大晦日に、今年1年を
振り返るあなたも
振り返らないあなたも
こんにちは。
素朴に年末を過ごし杉田です。
1週間お疲れさまでした!
このブログって、あまり時事的な話題に触れることもありませんし、季節や時期に合った話をしているわけでもありませんし、いつもマイペースで、独自の道を行っていますよね。
なので、「今年1年を振り返る」なんて言うと、「らしくないなぁ」なんて思うんですけど、
今年最後のブログが、ちょうど大晦日の日に当たったし、なんとなく、今年1年を振り返ってみたいような気がするんです。
あっ、この「なんとなく」って言葉って、いいですよね。頭で考えずに、「自分全体」を使って判断しているような感じで。
ということで、私にとっての今年1年ですけど、出版のこともあり、今年ほど、「ブログを書いていて良かったなぁ」と思った年はありませんでした。
そうそう、ちょっと前にブログ読者さんから、こんなメールをいただいたんですよ。
(ご本人の許可をいただいて掲載しております)
機会と勇気がなくてずっと伝えられずにいましたが、3年前、私は銀行員でした。
最悪な環境で働かされていた私は、やりたいことは沢山あったはずなのに、忙殺されていく毎日に心身共についていけず、
遂に何がやりたいのかさえ分からなくなってしまいました。
なんだかカオスの世界に引き込まれたかのように、決断する力がなくて大好きな買い物もできないくらいでした(゜ロ゜;
そこで、ネットで「何をしたいかわからない」で検索して、あなたの言葉と出会いました。2つ質問があって、
自分がそこまでしなくてもって程こだわっちゃうことなんだろうって考えたら、今まで趣味とも答えなかった「カメラ」がすぐに出てきました。知識も乏しく機械音痴なのに、私は急速に不況になった世間も気にせず、銀行員という名を棄てカメラを現場で身に付けてやると飛び込みました。
2つ目の質問は難しくて、すぐに答えられなかったけれど、私は人と視点が違うと言われて育ったので、色々な角度から物事を見て、
自分の観ている世界を親に見せて(話して)
驚かせたりするのが大好きだったことを思いだしました!今、カメラマン歴は3年半です。私が今までで最も長く続いている仕事です。
フリーでもちょいちょい仕事を引き受けました!更に今年6月から、ブライダルフォトグラファーもやっています。
今では、凄く誇れる仕事だし、何より私は感覚を生かした仕事が向いていたんだ
と気付かされました!!!長くなりましたが、ずっと杉田さんに感謝していて、いつか伝えようと思っていました。
案の定、あなたの言葉の通り、
私を見て周りの友達は勇気をもらったと、本当にやりたかった仕事に転職して今も笑顔でがんばってる子、
教員免許を取るため仕事を辞めて大学に入り直して愉しく努力してる子がいます!
私の心の教科書として、杉田さんの本も買うつもりです(^-^)
本当に、杉田さんと出会えて私の人生のターニングポイントになりました。ありがとうございます!!!
自分が何気なく書いているブログが、こんなふうに人の人生に影響を与えているなんて・・・うれしいなぁ。(シミジミ)
そうそう、「自分の道」を歩いている時って、なんか「しっくり」くるんですよね。
そんなにガンバってないのに、人から感謝されたり、自分を助けてくれる人が現れたり。
そういえば、私のスキな神話学者のジョゼフ・キャンベルもこんなこと言ってしましたっけ。
「あれをすべきか?これをすべきか?」
その問いに、私はこう答えます。
「自分の無上の喜び、至福を追求しなさい」とね。
人には自分が中心にいるかを知る、内なる力があります。
自分が正しい道の上にいるか、それとも外れているのかを知る力がね。
私自身も、メールをくださったブログ読者さんと同じように、自分が「正しい道の上にいる」ことを、今まで以上に感じた1年でした。ありがたいなぁ。
それでは今年最後に、もう1つジョゼフ・キャンベルの言葉を紹介させていただいて、2011年を締めくくりたいと思います。
人間は皆、人生に「意味」を求めるといわれますが、
本当に人間が求めるのはそういうことではないでしょう。
私たちが人生に求めるのは、「生きている実感」だと思います。
日常の行動や体験が、自分の最も深い所にあるものと共鳴して、生きていることの無上の喜びを感じることです。
あなたが来年、あなたの「正しい道」の上を歩いて行けますように!
Follow your bliss!
それでは今回はココまでにします。
今年1年ブログを読んでくださって、ありがとうございました。
また来年お会いしましょう!