や親は強くあるべきと思って大きな期待をしていたのですね。
依存心が強かったんですね。
すごくスッキリしました。

悩みのひとつである、高校の授業ですが、〜すべきといった偏った考えを持っていたので、うまくいかない部分はそんなところが影響していたのかなと思いました。

授業の内容は、高齢者の人権とか、医療のことなんですけど、人権とかって、人に期待しすぎる考え方を持っているわたしが人権なんて教えられるわけがないんですよ 笑
コミュニケーションも苦手でしたしね 笑

今は、人との心の距離が縮みました。
人のことを考えられるようになりました。

相手を不快に感じるのではなく、相手の大切にしているものを見ようとするようになりました。

自分が疲れたり弱っていて自分を大切にしなくてはならない時に、自分を尊重できるかまだ不安ですが、それはできるだけ伝えるよう努力していきたいと思います。

最後になりますが、ひとつ言い忘れたことがありました。
実はストレスチェックの実施者をしていました。
今はあまり仕事はないのですが、これからストレスチェック後の悩む職員と話をしたりします。

今回のカウンセリングを受けることで、杉田先生から、面談の際のヒントがもらえたらいいなと思っていましたが、入り込みすぎて結局よく覚えていません 笑

プロの技術を盗もうと思っていましたが、やはりプロの技術は盗めませんでした。

まだまだ書き足りないことはありますが、わたしの人生に変化を与えていただき、本当に感謝しています。
杉田先生、お忙しいと思いますが、ご自愛くださいませ。
ありがとうございました!

 

> 上司に親を投影しやすいということでしたが、
> そうかもしれないと思いました。

「親が自分の期待に応えてくれなかった」と思っている人は、その期待を他人に向けてしまいがちです。

特に、その人にとって親しい人や、会社の上司というのは、その期待を強く向けてしまう傾向があります。

セラピーをしていると、上司に対して、

「どうしてガンバっている私を認めてくれないんだ!」

「なんでもっとちゃんとしてくれないんだ!」

「Aさんのほうばかり気にかけていて、自分のことを見てくれない!」

みたいに思ってしまうという話ををよくお聴きするのですが、

たいていそういう方は、自分の親に対して同じような思いを持っていることが多いんですね。

セラピーでは、そういう方の痛みとなっている原体験を扱って、人に対する期待値をさげ、生きやすくなるようにサポートします。

杉田 隆史

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