「人間関係が心配で動き出せない」
と悩んでおられたクライントさんから、
個人セッション(心理セラピー)の後にいただいた感想です。
(ご本人の許可をいただいて掲載しております)
こんにちは。
△年△月△日に2時間の個人カウンセリングを受けさせていただきました。
お忙しい中、お時間を取っていただきありがとうございました。カウンセリングを受けた直後は、自分の中の変化に気が付かず、何だったんだろう…。
と思いながら家に帰ったのを覚えています。
その後、少ししてから、カウンセリングの効果実感しました。私は、人間関係が大切で、同時に人間関係に苦手意識を持っていました。
人間関係が良いか悪いかで自分の人生が良いか悪いかが決まると思っていました。しかし、杉田さんがカウンセリングの中で、人間はグレーで、白も黒もない。
バランスが大事みたいな事をおっしゃっていて、聞いた直後は?という感じでしたが、今は、私なりの解釈が入ってしまっているかもしれませんが、私は、人間は良い所も悪い所も平等にある。
みたいな意味として解釈しています。それを聞いて、すごく納得している自分がいます。
どんなに素敵な人でも、必ず、良い所と悪い所?があって人間っていろいろなんだなぁと。そんなグレーな人間に完璧に好かれようなんていうのは無理だと。
人間関係を諦める訳でも、人をないがしろにするわけでも、ないですが、良い意味で諦められたかなぁと思います。
なんか、人間関係上手くいくか、いかないかは私の悩める事ではないのかなぁ。
と今では思って、人間関係が心配で~出来ないという気持ちがほとんどなくなりました。そこで好かれるか嫌われるかはまぁ、勝手に決めてよ…みたいな(笑)
別にあなたに気に入られる為に私は生きている訳ではないからさ…と。本当にこんな自分が居てビックリです。
人に好かれよう好かれようと頑張ることもなくなり、なんか、心の余裕みたいなものが出て来ました。カウンセリングって一過性のものではないんですね。
これからの人生で長く使える何かを手に入れる事が出来るものだったんですね。そして、もうひとつ、私は、小さい頃から親に気に入られる為に、怒りを封印して生きて来ましたが、今はその感情を感じられるようになっています。
不思議と感情って受け入れて、ちゃんと感じるとなくなるんですね。
悩んで一日が終わることがなくなりました。今では、愚痴を言っちゃう私も、ムカっとしてしまう私も人間らしくて好きです。
結構自分ってブラックな性格してるんだなと気が付きました(笑)杉田さん、本当にありがとうございました。
人間には白も黒もない。グレーである。
この言葉、気に入りました。大切にします。人間関係の心配はなくなったし、次は何をしようかなぁ~。
「怒り」を出せない、「怒り」を感じないという人がセラピーに来られることはとても多いです。
一般的に「怒り」は出していけない感情のように思われていますが、それは、「怒り」と「攻撃」を混同しているからです。
「相手を罵倒する、殴る」というのは、「攻撃」です。「怒り」とは別のもの。
「怒り」そのものは、「自分の大切なものを守るために必要な感情」なんですね。
なので、「怒り」を出せない、「怒り」を感じないという人は、「自分を守る」ことができませんから、他人に「NO」と言えず、他人に簡単に自分の中に入り込まれてしまうんです。
セラピーでは、「自分を守る」ために、「怒り」を感じるお手伝いをすることがあります。