「このまま一生自分を養っていけるのか不安」
と悩んでおられたクライントさんから、
個人セッション(心理セラピー)の後にいただいた感想です。
(ご本人の許可をいただいて掲載しております)
杉田さま
昨日はこちらこそありがとうございました。
その場でもお話いたしましたがたくさんの気づきがあり、
人生はぜんぶ、細部までぜんぶ自分で決めなければならない
ということが現場では重く辛かったのですが、
徐々にイコール、人生は無限の可能性があるのだと、
人生は選べる、というように視点が変わって参りまして、
それが大変大きなことでした。なんとも無しに持っていたもの、
住んでいた家までもが新しく輝いて見えて、
「これも私が選んでいるのだ」という意識が新鮮で、
すると不思議と「こうしたい」という気持ちも湧いてきたりもして、
あんなに人生に対して無気力だったのにな、
と自分をおかしく思います。杉田さんは一度も私を哀れみも甘やかしもしませんでした。
サイトに書いてある
「セラピーを受けているときだけ気分が良くなるのではなく、
普段の生活が変わるような施術を」
というのが本当にその通りで、
正直に申し上げるとご料金面で躊躇があったのですが、
工面してでも伺ってよかったです。また、○○/△△のお話も大変興味深く、
○○の頭の構造を聞けたこともこれからの大きなヒントになりました。
教えていただいたブログも拝見しました。
自分が発達障害の傾向があるのではないか、
という不安もあったのですが、
その傾向のことを「△△」と表現されると
「仕方のないことだ」と受け入れられたのが不思議です。これからもこの意識を保ったまま
毎日を送っていけることを願っております。
前に書いた記事で
ということをお話したのですが、たとえば、ある人が、ずっと、「自分ことが決められない」と悩んでいたとしても、
その人にとって、「自分ことを決めない」ということは、「何らかのメリットがある」から、今もやっているんですね。
(↑そういう方は、たいてい子供の頃に、
「誰かに決めてもらったほうがうまくいく」
「イヤイヤでも誰かに決めてもらったほうが、まだマシな結果になる」
みたいな経験をたくさんしている)
ただ、その方に現在は起きていることは、その「自分ことを決めない」ということをしていることが、だんだんメリットが少なくってきて、もうやる意味を感じなくなってきている、ってことなんですよ。
ただ、それは昔からクセのようにやってきていることですから、自分でなかなかそれをやめられなかったりするんですね。
セラピーでは、そんな方の無意識的な部分アプローチして、その方の「変わりたい」を後押ししていきます。