「頭でばかり考えて行動できない」
と悩んでおられたクライントさんから、
個人セッション(心理セラピー)の後にいただいた感想です。
(ご本人の許可をいただいて掲載しております)
杉田先生
△△でお世話になりました、□□県から行きました○○です。あのセッション後の私の変化をお伝えしたいという衝動があふれ出てきて、Eメールいたします。
おそらく、もの凄い長いメール、だらだらメールになってしまうと思いますので、また、杉田先生さらにお忙しくなってらっしゃるようなので、お返事は結構です。
お手すきの時に目を通していただくだけで、幸いです。先生のセッション受ける前から、先生がブログで紹介されている本を1冊、1冊読み進めていました。(もちろん先生の本はお会いする前に拝読しておりました。)
セッション後も読み進めまして、現在は、あそこで紹介されているものは、ほぼ全て(「夜と霧」、「旅をする木」はまだです。)読みました。
もう本当ぉぉに、よくわかりました。腑に落ちています。
心のざわめきがないです。
悩みの仕組み、世の中の仕組み、恋愛の仕組みなどなど、私完全に生まれ変わりました。自分がやりたいことを止めるものがなくなったので、行動・思考がめちゃくちゃスピーディーです。
うまくいっている人とうまくいっていない(悩んでる人)人の思考の違いが自分なりにわかりました。
私の考えた表現で書きますと、うまくいっている人にも悩みがないわけじゃないんですね。
(悩みが全くない、という人もそれはちょっと普通の状態ではないと考えます。)うまくいっている(ように見える)人は、問題が発生すると、自分でコントロールできる部分とできない部分を瞬時に分けて、コントロールできる方に集中して、そちらだけに対処して、コントロールできない部分は明らめる、受け入れる、腑に落とすということをしている。
しかもうまくいっている人はこれらが瞬時に、また、自動的に(無意識に)できるから、周りからみると悩んでないように見える。
というようなことに気がつきました。さらに、先生のワークショップの内容は、(まだ参加できていませんが、先生が目次?で、チラ見させているをタイトルだけで判断すると)うまくいっている人のこの思考方法をトレーニングとして、意識的にやらせる、ということをされているのかなと勝手に感じています。
(私は、先生のワークショップ、日程合えば、参加したいと考えています。もう悩んでなくても(笑)。)私も心理カウンセラーになって、いろんな人を腑に落ちた状態にしたいと思い、心理カウンセラーの資格を取りました。
名刺に書くときは、先生にならって、「心理セラピスト」と書きたいと思っています。
頂いてよろしいですか??あと、心理カウンセリング・セラピーというのは、別名、「例え話のプロ」なのかなとも感じています。
先生のワークショップを受けた方の感想の中で、「杉田先生は、例え話のプロだ」という表現があったのですが、人を腑に落ちる状態にするには、「正論(または当たり前のこと)」を「例え話」で、わかりやすくした状態で伝えることが大切なのだなと思っています。
先生のおっしゃるとおり、「正論」では、人を変えられない、動かせない。
話が支離滅裂ですが、「影響力の武器」も面白いですねぇ。
人に伝えたいような、だれにも教えたくないような。。。いろいろと思いつくまま、書いてしまいましたが、先生ありがとうございました。
日程が合えば、ワークショップに参加させていただきます。
「私は、自分のやりたいことを素直にやっていき」ます。
人が変化するのに必要なことは、
(1)新たな体験する
↓
(2)気付く
↓
(3)行動する
という3つが必要になります。
(1)いつもと同じ「体験」しかしていないのに、違う毎日になることを期待しても、それは無理です。
(2)新たな体験をしても、そこから何も「気付き」が得られなければ、何も新しいことは起こせません。
(3)でもどんな気付きがあっても、その気付きを元に「行動」しなければ何も変わりません。
そう考えると純粋に心理セラピーが提供していることは、
「(1)新たな体験」だけなんだと思います。
その先の「(2)気付く」と「(3)行動する」は、クライアントさん自身でやらなくてはなりません。
もちろん心理セラピーは、クライアントさんの中に多くの「気付き」が起こるように、たくさんの仕掛けがしてあります。
でも「気付き」は、「人から与えられるもの」ではなく、「自分で感じるもの」なんですよね。
それが、元気になっている人は「自分で自分を救っている」
ということの意味なんです。