「結果の予測が出来ない行動に出るのが怖い」という悩み

個人セッション(心理セラピー)体験者の声

「結果の予測が出来ない行動に出るのが怖い」

と悩んでおられたクライントさんから、
個人セッション(心理セラピー)の後にいただいた感想です。

(ご本人の許可をいただいて掲載しております)

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杉田さん

お久しぶりです。○○です。

個人セッションでお会いしたときから4ヶ月も経ってしまいました。
いつか感想をお伝えしようと、あれから感じたことをノロノロと書き溜めていましたが、感じることは毎日積もり積もって行くばかりでキリが無く…とりあえず一区切りとして状況報告します。

思い返せば高校の頃、持病が悪化する前からから低空飛行は始まっていました。
転地療養も兼ね、いろんな思い出が詰まりすぎた日本から逃げようと思い、両親に海外の大学に行かせてもらいました。

向こうではもともと行っていた食事のコントロールを意識的にするだけで持病はほぼ完治し、表面的にはとても明るくなりましたが、低空飛行なのは変わらず、空気が半分抜けた風船の様にフラフラと大学生活を過ごし、あまり達成感の無いまま卒業してしまいました。

低空飛行を始めて10年程経ち、「こんな自分のままで死ぬのはいやだ!アー!」と強く思うきっかけがあったのが5ヶ月前でした。

「アー!」と言っているうちに体がグッタリしてきてしまい、なんとか精神的に強くなれないかと思い、ヒントを探しに本屋をさ迷い、密教や聖書についての本を読みましたが、
「~という心の状態であれ」とは書いてあっても、どうやってそこに至るのかが書いていなくて、腑に落ちない事だらけ。

その後寝不足になりかけながらネットサーフィンしすぎてどのような経緯で杉田さんのブログに至ったのか覚えていませんが、最初に見たページが「そして孤独になるはずの所で、全世界と一体になる」の引用してあるページでした。体がビリビリ感電したような感じになりました。
そしていつのまにかセッションを申し込んでいました。

初めてお会いした杉田さんは、何か大きい体をモジモジして何故か「すみません」を連発していていて、こんなに攻撃性0の人ってなかなかいないな、と思いました(笑)。

セッションを受けた時は何に悩んでいるのか意識レベルで分かっていなかったので、うまく説明できず困ってしまいました。

今思えば、私の悩みはシンプルで、「今まで自分で選択して行動した経験が少ないせいで、結果の予測が出来ない行動に出るのが怖い」事だったと思います。

イメージとしては、「井の中の蛙、大海の広さにワクワクし、でも溺れない保証はどこにもないことに気づきプルプル震えてしまう」という状況でした。

セラピー中は、外の景色、隣の部屋の声が私の内側で共鳴しているような感覚を覚えました。アヤシー!

セラピー直後は結局悩みを解決するためにどうすればよいのか分からず、「そのうち効果が現れますよ」と仰った杉田さんに対し
「何言ってんだこの丸刈り坊主!」(ごめんなさいごめんなさい)
と一瞬思っていましたが、その日から、何と言うか…自然に自分と友達になり始めました。

海外で生活していた時、私は何故かうつ病の友達が多く出来て、いつも彼らの相談にのっていたのですが、良く考えれば肝心な自分の相談にのっていなかったことに、セラピーを通して気づいたのです。

「○○したいのに、○○についてあまり知らないから、○○するのが怖い」
と自分が言っていたので、さっそくいろんな所に行って、○○の情報を集め始めました。

その過程で分かったのですが、○○という情報を得るためにどこかに行っても、その情報が得られる場合とそうでない場合があり、変わりに全く想定していなかった◎◎という情報が得られるのです。

それが体で分かったら、前ほどワクワクとプルプルの高低差が無くなり、体のグッタリも消えていきました。

セラピー中に「何処へ行っても、誰と会っても、何故か家に戻るとその場所、人が存在しないような気がする」とお伝えしましたが、

その不快な感覚も消えて行き、全ての場所、人は今も私と同時に存在しているのが分かるようになりました。超アヤシー!(笑)

自分の状態が良くなっているのかはっきりしないまま昨年12月のワークショップにも出席させていただきました。

個人セッションの時のちょっと真面目な杉田さんと違ってユーモアたっぷりな杉田さんが見れて、何よりも数年後ヒーローになる人たちに実際に会えちゃってとてもお得でした。

その後の飲み会で未来のヒーローの数名に、誰にも言っていなかった将来やりたいことをつい話してしまいました…

私は持病でアトピーを患っていた過去があるので、同じくアトピーを患っている人の話を聞いて、精神面と生活面のサポートをしたいと思っています。

どうやって実現するのか良くわかりませんが、そこまで話してしまったのもワークショップの不思議な影響があったからだと思います。

杉田さん、自分でも時々何言ってるか良くわかりませんが、本当にお世話になりました。

 

> 「何言ってんだこの丸刈り坊主!」

ガッハッハ!そのまんまじゃないですか!(笑)

私もセラピーを受けた経験からわかるんですけど、効果はジワジワとくるんですよ。ボディブローのように。

その時、体の感覚は「何か」があったのはわかるんだけど、それが言葉にできない。言葉にできるまでに時差がある。

それは、セラピーが意識ではなく、無意識に響くようにやっているからなんです。

そういえば、私のセラピーの先生が言っていことを思い出します。

「杉田さん、ガンバろうが、ガンバるまいが、変わる時は変わるんですよ」

今はその意味がよくわかります。

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