嫌なことをするのが
スキなあなたも
キライなあなたも
こんにちは。
外国人の赤ちゃんから不穏な表情をされ杉田です。
1週間お疲れさまでした!
えーと、今回のブログのタイトル、「嫌なことをするの楽しい!」なんて、普通だったら考えらないですよね。
嫌なことは嫌なんだから、楽しいわけがない。
でもだからといって、嫌なことをどんどん排除していくと、人はそれで幸せになれるかというと、そうでもないんですよね。
例えば、ある人が、
「会社の人間関係が嫌だ」
「仕事内容に全然興味がもてない」
「そもそも通勤電車に乗るのが嫌だ」(笑)
なんて思って、「ウオー!もうガマンできない!」って、今働いている会社をバーンと辞めてしまったとしましょう。次の仕事も決まっていないのに。
そういう時って、仕事という「嫌なこと」を排除したはずなのに、その人は、ハッピーな生活が待っていないと思うんですよ。
たとえ、実家に住んでいて、貯金もある程度あって、当面の生活の心配はないから、転職活動をしなくてよかったとしても、そんな無職の生活を1ヶ月も続けると、
今までスキだった家にいる時間が急に退屈になったり、
友人に会うものめんどくさくなったり、
近くのコンビ二行くのすらツラくなったり、
前はカンタンにできたこと、楽しかったことも、どんどんめんどくさくなったり、嫌になったりするんですよね。
しまいには、その嫌な仕事をしていた時と同じくらい、ツラくなっちゃったりして。
私も何度もそういう経験があるからわかるんです。
人はどんなに「嫌なこと」を排除していっても、「今、自分にあるもの」の中から、また新たな「嫌なこと」を見つけ出してしまいますから、結局「嫌なこと」がなくなるってことはないんですよ。
「休日がうれしい」のは、「平日働いている」からで、休日しかない人は、休日の良さがわからなくなってしまう。
結局、人は、対極にあるものを「同時に」持っていないと、その価値がわからなくなってしまうということなんでしょうね。
「嫌なこと」があるおかげで、「楽しいこと」の価値がわかったりする。
ということは、「嫌なことを排除する」ということは、同時に「楽しいことも排除する」ということなのかもしれません。
きっと「引きこもり」って、「嫌なこと」をどんどん排除していって、「楽しいこと」もなくなってしまった状態だと思うんです。
そこで今回のブログのタイトル、
「嫌なことをすると楽しい!」
ということにつながっていきます。
「嫌なこと」も適度にしていないと、「楽しいこと」もわからなくなってしまうんですよ。
で、お伝えしたいことはココからなんです。
もしあなたが今、引きこもっていたり、仕事を辞めたはいいけど、次の仕事が決まらずに、時間を持て余しているのだとしたら、ちょっとメッセージがあるんです。
恐らく、あなたは、
「自分はこんなに時間があり余っているのに、何もしていない。みんなはちゃんと働いているのに・・・」
なんて落ち込んでいると思うんですよ。
まわりからも「甘えている」とか、「贅沢な悩みだ」とか、散々言われているのではないでしょうか。
確かにあなたは、「嫌なことから逃れる」ということをしてきて、その結果、今の状況をまねいているわけです。
でもですね、
「嫌なことを排除し」、「時間があり余っている」あなたは、結果として、普通に働いている人より、「楽な状況にいる」のではなく、むしろ「大変な状況にいる」のかもしれないんですよ。
「時間があり余っている」っていうのは、一見贅沢な状況に思えるけど、実は「パフォーマンスを発揮しずらい状況」なんですよ。
ほら、課題の提出まで時間がある時って、
「よし、今回は時間があるから、いつもより完璧なものを作ろう!」
なんて意気込んでも、結局ダラダラやっちゃって、時間をめいっぱい使って、いつもと同じクオリティのもの提出しません?(笑)
それじゃいつもより時間かかっている分ダメじゃんみたいな。(笑)
ほら、「時間があり余っている」って、かえって力を発揮しずらいでしょ?
だから、「嫌なことを排除し」、「時間があり余っている」あなたは今、逆に「楽しいことがなくなり」&「パフォーマンスが発揮しづらい」という二重苦であって、
普通に働いている人より「楽な状況にいる」ではなく、むしろ「大変な状況」にいるのだと思っていいんですよ。
だから今のあなたは、まさに大仕事をしようとしているヒーローなんです。
これこそスゴいチャレンジなんですよ。
YOU やっちゃう?(笑)
それでは今回はココまでにします。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
また次回お会いしましょう!